生涯現役
北里大学形成外科同門会の勉強会と新年会に参加しました。
久しぶりに大学関連の行事に参加したのですが、若いドクターから退官後の大先生まで幅広く出席していました。
大学はアカデミックで、臨床と研究をバランス良く行うよう指導しているようです。
思考を含め、医師としてレベルアップすることをきちんと教育している様子が伺えました。
若い先生方も落ち着いてしっかりした雰囲気でした。
私のような末端の開業医にとっては、身の引き締まる思いです。
驚いたのは、70歳過ぎのシニアドクター先輩方が今でも現役で手術をされていること。
匠の世界です~
戦後生まれの諸先輩方は、若い頃(1970~80年代)、医師として猛烈に修行されており、今でいうパワハラ・ブラックは当たり前の医学界。単なる手術スキルに留まらず、デッサンも学んでいたとか。他にもメカニックなことや、写真、工作など幅広い趣味をお持ちな方が多く、教養も深い。とにかく“仕事好き”な集団なのです。だからこそ生涯現役でお仕事ができるのでしょう。
仕事が好きという空気で満たされていました。
私も美容医療大好きなので(研究は苦手)、とても居心地のよい時間を過ごすことができました。
医者は日曜日だろうが何だろうが、勉強するんです。自己研鑽命。
大先輩は、深夜3時まで仕事をして朝7時に起きるとか、
朝3時半に起きて始発で仕事に行くとか、もうワーカーホリックの極み
でも、好きでやっているから、全く悲壮感がなく、かえって楽しそうに見えるのが美しいとすら思えます。
そして人の役に立っています。
いいなぁ。
匠先生方の足元にも及びませんが、私もまだまだ頑張ろう