医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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Blog院長ブログ

渇愛と志欲

「渇愛」という仏教用語があります。

食欲、睡眠欲、性欲、物欲、承認欲求などは、人体の穴(目、耳、鼻、口、肛門など)を満たす快楽。

GIVE and TAKEのTAKEによって得られる満足です。

渇愛という人間の欲望は際限がなく、何か満たされると、またその先を求めて、、、を繰り返してしまいます。

 

渇愛の分かりやすい例が、お金という欲でしょう。

収入は上を見ればキリがありません。

1000万、5000万、1億、5億、10億、いくらあれば安心するのでしょうか。

ハイブランド商品や宝石、高級車、クルーザー、別荘、自家用ジェット。

最近は宇宙旅行でしょうか。

我々人類はどこへ向かっているのでしょうか。

資本主義欲望まみれの世の中では「もっと売って、もっと利益を上げて」が当たり前の目標になっているから、人間はどんどんエネルギーを消費して、環境破壊を続けています。

環境意識の高い方が、「地球は死にませんよ。死ぬのは私たちです。」とお話されていました。

ドキッとしました。

地球に優しいとか言っている場合ではなく、我々人類が生きられなくなってしまうというダイレクトな表現は胸に刺さります。

 

「美容欲求」も渇愛だと思います。

もっときれいに、もっと美しくなりたいループにハマる人がいます。

これは虚しく、いつまでたっても満たされない永遠のラットレース。

渇愛的美容は不健全ですし、多くを求め、過剰な美容医療を受けても顔は張りぼて、美しい生き方と思えません。

どこかで「まあ、こんなものか」と割り切りながら、ほどほどに持続可能なメンテナンスをしている人は健全な精神の持ち主ですし、きれいでいることがQOLを高め、人生の本質部分に貢献できれば、それは丁度よい美容欲求だと言えるでしょう。

美容医療に携わっていると、自分のやっている仕事は、視覚的客観的に肌を美しく清潔に整えるということが使命であり大前提なのですが、その人の心が美しく整うように美肌治療をしているような感覚があります。

私自身が身に付けた美容医療のスキルや考え方を通して、人としての生き方を見つめ直し、自分も社会もより良くしたいという志の方々が増えたらいいなぁと思っています。

 

渇愛の虚しさに気付いたのは40代半ば頃でしょうか。

知足できたことは良かったのですが、人生の目標を見失った気分になりました。

欲が無ければ成長が止まってしまうかもしれないという漠然とした焦燥感から、本心では願ってもいない目標設定をすることもありましたが、何かおかしいといつも心の中に小さなしこりを感じていました。

お釈迦様は、「志欲を満たしなさい」と言います。

志欲とは、自分の持てる能力を人のために活かすということです。

GIVE and TAKEのGIVEによって得られる満足ですね。

何を与えることができるのか?については、個人個人の得意なことによって個性があっていいのです。

今年はクリニックの人事制度を作成するために、動画で学習を続けているのですが、その動画の中で、繰り返し出てくる言葉を紹介します。

「相手はどんな人で何を求めているのか。相手のために何ができるのか。」

これはまさに志欲ではないでしょうか。

私自身は、まだまだ志欲ばかりではなく、恥ずかしながら少しは渇愛も残っています。

若い頃は100だった渇愛も、今は10くらいに減りました。

減った90が全て志欲になっているかというと、そんなことでもないような気がします。

これからは、相手のために何ができるのか?を真剣に考えながら、自分の持てる力を惜しみなく他人に降り注げるような人間になりたいと本気で考えるようになりました。

今まで学んできたことを掛け合わせて、世のため人のために自分の力を使える人に成長したいと思います。

35歳で悟りを開いたお釈迦様の教えは、2600年経っても色褪せず、人生の本質を捉えていることに畏敬の念を抱きます。

 

 

 

結婚式

随分久し振りに、親戚の結婚式に参列しました。

甥が27歳で結婚、おめでとうございます

我が子が結婚するイメージを勝手に膨らませながら、涙腺が崩壊しそうになりつつ、珍しく塗ったマスカラでパンダになってはならないという冷静さが際どく勝利。ぐっと堪えて平常心を保ちました。

50人くらいのコンパクトな披露宴で、会社関係の人も少なく、形骸化した上司のスピーチ連発ということもなく、ほのぼのとしたお祝いでした。そういえば、恒例友人の芸というのもありませんでしたね。

最近は、同居⇒入籍⇒(結婚式)という順番がトレンドだとか。

結婚式は恥ずかしいし、お金もかかるし、やらないというのも合理的なのでしょうね。

 

小さい頃はうるさくて落ち着きがなく、親戚の大人をイラっとさせた甥が、素敵な女性と恋愛結婚に至りました。

晩婚化・未婚化と叫ばれるこのご時世に、何とも喜ばしい限りです。

結婚は賛否両論ありますが、私は自分自身が結婚して、たくさん苦労も経験しつつ、喜びの方が100倍返しだと感じていますので、結婚はチャレンジする価値が大いにありと思っています。

25歳研修医の時の出来事。黄昏時の病室で、担当した50代女性が「私は仕事で成功した。けれど子供を産まなかったことだけは後悔している。」と語った時、子供嫌いの私の心に何か変化が起きました。

今となってはこの女性に感謝してもしきれません。

それ以来、若い人には「生理的嫌悪感さえなければ付き合ってみればいい」と伝えています。

自分の自由がなくなるからとか、お金がないからとか、結婚しない理由をあれこれ並べる人もいますが、結婚や子育てを通して人はグンと成長する可能性があります。この経験値は侮れません。

上手くいかない時もあります。

我慢が必要なこともたくさんあります。

家族喧嘩で落ち込むこともあります。

人知れず涙することもあります。

山あり谷ありですが、やはり喜び100倍です。

 

若い人たちが、普通に胸キュン恋愛を楽しんで、一緒に暮らせるような社会だと夢があるのではないでしょうか。

家庭を持つことに憧れるような社会にしていくために、私たち大人ができることは何でしょうか。やはり、子供たちが憧れるような家庭を親が見せることではないでしょうか。そう、大人が楽しんでいないと。

いい恋愛をたくさん楽しんで欲しいと思います。

20代の愛すべき対象は「男性」でしたが、30代になり「子供」へシフト、40代半ばからは「犬」へ・・・

50代以降は「生き物」、いわゆる人類愛・動物愛・植物愛へと広がりそうです

 

 

2023.11.29

友達

30年ぶり以上に、高校時代の友人Iさんと再会しました。

年賀状はずっと続けていたのですが、なかなか「会いましょう」ということにはならず、50歳を過ぎてしまいました。

お互い子供の年齢が同世代であり、子育てに一区切りついたというのも、再会するタイミングだったのでしょう。

 

私は高校2年の夏から1年間アメリカに留学したので、18歳で帰国した時はみんな高校3年生、大学受験を控えピリピリした雰囲気が今でも鮮明によみがえります。

すっかりアメリカかぶれで、金髪にイケイケハイテンションだった私が、「Hi,みんな久しぶり!」と1年ぶりに教室へ戻った時、受験勉強真っ最中のみんなとは空気が違い過ぎて、ここは私の戻る場所ではない・・・と痛感

そのまま職員室へ行き、「私はまだ高校生活を楽しみたいので、2年生に戻ります。」と宣言。

当時アメリカでの1年間が高校単位として認められたので、3年生に戻るか2年生に編入するか選ぶことができました。

私は2年生に入り、少しでも青春を謳歌したいと決意。というか、あと半年で受験なんて気分にはなれなかったし、そんな能力もありませんでした。

ますは自動車教習所へ通い運転免許証を取得

それから友達と遊ぶ時間を楽しみながらも、医師になりたい夢は叶えたかったので、私なりに遊びと受験勉強を両立させました。とにかく悔いのないよう遊びまくりましたので、全く後悔はございません。

母親には「アメリカに留学して、おかしくなった。」と言われたくらい、真面目な高校生ではなかったと思います。

とにかくやりたくことがたくさんあり過ぎて、思うままに好きなことをやっていたら、高校1年生の時に仲良しだったIさんとは生活のリズムが異なり、疎遠になってしまいました。

留学する時、成田空港まで見送りに来てくれたのに、

留学中は手紙や励ましの音声をカセットテープに録音して送ってくれたのに、

自分のやりたい事ばかり優先していて、Iさんに十分恩返ししなかったことは、今となっては恥ずべきことだと若気の至りを反省しております。

それでも、年賀状だけは毎年出していたのが幸いでした。

若いときは、その若さゆえに、「継続は力なり」という感覚が欠如しており、新しいことやワクワクすることにばかり意識が向きがちでした。人間関係を紡いでいくことの価値を軽視していたという反省があります。

 

1990年、2000年、2010年、2020年、、、と月日は流れ、ようやく感動の再会

今でも昔の面影を残し、楽しかった留学前の高校時代が一気に蘇ります。

たった1年間ですが、ぎゅっと詰まった濃厚な思い出が、海馬から溶けるように染み出しました。

どちらかと言えば大人しく控えめだけれど、とてもユーモアのあるIさん。

30年間を埋めるように、お互いの歩んで来た道を振りました。

一緒に話す時間は大変心地よく、ああ、友達っていいなぁとしみじみ感じながら、高校時代を懐かしむことができました。

いい友達って、ずっと一緒にいることでもないんだなと。

これからはずっと大切にしたい人です。

 

幸せな時間をありがとう、Iさん

あなたと出会えて本当に良かった。

 

子供が成人するまでは、家族の比重がダントツに高く子供に意識が向いていましたが、子供は大きくなりそれぞれの世界に羽ばたいていきます。

そんな今だからこそ、大切な友人との関係を心から大切に継続したいと思う中年麻子でした。

2023.11.24

なりたい自分をイメージ

“AESTHETIC & ANTI-AGING MEDECINE WORLD CONGRESS”

という国際学会が京都で開催されましたので、紅葉も兼ねて足を運びました。

京都は高い建物を規制しているため、空が抜けるように青く広く、都市化され過ぎていない街並みも心地よく、何よりも「千年の都」という歴史の深みを感じます。

 

朝の京都御所は格別の空気でした。

人気のない広々した空間に身を置くことで、心身共にリフレッシュされ、英気を養うことができます。

 

私は美容医療の中でも、素肌を磨くアンチエイジングを専門ととする美容皮膚科医です。

23年間この仕事を続けてきて分かったことは、生活習慣こそがその人の肌や表情を作り、美しさの源泉となるということ。生活習慣とは主に食事・運動・睡眠をイメージされると思いますが、思考の習慣はかなり大きな要素であります。

当院の5つの行動目標をご存知ですか?

5つ目には、「なりたい自分をイメージし、それを実現させる努力の積み重ねが豊かな人生をつくります」と記しました。

3年後、5年後、10年後に、自分がどのようになりたいのかをイメージすることが出来なければ、霧の中ピンの見えない状態でゴルフをやっているようなものです。思い描いてすらいない目標に到達することはできません。

しかしながら、現実には9割以上の人は明確なビジョンを言語化することが出来ていないようです。

美容医療を受けるにあたって、どのように歳を重ねたいのかというイメージを描くことができると、「老化があまり気にならなくなりました。」と言っていただけるようになります。これこそ、私の提供している美容医療のゴールだと思っています。

 

先日、コロナ禍以来4年ぶりにある患者様が来院されました。

20年以上前から私の外来に通って下さり、ずっとレーザーや注入治療を続けていたせいか、4年ぶりでもお肌の美しさはピカピカでした

ある一定期間(少なくても3年以上)美容医療を生活の一部に組み込んでいただけますと、肌状態はかなり底上げされると感じています。

 

皆様の「どのような肌や表情になりたいか?」を、外来診療で是非お聞かせくださいませ。

それに合わせたご提案をさせていただきます。

 

 

知性と品格ある大人のための美容クリニック

医学生の頃、バリバリの美容形成手術見学にボストンの病院を訪れました。

脂肪切除、豊胸術、隆鼻術、フェイスリフトなどなど、毎日ダイナミックな手術に入らせていただいて、実際に患者さんに触らせていただいたりして、この上なく興奮したものです。

私も絶対美容外科医になると自分の進路を決めた瞬間、24歳の出来事でした。

恥ずかしながら、人を幸せにしたいというような崇高な動機ではなく、「カッコいいから」という自己中心的な向上心のみで突き動かされていました。

 

20代後半、北里研究所病院で美容形成外科研修を始めます。

相変わらず自分本位な欲望で仕事に励んでおりました。

ほとんど未経験なのに、「手術させてください」と病院内のお医者さんたちにビラを配っていたのですから、無鉄砲ですよね。若さって怖いもの知らず。

そんな私に心境の変化が訪れたのは、美容医療を受けに来院していた患者様たちの影響です。

とても知的で美しく、芯のある女性たちとの出会いでした。

立ち振る舞いだけでなく、物腰の柔らかな話し方と美しい言葉遣い、そして知的好奇心をそそられるような会話。

私もまだ若かったので、50代以上の女性たちから学ぶことがたくさんあり過ぎました。

書籍、映画、芸術、芸能から、どんな子供時代を過ごしていたのか、どんな恋愛をしていたのか、家族との向き合い方などなど。

仕事の話やお金の使い方まで教えて下さいました。

知らないことはメモを残して、後で調べて復習しました。

若かったので、記憶力が良かったせいか、患者様との会話内容がスポンジが水を吸収するように頭に入っていきました。※今はスポンジが水浸しで、全く吸ってくれません

「そうか、美容医療というのは、知的で上品な女性たちがより輝くことで、周囲に良い影響を与えるためのものなのかもしれない」と、初めて患者目線で考えるようになりました。

共通していることは、素敵な人達には、その心に人生の本質的な何かが宿っているということです。

それがなければ、上辺だけの薄っぺらな美容に過ぎず、それは応援したくないとさえ思ってしまいます。

当時の上品な患者様は、有難いことに今でも通って下さっています。

残念ながら亡くなった方もいらっしゃいますが、特に影響を受けた女性はお墓参りにも行かせていただきました。

 

見栄とはったりで医者を目指し、カッコいいという理由で美容外科医を志していた稚拙な私が、東京白金で17年間もクリニックを続けて来られたのは、「知性と品格ある」患者様に育てられたからです。

当院の存在意義・使命に「知性と品格ある大人のための美容クリニック」を掲げている理由はここにあります。

私自身はとても上品と言えないバンカラタイプなので、少しでも上品に振舞いたいという願いも込めています

社会を憂う前に、きちんとした大人でいたいと思います。

暇と疲労のあいだ

最近、両親の健康状態が安定してきたことで、両親を気に掛ける時間が減ったために「暇」になりました。

人間は暇に耐えられないようで、何か暇つぶしをしようと予定を詰め込む性のようです。

しかし、その暇つぶしが結構退屈だったりすることもしばしば。

学会中のつまらない講演(私の理解力欠如によるもの)など、その最たるものだと思います。くだらないテレビ番組を観た後なども、ひどく後悔します。

 

さて、「暇」を退屈することなく埋めるべく、まずは買い込んでいた本に取り掛かります。

読書時間を確保すると、自分の脳がアップグレードしているような感覚があり、この上ない充実感を味わうのですが、ずっと読書ばかりするのも飽きてしまうし体も鈍るので、知人と会う予定を入れたり、先週は麻で「しめ縄」を編むワークショップに参加し、心豊かな時間を過ごせて大変満足でした。

またユーミンのコンサートに武道館へ出かけ、69歳ユーミンに刺激され、私も69歳まで頑張ろうと勇気を貰いました。※特別ユーミンのファンではございません。

それでもまだ暇だから、同級生の教授就任パーティーに出席してみたり、スタッフと食事会をしたりetc.

こうやって暇をガンガン埋めていくと、どーっと疲れが出てしまい、ウルトラマンのタイマーがピコピコ点滅。エネルギーを温存するべく、少々減速してゆっくり過ごそうとスケジュールを空けてみます。

そしてまた「暇」になって、予定を入れては「疲労」して、、、の繰り返しです。

診療も然り。

無理やり予約を入れ込むと、2~3日くらい続いたらヘトヘトです。

時々キャンセルが出て埋まらない時間が発生すると、その「暇」に精神が耐えられなく、またもや予約を入れ込んで「疲労」していくことの繰り返しです。私たちは本当に「暇」が苦手のようです。

 

子育てをしていた頃は「暇」など考える余裕もなく、忙しく充実した日々を過ごしていました。

子育てをしていた頃が一番幸せだったという女性が多いことに共感できます。

思い返せば、子育てとは最大の「暇つぶし」であったことに気づきます。

渦中にいると、「早く子供が大きくなって、自由な時間が欲しいわ」などど言いながら、最高の暇つぶしに気づくことができませんでした。朝の旗振り当番やPTAのお仕事、お祭りのパトロール、サッカー当番などやりたくもない仕事を無報酬で分担することが本当に苦痛で、「私はもっと仕事に集中したいのにぃぃぃ」と本気で悩んだこともありました。余裕がなかったのです、以前の私。

当時の私に声を掛けてあげたい。「そんな時期はあっという間に終わるよ」と。

そこにかけていたエネルギーがごっそり有り余る今、「暇」と「疲労」のあいだを行ったり来たり。

凡人の私には、有り余ったエネルギーを全て仕事に注ぎ込むほどの意気込みも能力もありませんので、チョロチョロ余暇活動を楽しみながら暇を埋めている次第です。

そして何と言っても、仕事こそ最高の「暇つぶし」です。

美容医療は人の役に立てている実感が得られます。

元気な限り、仕事は決して手放しません

寄る年波の変化を感じつつ、暇と疲労のあいだを行ったり来たりしながら、日々楽しむことといたします。

 

 

スタッフ紹介

秋深まる今日この頃

ハロウィンが終わると、いよいよ今年もあとわずか。楽しい季節の始まり始まり

今年は懐かしい人に積極的に会いに行きます

11月は30年ぶりに高校時代の友人と再会を約束。楽しみ楽しみ。

 

このように季節の変化を楽しめるのも、スタッフが成長してくれたからこそでございます。

クリニックのお客様には、私のブログをお読みくださっている方がたくさんいらっしゃると思います。

今年のクリニックの雰囲気はいかがでしょうか?

お気づきの点がございましたら、良いことでも悪いことでも、遠慮なくお申し付けください。

私は、ただただ、お客様が幸せに感じていただけるよう接遇レベルを高めたく、日々スタッフ指導にあたっております。

当院の使命は「知性と品格ある大人のための美容クリニック」ですから

礼儀正しく優しく、気持ちの良い大人対応を心掛けています。

昨年から今年にかけて、新しいメンバーが4名増えました。

古参:新参=3:4

軽く紹介してみましょう。

陰山明美:2008年入社

勤務16年目。途中2回の出産で休業しつつ、戻ってきてくれました。

丁寧で品のある接客はスタッフの見本です。吸い込まれるような大きな瞳と可愛らしい容貌は、到底2人の小学生がいるとは思えない若々しさです。いくつになっても謙虚な姿勢は、心の美しさが現れているようです。

西田さゆり:2016年入社

スタッフリーダー。真に利他的な心の持ち主。超絶美肌。肌のキメの細やかさもさることながら、接客のきめ細やかさはそれ以上です。さすがホテルスパ出身です。

幅広い分野に精通しており、本の虫。環境問題や古典、哲学だけでなく、文化芸能から飲食のことまで何でも話せます。

黒崎有起子:2017年入社

今春より、平日は鍼灸学校に通学。当院の出勤は土曜日のみ。

いつも笑顔を絶やさず、誰からも愛されるキャラクター。エステのお仕事が大好きで、5時間ぶっ続けでも平気で施術できる才能あり。技術は天下一品。現在他県から東京まで遠距離通学をしながら、車内で勉強に励む姿には心打たれます。

權藤かれん:2022年入社

大学新卒で入社してくれました!若さは武器、吸収力が早い早い。1年前とは比べ物にならないくらい成長しています。お客様との電話やメール対応もサクサクできるようになりました。最近は見た目も美しく変身中です。今後の成長が楽しみです。

諏訪恵奈:2022年入社

当院のコンセプト、肌ルネ(素肌ルネサンス)に共感して入社。オーストラリアでエステをやっていた経験の持ち主。英語が話せますとても愛情深い、男子2人のママさんです。当院のハーブティーは全て諏訪がブレンド、手作りです。

高山直実:2023年入社

今年の2月入社。美容クリニックで10年勤務歴のあるベテランです。運動習慣が身に付いており、健康的なスタイルは惚れ惚れします。一見クールな雰囲気ですが、チョコレート好きで、美味しいモノを食べる時の笑顔が可愛らしいです。

小野寺菜摘:2023年入社

今年の8月入社。元陸上自衛官という異色のキャリアですが、エステ歴14年のベテランです。若いときに心身ともに鍛えられただけあり、テキパキした対応はこの上なく気持ちが良いです。毎日、私にコーヒーを入れてくれる気遣いが嬉しいです。

 

以上7名です。

至らぬ点もあるかと思いますので、気になることがございましたら、愛の鞭だと思ってご指導下さいませ。

当院での滞在がお客様一人ひとりにとってかけがえのない時間となりますよう、スタッフ一同精進して参ります。

そのためには、まず院長である私が、スタッフ全員を満足させれるような対応をすることが肝心だと気付きました

従業員満足度の向上です。

彼女たちが喜んで仕事をしてくれれば、お客様にも幸せが伝わるはず。

そのために何をしようか?と考える日々でございます。

そうして秋は更けていく・・・

 

これからも末永く白金ビューティフルエイジングクリニックをご愛顧下さいますよう、よろしゅうおたのもうします。

 

 

2023.10.24

モヤモヤ

12月のディナーを楽しみにしていたレストランが、まさかの予約ミス発覚

今年の3月に伺った際、「次回の予約は12月となります」に仰天しながら、予約を入れて帰宅。

予約表を手帳に挟んで、大切に保管していました。

9か月先の予約を心待ちにしていたので、意気消沈。

がっかり、不快、惨め、失望

怒りというより悲しみでしょうか。

いやいや、他の人に楽しみを譲ったと思えばいいではありませんか!

・・・と、無理やりポジティブに考えようとするのですが、大切な人をお誘いしていたこともあり、どうしてもモヤモヤが晴れず、気持ちの整理ができません

期待していたからこそ、こんなミスはしないで欲しいというもどかしさ。

約束を守ってもらえなかった、大切にされなかったという疎外感。

いやいや、世界の戦争の悲惨さに比べたら、取るに足らない出来事です。

こんなことで傷ついているようでは、まだまだ修行が足りません

器が小さいのぉ、麻子さん。

当院でも、ダブルブッキングがないよう、予約管理を徹底しないと!

当院での治療を心待ちにしているお客様の気持ちに対して、誠実に応えることの大切さを再確認した出来事でした。

気付かせていただいて、かえって感謝です

こちら軽井沢の紅葉です。

ひとけのない自然の中に身を置くと、体の隅々まで多幸感で満たされます。

モヤモヤ、飛んでけ~

 

ピコレーザーの効果について

ピコレーザー、好評です

9月スタート、1か月で100人程度受けていただきました。

今月はその効果を評価中です。

とても良い結果を感じていただいた方は、10月に2回目ピコを受けていただいております。

 

おススメは、①ピコスポット ②ピコホワイト ③ピコフラクショナル 

3種を同時に受けていただく治療です。

何が良いかと言いますと、1回の治療で肌の透明感がアップするということでしょうか。

小さなシミ(老人斑やソバカス)は①ピコスポットで撃退。大きなシミも従来のQルビーレーザーと同様に撃退できます。

全体的なくすみや色むらは②ピコホワイト③ピコフラクショナルでトーンアップ

ハリも出るので、毛穴や小じわも改善させます。

赤みが出たり、カサブタになったり、ある程度のダウンタイムはありますが、それが落ち着いたときの美肌感(幸福感)はたまりませぬ!

ただいまデータ集積中です。

今年の冬は集中的にピコレーザーに取り組み、様々なデータを集めてみたいと思います。

 

③ピコフラクショナルとは、皮膚の深部にたくさんの小さな穴を開ける(破壊)ことで、再生を促す治療です。

皮膚が再生するとコラーゲンが増えてハリが出ますので、毛穴・ニキビ跡・小じわの改善が期待できます。

③ピコフラクショナルは2種類あります。

2種フラクショナルを同日に治療することで、肌にハリが出たり、肌色が明るくなったり、より強力な効果が期待できると思います。ダブルフラクショナルです

 

このようにピコレーザーの優位性を列挙してみましたが、全ての悩みをピコが解決するということではございません

美容医療特有の「治療名独り歩き」には注意が必要です。一つの治療で肌の悩みがすべて解決するものではありません。複数治療の組み合わせで、バランスの良い効果を発揮できるのです。従来から続けている美肌レーザーでなければ実現できない効果もあります。引き締めはエクセルVリフトの方が良さそうですし、産毛除毛にはレーザーピーリングがスッキリします。筋肉の収縮ジワにはボトックスが抜群に効きますし、骨や脂肪委縮によるたるみにはヒアルロン酸が効果的です。

レーザーピーリング、エクセルVリフト、エクセルVホワイト、ジェネシス、ダーマペンなど、当院のスタンダード治療でも、十分に美肌効果を出すことが出来ています。

それに対してピコレーザーの立ち位置を明確にさせたいと思い、この秋冬は、大いにピコレーザーを盛り上げて、皆さまに体験していただきたいと存じます。

皆様、ご協力ありがとうございます

 

 

2023.10.11

運動で生活充実

ジャズダンスを始めて2年目。

週1日1時間だけですが、運動習慣を維持するために、その時間を最優先して通っています。

いかなるアポも入れず、食事会も入れず。

大した上達もしていないのですが、音楽に合わせて飛んだり跳ねたり回転したりすると気分が上がります

 

スポーツ庁の調査によると、中高年世代で運動の頻度が高く長時間実施する人ほど、健康で毎日の生活が充実していると感じるそうです。

「大いに健康」と答えた40代女性の割合は、「週1日未満で1日30分未満」の人より「週3日以上で1日1時間以上」のほうが3倍高かったそうです。

「日々の生活が充実している」と答えた40代女性の割合は、「週1日未満で1日30分未満」が17.8%、「週3日以上で1日1時間以上」が42%ということで、約2.3倍高いです。

年齢や性別に関わらず、運動習慣が身に付いている人ほど、健康で充実している人の割合が高いという結果でした

 

当院に通う美意識の高い患者様も、かなりの確率で運動習慣が身に付いています。

60歳過ぎてもゴルフ、テニス、筋トレ、ヨガ、ピラティス、水泳などご自分に合った運動を取り入れてアクティブにお過ごしの様子。

70~80代の方々も、自宅でできるストレッチや筋トレにコツコツ取り組んでいらっしゃいます。

綺麗な人は努力しています。

 

イスラエルでまた戦争が始まってしまいました。

世界平和がまた少し遠くへ離れて行ってしまった気がします

それでも、カオスの中に夢と希望を観ていたいから、私は100歳まで元気で生きたい。

この目で世界の行く末を観ていたいのです。

だからもっと運動しないと

 

 

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