医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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8周年

2006年に開院して8年が経ちました。

最初の1周年、2周年、3周年は1年1年考え深く9月を迎えましたが、8年も経つと「え、もう1年?」です。

ただし、けじめとして周年の挨拶とキャンペーンのようなご案内を患者様に郵送しています。

①9月の周年、①クリスマスカード、③春の新緑祭り、④暑中見舞い は必ず送るようにしています。

ダイレクトメールや治療説明のチラシなど、院内で作成する機会が多いので、内容やデザインがどんどん欲深くなり!!

やはり外注では出せない細かいポイントを工夫できるので、治療に携わっている者が作成すると味わい深くなると思うのです。

スタッフもどんどん勉強してくれるので、パソコンをどんどん買って、フォトショップとイラストレーターを学んでもらい、なんだかデザイン事務所みたいになっています。

お陰様で8周年のダイレクトメールもかなり満足な仕上がりです 😀

私の神経質な注文に応えてくれたスタッフには心から感謝しています。

そしてそして、愛の一言添えを必ず書きます。患者様のお顔を思い出しながら。

 

クリニックを8年運営して思うのですが、私たちの舞台は「診療」なのです。

もちろん「診療」のための練習は必須です。解剖や治療について学んだり練習したりは欠かせません。

しかし、その「診療」を成功させるためには、舞台で言うところの「裏方」業務がとても大切で、そこをしっかりやらないと舞台は転けてしまうのです。

院内を清潔に保つための清掃、整理整頓。

物品に不備がないかチェック。

感じの良い接客ができるための訓練などスタッフ教育。

効率よく仕事が出来るためにWEB環境を整える。

患者情報共有のためのミーティング。

スタッフが気持ちよく働けるための配慮。

そして、このダイレクトメール作成。などなど

 

このような当たり前なことを一つ一つしっかり取り組むことが、クリニックのみならず仕事を成功させることなのではないでしょうか。

 

開業したての頃は、異業種交流だとか社交が大切だと思って参加していたこともありましたが、社交で集客の努力をするのは間違いだと気づきました。

(私にはその才能がないのかもしれません)

それよりも、目の前の患者さん一人ひとりに徹底的に満足していただけるよう、「診療」に備えることこそ努力するポイントだと信じて、ここ何年か取り組んでいます。

 

8周年記念の治療メニューはキレイいっぱい、楽しみいっぱい。

ここに書いてしまうと楽しみが半減なので、あと1週間ほどでお家に届きますから少しお待ちくださいませ。

 

理想的なクリニック

9月3日、4日は「日本美容外科学会」が、水道橋の東京ドームホテルで開かれました。

今年は目新しい内容も少なく、あまり勢いを感じられず 😥

数年前と変わったなと感じたことは、中心となる医者の世代が交代したせいか、様々な情報があっという間に流れているということ。

Facebookなどのコミュニケーションツールも拍車をかけていますね。

しかし、すべての情報が正しいわけではありませんので、判断は慎重にならざるを得ません。

今はたくさんのレーザーや注入治療が出回っていますから、これらの安全性と治療効果が最も気になるところです。

何人かの先生に言われましたが、「山口先生のところのように、コアな患者さんに継続して通ってもらえるスタイルが理想だよ。」と。

そうなのです!限られた人数しか診ることができませんが、私の大好きな方々が細く長ーく通って下さるのが特徴です。

美容医療は長く続けないと結果がでませんので、あしからず。通い続けて下さることがポイントです。

使い慣れたレーザとボトックス、ヒアルロン酸注射など、超コンサバ治療を少しずつ工夫して継続していますが、それでも確かに結果を出すことができますし、患者さんもハッピーになって頂けているのでよろしいかしらと。

 

大学病院に勤務されている先生のお話では、最近非外科的な美容治療がぐんと増えたために、トラブルで来院される患者さんも増えているとか。

美しくなるために変になっては元も子もありません。

とにかく安心安全第一なのであります。

この保守的とも言える美学に共感して下さった方が集まったのか、私が患者さんに育てられたのか分かりませんが、日本一幸せなクリニックを目指しています。

治療は保守的ですが、発想はいつも斬新でいたいと、日々新鮮な空気を吸うよう努めています。

 

それにしても、美容医療も院長の考えでかなり方向性が変わるな、と感じた学会でした。

美の個性は多様。いろいろあって良いのです。いろいろあるから、患者さんも自分に合ったところと巡り合えれば幸せになるでしょう。

まだまだ美を哲学していきたいと思います。

レーザーピーリングとビタミンCイオン導入の相乗効果

夏休みに思いのほか紫外線を浴びてしまい、肌がくすんでしまいました。

日焼け止めの使用で、少し肌荒れもありました。

患者様からは「先生、日焼けしましたか?」とも言われ・・・

そういえば、しばらくレーザーピーリングしていなかった・・・

久し振りにレーザーをあててもらい、ついでにビタミンCイオン導入もやってもらいました。

やってくれたスタッフにも、「先生、少し日焼けされましたか?」と言われ・・・

 

そして翌日。鏡を見て、「お!顔色がいいわ。」 洗顔して肌がすべすべしています。

患者様には、「日焼けしていませんね。」と言われて、、、

 

昨日は日焼けしたと言われ、今日はしていないと言われるのです。

普段は時間がないので、レーザーのみ受けるのですが、ビタミンCイオン導入も一緒に受けたので、さらに効果が出たのだと思います。

ごわごわした角層をピーリングして、メラニンを壊し、ビタミンCでメラニンが還元されたのでしょうか。

 

さすが、当院一番人気の『レーザーピーリング』

毎月100人程度受けています。

治療歴15年。

長く愛される治療だと、改めて思いました。

 

夏のダメージ肌のリセットにお勧めです。

 

 

夏休み

明日から夏休みで1週間ほど羽を伸ばします。

8月8日~15日まで休診です。

お休み前後は何かと慌ただしくなりますね。

7月の学会が終わってから、新治療の検討を重ねてまいりました。

当院のスタッフは、全員治療を体験することになっているのですが、スタッフ含めて20回くらい新治療を試しました。

これがなかなか良さそうで、日々スタッフの肌色と艶が良くなっている感じがします。

モニターの知人たちからも、ぞくぞくと嬉しい報告があります。

患者様に者様にご紹介できるまでもう一歩!楽しみにしていてください。

最近、仕事が本当に楽しいと心から思います。

もっともっと皆様の肌がきれいになるよう工夫したいと思っています。

私の場合はonとoffは別ではないので、お休み中こそ外に出ていろんなアイデアを得ることができます。

この夏休み中も、クリニックが更にグレードアップできるよう、パワーを充電して参ります!

プラセンタ注射

プラセンタ注射を始めてて5年以上たちますが、疲労回復や美肌効果を実感される方が多いので、続ける方はずっと継続しています。

毎週打つ方もいれば、月に2回、月に1回などペースや打つ量は様々です。

効果を感じていただけるよう、個別に工夫しております。

当日の予約状況を見て、事前にアンプルを開けて注射の準備をしておくのですが、たまに当日キャンセルが出ますと、もったいないので私自身に注射しています。

(本当はキャンセルのご連絡は前日までにお願いしているのですが・・・)

先週は2日で6アンプル(12ml)も余ってしまったので、連続して6アンプル注射したところ、とにかく寝起きが良くなったと実感しています。

カラダが疲れにくく元気です。プラセンタの力を改めて感じました。

 

一眼レフ

今月はじめ、誤って一眼レフのデジカメを落としてしまい、カメラは無事でしたがフラッシュが壊れてしまいました 😥

診療で使う大切なカメラです。シミやシワなど撮影しています。

私がこの美容医療の世界に入ってから、カメラは診察で無くてはならないものでした。

美容というよりも形成外科の世界ですね。

北里研究所病院に勤務していた時に、先輩医師にある程度使い方を教わりましたが、基本的なカメラの知識がなく、恥ずかしながら最初にすべて設定してもらい、マニュアル通りに使っていただけでした・・・

すぐにフラッシュを買い替えて交換したのですが、光の具合がどうも上手くいかず、思うように撮影できません。

よくよくカメラを触ってみると分からないことだらけ!!!

これではプロ失格!と思い、知人に頼ってプロのカメラマンさんに一眼レフについて教えていただきました。

しぼりやシャッタースピードなど基本的なことを少しだけですが、何とか納得できる写真を撮れるようになりホッとしています!

最近はボトックス治療が多いので、表情ジワの撮影には欠かせません。

きちんと写真撮影できれば、治療効果も一目瞭然でお見せすることができますので効果的なのです。

フラッシュが壊れたことで写真の重要性が身に染みました。

仕事は楽しい


7月12日、13日は美容皮膚科学会でした。

今年はディズニーランド付近のホテルで開催。週末お天気も良く、ディズニーに行く人たちで溢れかえっていました。

私は13日にボトックスビスタのセミナー講師を担当しておりましたので、その準備も含め泊まりで出かけました。

ここしばらく、このセミナーを成功させるよう気持ちが張りつめていました。

私自身、ボトックス治療が大好きなので、思いのままを上手に表現できるように・・・

話す内容と構成はプレゼンの本を何冊か読んで参考にしました。話し方はもちろんボイストレーニングで練習しました。

まだまだ理想のプレゼンまでは遠いですが、一歩一歩前進している感覚はあります。

クリニックのスタッフも応援に駆け付けてくれて嬉しかったです!

 

学会全体の会員数は2000年代にうなぎ上りに上昇、私が加入した2000年は400人くらいだった会員数が、今年は2000人近くに。

15年で5倍です。ただ、2010年以降は上昇率も低下し、クリニック数もピークは越えているようです。

いわば“成熟期”を迎えた美容医療。

それでも、私の心の中では毎年変化を感じ、まだまだやれることはたくさんあるなぁと再確認しています。

上の写真は、袴田京太郎さんの作品で“扮する人・幼児3”です。

昨年から気になっていた作品で、ようやく手に入れることができました。

このようにクリニックにアートを取り入れていくことも、まだまだやれることの一つです。

 

私のクリニックは、ファンデーションを塗らなくても自信がもてる肌を作ることを大前提としています。

それが仕事の根本です。

その仕事が成功するには、様々な付加価値が絶対に必要なのです。夢を売る仕事ですから。

大人の対応ができるスタッフ、掃除の行き届いたスペース、きれいな装飾などなど、考えればきりがありません。

それをどれだけ当たり前のように準備できるか?

そしてそのすべてが、クリニックの存在を表現するツールなのだと思うのです。

 

やはり仕事は楽しいですね!

 

 

夏の花火

2014花火

クリニックも夏の装いになりました!

花火が上がり、七夕の笹の葉を飾っています。

今年はディスプレイを季節ごとに変化させて楽しんでおります。

先日、スタッフと関係者に誕生日を祝って頂きました。

何歳になっても嬉しいものですが、照れくさいですね。

気の合う仲間と一緒に過ごす時間は幸せでした。

ありがとうございます!!

 

韓国に行きました

今年もヒアルロン酸の勉強会である、APMAC(Asia Pacific Medical Aesthetics Congress 2014)に参加して参りました。

今まではフィリピンで開催されていましたが、今年は韓国ソウルです。

2日間、しっかり勉強して参りました 💡

今年の3月には日本でもヒアルロン酸(ジュビダームビスタ)が厚生労働省の承認を取得しています。

ヒアルロン酸注入自体はもう20年近く前から行われている治療ですが、ヒアルロン酸自体も様々な工夫から品質も向上し、様々な種類が販売されています。

注入方法も世界中のドクターによる様々な創意工夫により、驚くような結果を出すことができます。

別人に変身?することもできます。

鼻を高くして、顎をとがらせて、額に丸みを出して、頬をふっくらさせて、眉毛を吊り上げてetc・・・

まるで手術したかのような別人の仕上がり。

いろいろな勉強会で症例写真を拝見しますと、本当に驚きます。

シワやたるみの治療というよりも、「造作医療」

私自身は、顔の造作を変えてしまうことにどうしても抵抗があり、あくまでも加齢による変形を優しく修正する程度の治療のみ行っています。

美容医療が手軽に受けられるようになったことはいいことですが、20代の若いころからあまり顔をいじり過ぎると、精神的にエスカレートする危険性がありますし、加齢とともに変形する可能性も否定できません。芸能人でも思いつくような人はいますね。

そう考えるとあまり安易に広めるのはいかがなものかしらという心配もあります。

きれいになりたいと思って受けたものの、「えっ、こんなはずでは・・・」の悲劇は避けなければなりません。

この問題は残念ながら、医師個人個人の倫理観に大きく左右されるでしょう。

そんなことをあれこれ考えさせられる会合でしたが、帰りの空港で他の先生たちの飲んだビールは楽しかったです!

 

 

 

 

医師の心得

天皇陛下の手術を執刀された天野篤先生の本を読みました。

もちろん直接面識はありませんが、大学の大先輩です。

 

改めて医師としての熱い気持ちが湧きあがりました。

医師は誰でもなれるものではなく、厳しい大学入試と医師国家試験を突破し、国からライセンスを与えられています。

その長い道のりに、多額の税金が投入されています。

医師一人に1億円とも聞きます。

だから、人の役に立つ仕事をしないといけないのです。

社会に恩返しをしなければならない。

天野先生の考えには全く同感です。

 

私の仕事は美容皮膚科ですが、目の前の患者様を「きれいにするぞ!」という熱い思いは途絶えることがありません。

写真などで必ず記録を取りながら診療しますから、結果は一目瞭然です。

治療効果が出て、それに患者様が満足されていますと、心から「ああ、いい仕事が出来た。」と幸せを感じます。

あまり結果が出せない時は、「何故だろう?」と悩みます。治療して悪くなるのはもっての外。

 

患者様からは、「ほんの少しだけでも気になるところが良くなれば、とても気持ちよく過ごせるのよ。だから、先生の仕事は大切、頑張ってね。」

などと言われますと、もっと頑張ろう!という気持ちになります。

時々疲れてくると、もう少しペースダウンして働こうかしら? と思う時もありますが、私を必要としている人がいる限りはもっとアクセルを踏もうと思います。

カラダを壊さない程度に。

熱い思いを持って働いている医師はみんなそうだと思うのですが、私たちは病気で休むことがありません。

開院して8年目ですが、体調を崩してお休みしたことは1日もありません。

這ってでもクリニックに来ます。

 

夢中で働いていると、何のために頑張っているか?を見失うことがあります。

学生時代からの熱い気持ちを忘れないよう、真摯な気持ちでこれからも粛々と日々診療を続けてまいります。

 

 

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