医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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美容医療卒業

美容医療に携わって23年、振り返ればいろいろな人との出会いがありました。

その中で、「美容医療を卒業します」と挨拶され、来院を打ち止めにされた方が数名いらっしゃいました。

いずれも60代以上の人です。

私自身、若い頃は、自分の提供した美容医療にご満足いただけなかったのかしらと寂しい気持ちにもなりました。

今は年の功でしょうか、「卒業、おめでとうございます」と言えるような気がします。

 

仕事に定年退職があるように、

主婦が家事を放棄する日が来るように、

美容医療も卒業する日が来てもいいんじゃないでしょうか。

 

「(キレイでいることを)諦めたら(女は)終わり。」などとまことしやかに囁かれるのですが、どの程度美肌に磨きをかけるかは人それぞれ。

80歳近くになっても現役でお仕事をされている方もいます。

70代の専業主婦、車を運転してゴルフにテニスに、社交を楽しんでいる人もいます。

60代、定年退職後、東京を去って田舎暮らしを始める人もいます。

若い頃のようにガンガン生きられないし、突っ走る必要もなくなります。

美容医療ってどこか中毒性があって、終わりのない試合を繰り返すようなもの。

自分なりの足るを知って、「この辺でいいかな」と区切りを付けられることが素敵だな、と思うのです。

また、きちんと挨拶して下さるのも気持ちが良いものです。

 

老後は計画的に軽量化したいと考える今日この頃。

本当に大切と思える事に、時間と労力を使いたいものです。

(もちろん、美肌メンテナンスが趣味のような人もいますから、そういう人たちは一生通い続けて下さい

50代までにきちんとお肌のお手入れをしておけば、いつか卒業する日が来ても、ある程度美容貯金が生きてくるはずです。

美容医療の卒業証書でも用意しようかしら?

 

 

 

 

身だしなみ規定

皆様の職場には「身だしなみ規定」ございますか?

当院にはゆるやかな規定がありましたが、この際、もっと細部までこだわろうと思い、一部改訂いたしました。

当院は「素肌」が売りですので、ファンデーションは当然禁止です。色のついた下地もNG

ポイントメークは禁止ではありません。以前は付けまつ毛やアイメークをしていたスタッフもおりましたが、最近はポイントメークをする人もいなくなりました。

髪型は清潔感第一。前髪やサイドの髪が顔にかからないようきちんとまとめるよう指導しています。

髪の色は明るすぎるカラーは禁止。。

ピアス、ネックレス、指輪禁止。。。。。

???

まるで中学生の校則のようです。

 

私自身は厳しい規則に縛られることが嫌で、個性命で生きてきましたので、他人と同じ装いが苦手です。

幸い、医学生時代も研修医時代も、服装・身だしなみのことで先輩医師にあれこれ注意されたことなどありませんでした。医者の世界は比較的自由だと思います。(最近の事情は知りませんので悪しからず)

寝ぐせで髪がボサボサ、制服が皺くちゃな研修医が注意されていた場面を目撃したことはありますが、よほど酷くない限り、髪が多少茶色くても、ピアスをしていても、ヒールを履いていても、化粧が濃くても、個人の自由という世界でした。

 

「髪の色くらい自由でいいでしょ。」

「ピアスだって華美でなければ別に気にならないのにな。」

などと考えながら、身だしなみ規定っていったい何のためにあるのだろう?と考えてしまいました。

 

身だしなみ、マナーで真っ先にに思い浮かぶのは航空会社の客室乗務員です。

または、ホテルマンでしょうか。

彼らには厳しい身だしなみ規定が存在するようです。

身だしなみに大切なのは「清潔感」「控えめ」「調和」です。

① 清潔感

肌荒れ、髪がボサボサな人に接客されたらガッカリしますね。我々医療従事者は、お客様の肌に触れる仕事をしています。清潔第一です。

② 控えめ

主役はお客様です。我々はお客様のキレイを応援する仕事をしています。控えめで上品な接客をして欲しいと思います。強引なセールスもNG

③ 調和

スタッフ全員の「調和」や「統一感」があると、お客様に安心してお過ごしいただけるのだと思います。

 

要するに、幅広いお客様の嗜好を考え、より多くの人が快適に感じていただけるような身だしなみを実現させるべく、このような「身だしなみ規定」を作っているのだと思いました。

 

学生服、就活スーツ、お受験スーツなど、日本人は統一感のある装いが好きで心地よいと感じている人が多いのではないでしょうか。

ダイバーシティ(多様性)が叫ばれている昨今、自分のクリニックではそれに反するような規則を強いていることを疑問に思いながらも、やはりきちんとした身だしなみでお客様をお迎えしたいと考える自分がいます。

でも、もしスタッフが白髪になったら、グレーヘアーはどうするのでしょうか。

自然な髪色ではなく、黒や茶に染めることは不自然だと思うのですが、グレーヘア―が万人に受け入れられるかどうかは疑問です。

肌断食と湯シャンをしている身としては、自然なグレーヘアーを受け入れたいのですが、客室乗務員やホテルマンでグレーヘアーの人がイメージ出来ません。

いっそのこと、全員が50代以上で、グレーヘア―だったら統一感が取れるのでしょうか??

また、外国人が一緒に働くようになったら、金髪、栗色、赤毛など様々な髪色はどうすればいいのでしょうか。

これからの時代は、このようなことも考えていかなければなりませんね。

働く人が「若い日本人」という前提からの脱却が必要だと思います。

 

統一感から多様性を重んじる世の中にシフトしつつある今。

真の意味での「身だしなみ」を再考しています。

身だしなみを整え、丁寧な言葉遣いと所作を日常的に身に付けることが、結果的に心を整えることに繋がるのではないでしょうか。心が穏やかになれば、人に対しても優しい態度になれるはずです。

うわべだけの装いではなく、本質的なところで真心のこもったおもてなしが出来ることを期待して、当院の身だしなみ規定を改定しました。

皆様からのご意見も是非お聞かせいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

シミ取りは冬が最適

12月に母親に会った時のこと。

随分とシミが増えたな、と思い、気になる部分にルビーレーザーを照射しました。娘の権限で半ば強制です

医者の母親は実験台になるのが宿命です。20年以上、私の美容医療の練習に付き合ってくれましたが、今となっては高齢になり過ぎて、新しい治療を母の顔で試すのは躊躇するようになりました。ストレスで倒れられても困りますからね

結構広範囲に治療したので、顔中カサブタだらけになり、たくさんテープを貼っていたので、周りの人から「お顔のお手入れをしたのですか??」と言われていたそうです。

1か月振りに再会したところ、とても肌ツヤ良くなっており、後期高齢者にしてはハリのある明るい肌だったので不思議に思っていたら、「ああそうだ、シミ取りしたんだった」と、自分で治療したことも忘れていました。

高齢なのでカサブタが取れるまでに3週間くらいかかったそうですが、色素沈着もなく、赤みも残らず、キレイに取れていました。デイサービスの人たちも、「キレイになりましたね~」と安心して下さったようです。

12月はたくさんの人がシミ取り目的でルビーレーザーを受けていますが、その反応と経過は人それぞれ。

母のように経過良好な人もいれば、反応が強く出血したり赤みが強く出る人もいますし、反応が鈍くてはっきりとしたカサブタにならない人もいます。

経過はひと通りではありません

とは言え、だいたいパターンが決まっていますので、そんなに心配することもないのですが、人によって反応が異なることはご理解いただきたいと思っています。

「シミ取り」と言っても、一度の治療で完全に取れる訳ではありません。完全に目立たなくなるまでに3~4回治療が必要な場合もあります。

再発することは日常茶飯事です。1年以内に出てきてしまう人もいれば、10年経っても出てこない人もいます。

派手に色素沈着を起こす人もいれば、驚くくらいキレイに取れてしまう人もいます。

最終的には、9割以上は満足のいく結果を出せると思いますが、その経過は個人差甚だしい治療なのです。

 

シミ治療は3月くらいまでがベストシーズン。

多少のダウンタイムは覚悟して、美肌街道を進みませんか?

ルビーレーザーはシミ取りだけではなく、肌の再生を一気に促すので、皮膚が生まれ変わりキレイになります。

当院に通う40代の患者さんで、ほとんど見えないようなシミでも、徹底的にレーザー治療を受け続けているマニアックな女性がいます。彼女の熱意に押され、私も時間をかけて丁寧に治療するようにしています。彼女の肌は40歳過ぎても陶器のようで、息をのむ美しさ もはや、美肌作りは趣味の世界です。

美肌は1日にしてならず。

そして素肌美人は作れるのです!

 

2023年、始まりました

だいぶ遅くなりましたが、、、

新年明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

いや~、2022年はシロカネ帝国で駆け抜けました

「日々の診療をきちんと行う」ことだけに集中した12月でした。

お客様には最善を尽くそう!と、これだけ体調管理を気にかけた年末は、コロナ禍のせいでしょうか、歳のせいでしょうか

12月はただでさえ診療が忙しくなるのに、父が無理やりリハビリ病院を退院したものですから、そちらのケアも相まって、本当に時間が無くなりました いや、これも歳のせいでしょうか

そこで、いよいよ『年賀状』という最高峰の慣習を否応なしに手放すことを決意。

諦めたら後悔すると思って何十年も書き続けましたが、これが意外と清々した気持ちになりました。

このように毎週ブログを書いていますし、メールやLINEで連絡も瞬時に取れる便利な時代になったので、もう年賀状も潮時かと。

年賀状を下さった皆様には、本日の報告でお返事とさせていただきます。

さて、話は戻りますがクリニックのお仕事について。

昨年を振り返りますと、スタッフの入れ替わりもあり、仕事に慣れるまで教育時間がかかり、例年より残業時間が長引いてしまいました。しかしスタッフたちは嫌な顔一つせず、本当に心を尽くして接客してくれたと思います。改めて感謝。

そして気づいたら、開院以来最高の結果を出していました(何をもって最高?についてはご想像にお任せします。)

また、新規予約が7か月後のような状況になってしまいましたので、ご紹介のある方のみ受付いたします。ご紹介のない方は、大変申し訳ございませんが一旦受付中止とさせていただきます。

当院は診察から治療まで、全て院長の私がひとりで行っていますので、1日に診られる人数は10人程度です。集中力を保ち、喜んでいただける結果を出すには、予約のコントロールは欠かせないと判断しました。

当院は10年、20年と通って来てくださっているお得意様に支えられて、今があるのですから、長年かけて築き上げた信頼関係を最も大切にしていきたいと考えています。毎月楽しみに通って下さるお客様に、これからもずっと美と健康をお届けすることが私の使命と感じています。

何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

2023年の診療目標を掲げます。

1.一人ひとりのお客様に誠心誠意を込めた診療を行います。

2.スタッフを増員し、人に投資します。肌ルネを教えることができるスタッフを育成します。

3.残業がなくなるよう、適正な人員配置をするとともに、スタッフの仕事レベルを高めます。

4.無理な予約は取りません!ゆとりある診療時間を確保します。

5.医療法人化します。←お客様にはあまり関係ないかもしれませんが、自分を鼓舞するために書きました

 

世界を見渡せば、終わらない戦争や環境問題など緊張感が漂っています。

そのような中で、日々のルーティンな生活が送れる今の日本を築き上げて下さった先人に感謝の気持ちを忘れず、人に喜びをもたらす美容医療という職業に誇りをもって、毎日を大切に生きていこうと新年の誓いを立てた2023年お正月でした。

 

今年もありがとうございました

本年もご愛顧を賜りありがとうございました。

気がつけば当院も17年目。

娘から、「お母さんはずっと土曜日も仕事しているよね。よく同じことを35年間も続くね。(35年ではありません!開院時35歳の間違いです)」と言われました。

「平日お仕事している人は、土曜日しか来られないでしょう?」

平日働く女性にとって、土曜日の診療は欠かせません

土曜日に働くお母さんだっているのです。

それなのに、子供の学校行事は土曜日に行われることが多く、「世の中の親は土曜休み」という前提で予定が組まれていました。

4月に配布される年間行事予定表を確認しながら、外せない学校行事の時は休診にして、何とかやり繰りしてきました。

土日に休む人がいれば、その人たちの余暇を支える土日に働くサービス業の人たちもたくさんいると思うのですが、なぜ学校行事は土曜日にやるのでしょうか??

 

本当の意味での「仕事のやりがい」とは、「困っている他者を助けること」だと思います。

スキルアップして仕事の出来る自分になりたいとか、お金を稼ぎたいというのは表面的な動機に過ぎません。

仕事で得られる真の喜びや充実感というものは、「困っている人を助けている」という実感あり、その結果として対価を頂いています。

スキルアップして仕事ができるようになれば、もっとたくさんの人に対して高品質なサービスを提供することができるようになります。

結果として自信がつき、より満足度の高い人生になると考えます。

 

子育てが一段落したので、仕事を再開したいという40代ママさんたちのお話。

フルタイムで働くと、扶養控除から外れるとか、社宅を出なければならないという事情から、本当はフルタイムで働きたいのにパートタイムで調整しているとのこと。

この制度、心から止めて欲しいと願います

仕事をするモチベーションは、単なるお金の損得勘定ではないはずです。

自立したい。人の役に立ちたい。社会貢献したい。家族以外の人たちとも関わりを持ちたい。このような目には見えない心の充足感を求めているのではないでしょうか。

それなのに、分かりやすい数字マジックによって、とても大切な労働意欲を削いでしまうとは、ナント残念なことでしょう

働いたら損、みたいな風潮、止めませんか

働きたい人がどんどん得して、活躍できるような制度設計はないものでしょうか。

当院では、小学生の子供がいるママさんが2人、フルタイムで働いています。

子育てと仕事の両立は大変だと思いますが、お金に執着している様子も見せず、扶養範囲などとセコイことを言わずに、本当に気持ちよく働いてくれます。

もはやフルタイムとかパートとか関係なく、自分の持てる力を惜しみなく患者様に注いでくれます。

私は彼女たちをとてもリスペクトしているし、もっと働きやすい環境を作らなくては!と気が引き締まる思いです。

また、若いスタッフはクリニックをより良くするために、毎日全力で取り組む姿はもはや感動のレベルです。

その姿勢は患者様に伝わっていると確信しています。

 

自信を持って、自立して働く女性を心から応援しています

 

・・・と、今年最後のブログを書きながら『SASUKE40周年記念大会』を見ています。

子供のころからマッチョ好きな私としては、興奮を抑えきれません

洗練された身体能力が美しすぎます。

カッコよすぎます

 

 

 

イベントを振り返る

じゃじゃーん!

いよいよ始まりました。年末恒例仮装イベントです。

今年は『シロカネ帝国列伝~愛と人情のハレム~』でございます。

2年間細々と熱中した、『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~』のパロディです。

何のこっちゃい、と言われそうですが、院内ではプチオスマン体験をして頂けると確信しておりますので、乞うご期待。

皆様、オスマン帝国をご存知ですか?

1299年~1922年まで600年以上も続いた大帝国です。

地図をよく見ると、現在のカタールもオスマン帝国に含まれているようですね。このタイミングでのワールドカップは偶然にもシンクロしてびっくりです。(昨夜はクロアチアに負けてしまって悔しかったです

ドラマは第10代スルタン・スレイマンの時代(1520年~1566年)を描いたトルコの作品です。

世界80か国で放映され、8億人が視聴したという大ヒットドラマ。

史実に基づいたフィクションですから、いろいろ脚色されていると思いますが、日本から遠い国の歴史と異文化を知ることができます。弱肉強食、男尊女卑にはうんざりしますが、男女の愛の駆け引きは勉強になりますよ。私は今さら遅いのですが

振り返れば私の“推し活”そのものでした。

オスマン帝国サントラを聴くと、今でも胸がキュンとします。

 

振り返れば、年末仮装イベントも今年で10回目を迎えました。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

2013年 クリスマス風スクラブ(手術着)

2014年 1970年代ディスコ(ディスコ風なスパンコールスカートとブラウス、バンダナ)

2015年 Universal Love(オリジナルTシャツ)

2016年 Warm spirits(温かいニットワンピース)

2017年 SAL(SHIROGANE AIRLINES)

2018年 平成ファイナルライブ(オリジナルゴールドジャケット)

2019年 素肌組(新選組のパロディ)

2020年 白金オリンピック(オリジナル赤ジャケット)

2021年 宮廷音楽会(モーッツァルト風衣装)

2022年 シロカネ帝国~愛と人情のハレム~

 

毎回文化祭のようで、私自身が一番張り切って取り組んだのではないでしょうか。

子供の頃から、イベントをゼロから考えるのが大好きだったので、仕事に活かすことができたと思います。

時代の流れと心境の変化に伴い、このイベントもここらが潮時かと思うようになりました。

よって、今年で最後のイベントにしようと思います。

今年の衣装は(自分で言いうのも何ですが)完成度が高く、スタッフがずらりと並ぶと、その美しさにくらくらするほどですよ

院内装飾の小物もトルコにこだわりましたので、細部にわたってお楽しみいただければ幸いです。

おっと、もちろん治療もしっかりやりますのでご安心下さい

 

スタッフ募集

今年は予約が取れにくくなってしまい、治療をご希望されている皆様には大変ご不便をお掛けしています。

いろいろ工夫して、この状況を改善したいと試みています。

しかしながら、根本的に優秀なスタッフをもっと育成しなければ立ち行かなくなると危惧し、増員することに決めました

先月からスタッフ募集(←ここをクリックをスタート。

2名募集していますが、1名は知人の紹介で素敵な女性と巡り会うことができました

もう1名エステティシャンを募集しています!!

素肌を大切にする私たちのクリニックを、一緒に盛り上げて下さる方がいらっしゃいましたら是非是非ご応募下さい また、皆さまのお知り合いに素敵な方がいらっしゃいましたら、ご紹介下さいませ。エントリーはこちらから。

スタッフ募集は、想像するに婚活みたいなものなのでしょうね。

婚活経験のある女性たちから、毎週末のお見合いにかけるエネルギーと苦労話を聞いたことがあります。

人に会うこと自体が疲れますし、心無い言葉を投げかけられることもあり、傷つくことも

いい具合にマッチングできるといいのですが。

価値観や性格の合う人に出会いたいですね。

出会いあれば別れあり、と言いますが、別れもこれまた辛いのですよ。

必ず別れは来るものなので、出会った人は大切にして、共有時間がいい思い出になるよう過ごしたい。そして一緒に働いてくれることに感謝の気持ちを忘れないように意識しています。

私の診療を200%に引き立ててくれるスタッフたちには、いつも感謝しています。

 

仕事の良し悪しは『人』に尽きます。

経営者なら誰でも身に染みて感じることではないでしょうか。

『人』がその場の空気を作ります。

そして、いい人(その職場に適合した人。能力を発揮できる人)は完成形で雇えるものではありません。

人柄のいい人、経営理念に共感してくれる人を、コツコツ育てなければ。その労力を惜しんではいい仕事は出来ないんです。

先日、京都の誰もが知る外資系高級ホテルに宿泊したのですが、従業員の対応があまりにお粗末で残念な思い出になってしまいました

詳細は省略しますが、お客様を大切に思う気持ちが足りないことがすぐに分かってしまう接客でした。

眼を見て話さないスタッフには驚きましたが、これがグローバルスタンダードなのでしょうか?

人の振り見て我が振り直せと言いますが、私も当院での接客がこのようにならないよう身の引き締まる思いでした。

初心忘るべからず。1人ひとり丁寧な診療と接客が出来る体制を整えます!

年末イベント

先週は会食が続き、と~っても楽しく幸せな時間が過ごせたものの、疲労感というおまけが付いてくるのはお年頃でしょうか

私の救世主は『プラセンタ注射』

疲労度によって打つ量を変えますが、今日も診療後たっぷり打ち込みましたので、今夜はバッチリ元気です。

10~12月は診療が忙しく、自分自身の体調や精神力を普段以上に意識して整えておかないとヤバいんです。

プラセンタ注射は、激務でくたびれ果てた人たちを救っています。

治療適応は「更年期障害」と「肝機能障害」、れっきとした医薬品です。

今年もレンタルツリー 写真では分かりませんが、ぴかぴかライトで気分が盛り上がります

昨年と色味を変えてみました。

パディントンも飾ってみたのですが、愛犬ムニエルが気になって引きずり降ろしています

このツリーに、鳥獣戯画のカエルがいるのにお気づきでしょうか??

私は旅行に出かけると、ムニエルのために動物(できれば犬)のぬいぐるみを探し求めます。犬、クジラ、シカ、サル、トナカイ、カエルなど玩具として揃っております

家でホッとできる時間は大切です。

 

毎年12月は、恒例『仮装イベント』を行います。

今年もやりますよ~。

衣装はもちろん特注

テーマは「シロガネ帝国列伝~愛と人情のハレム~」です。

コロナ禍が始まった2020年の春から、「オスマン帝国~愛と欲望のハレム~」という海外ドラマをHuluでコツコツと見続けました。およそ2年間かけて制覇シーズン4まであり、およそ300話という超大作です。1500年代のオスマン帝国第10代スルタン・スレイマン時代のドラマです。

今年は11月28日スタート予定。

毎年ハガキのダイレクトメールを発送していたのですが、今年からは紙媒体のお知らせをなるべく減らそうと思い、LINE配信のみ予定しています。

詳細はまた後日。

来院して下さる皆さまに、楽しく喜んでいただけるひと時をお過ごしいただけましたら、私共も本望です

今年もあと1.5か月。

最後まで頑張ります

まぶたにヒアルロン酸

年に1つは新しい治療を取り入れる、という意識を持って取り組んでいます。

今年は、下眼瞼のシワ、たるみ、クマに対してヒアルロン酸注入を始めました。

まぶたの皮膚は薄くて、眼輪筋の動きも大きく、従来のヒアルロン酸注入では凸凹が目立ったり、チンダル現象というヒアルロン酸が青く透けて見えてしまう副作用が出やすいのがネックでした。

これはいいぞ!というものを見つけてはトライしたものの、痛みや費用の割には効果が安定せず、難しい治療です。まぶた治療は医者泣かせ

目元のシワやたるみに対しては、従来のボトックス+ヒアルロン酸注入でも治療の限界があります。

今年の学会では、まぶたのシワ・たるみ治療としてのヒアルロン酸に関する発表を何度か耳にし、積極的に治療に取り組んでいる先生に直接話を聴くことができました。

なめらかなヒアルロン酸と、皮膚の構成成分であるコラーゲンの材料アミノ酸をブレンドした注射です。

注入剤で膨らますというより、入れたものを肥料にして、自分自身の細胞が頑張るという作用です。

「何かいいかも

いつもの私の直感が働き、早速スタッフをモデルに試し練習。

まぶたの薄い皮膚に、0.02ccずつチクチク注射していきます。

こういう細かいテクニックは、マイクロボトックスで習得しているので、私は得意です

直後はスキー場のモーグルのようにボコボコした赤いコブがたくさんできるのでびっくりしますが、1~2時間するとすーっと引いてしまいます。

そして肌にハリがでます

表面麻酔を塗ってから注射すると、痛みもそれほど苦痛ではなさそうです。

そして内出血もほとんどありません。

アレルギー反応もほとんどないとのことです。

推奨治療頻度は1~2週間に1回を4回連続で行います。

ややタイトなスケジュールなので、治療間隔は臨機応変に対応しています。

 

一番驚いたことは、「まぶたに注射することでハリがでますよ。」と説明すると、患者さんのお目目がキラキラと輝くのです。すごく期待して嬉しそうな表情を見せてくれます。

美容医療って、やっぱり夢のあるお仕事で楽しい

女性はお肌をきれいにお手入れしておくと、人に褒められるので自信がつくようです。

そして人生前向きに積極的になるとか。

ある意味、心の精神安定剤のような働きなのでしょうね。

高齢になっても自立して元気に暮らせるためのお手伝いをしていると思うと、仕事を通して社会貢献出来る気がします。

 

目元にハリが欲しくなったら、声を掛けて下さいね!

何万円もするクリームを毎日塗り込み、薄さ0.02mmの角層をふやかすより、大量のヒアルロン酸とアミノ酸を真皮に直接入れるほうが断然効果があると思います。

 

 

お肌にハリを、人生に潤いを。

当院は9月4日に16周年を迎えます。

毎年8月になると、「次の1年はどんなことをしようかな?」と考え始めます。

内装も変更するため、周年のコンセプトというものを考えるようにしています。

今年も夏休み中にぼーっと考えながら、ひねり出したキャッチコピーが、

『お肌にハリを、人生に潤いを。』

お肌の健康美が、どれだけ人生の喜びに影響を与えているか?を訴求してみました。

 

美容医療を続けて22年。

肌ルネと美容医療を掛け合わせたオリジナル治療で、お客様のお肌にハリを、人生に潤いをもたらすノウハウを集積して参りました。

お客様とはだいぶ長く成熟した関係を築き上げていますので、ストレスなく診療できます。

私もいい年になりましたので、言いたいことを遠慮なく発言できるオバサン根性も身に付けました。

スタッフもコンセプトに共感してくれているので、忠実かつ誠実に対応してくれます。

まだまだ未熟な部分もありますが、方向性では間違いなく理想に向かって進んでいる実感があります。

今年は最も心穏やかに周年を迎えることができそうです

これも日頃よりご愛顧いただいている皆々様のお陰と、心より感謝申し上げます。

 

クリニックでの診療は、私の人生に潤いを与えてくれるかけがえのないお仕事。

16年経っても、仕事やサービスがマンネリ化しないよう、頭を柔らかくしてクリニックを運営していきたいと思います。

これからも白金ビューティフルエイジングクリニックが皆さまにとってのパワースポットでいられるよう、感動のサービスを追求しながら精進して参ります。

17年目も何卒よろしくお願い申し上げます。

令和4年8月30日

山口麻子

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