医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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Blog院長ブログ

2024.11.04

ワセリン登場

連休はいかがお過ごしでしたか?

快晴、11月とは思えない暖かい陽気でした。

例年は10月中旬ごろから肌の乾燥を感じ始めますが、今年はようやく今シーズン初ワセリン登場。

手のひらに薄く延ばして、お顔を包み込むように優しく塗ります。

手もカサカサ、シワシワしておばあちゃんみたい あ、孫はいませんが、もうおばあちゃんの年齢でした

手や腕にもレーザーメンテナンスケアを受けていただくと、10回くらいでかなりハリが戻ります。

美意識の高い女性はハンドケアも欠かしません。

とにかく秋冬、ワセリンは必須アイテムです。手と足裏のお手入れもお忘れなく。

ボディ全体は表面積が広いため、ワセリンは塗りにくいから、ワセリンベースのボディミルクがおススメです。

私の家族みんな愛用しています。

当院でも販売していますので、ご希望の方はお声がけくださいませ。

 

愛犬と井の頭公園のお散歩。

まだ木の葉は緑色ですね。

土の上には落ち葉が重なり、葉っぱの上をカサカサ音を立てて歩くのが好き。

青空を仰ぎ、木漏れ日を見ているだけで、幸福感に満たされます。生きててよかった!

 

明日はいよいよアメリカ大統領選挙です。

接戦のようですが、どうなることやら。

TでもHでも、どちらになっても世界に何らかの影響が出るでしょう。

政治家は国民の鏡です。

政治の腐敗は国民の腐敗。

コツコツ自分を磨きましょう。

もちろん外見ではなく中身です。

 

 

2024.06.05

肌ルネ×美容医療

当院のコンセプトは「ファンデーションに頼らない素肌づくり」

若い人よりも、50代以上のキレイにお手入れが行き届いた素肌は、ファンデーションを塗らないことでよりシンプルな美しさを引き出します。

素材を生かしたお手入れは手間暇かかりますが、10年レベルで通い続けて下さっている方の素肌は、健康的で自然で、手触りも良く、上品です。

「古家は古くなったからといって、一部を直してしまうと、調和や味わいが失われ、安っぽい家になってしまいます。古家の良さを残したままのリフォームは新築よりも難しいです。」

と教えて下さった美しい女性がいらっしゃいますが、実に的確なご意見だと思いました。

全身から放つ美のオーラは、とにもかくにもバランスが大切。

「ヨーロッパの女性は皺も日焼けの跡もありながら、惹きつけられるのは彼女達の過ごしてきた人生の質の賜物なのでしょうね。」

・・・人生の質、なるほど。

最近、人間美というものを深く考えることが多くなりました。

 

 

当院では、なるべく毎日使用する化粧品のアイテムを減らすよう指導しています。

保湿剤は1種類、日焼け止めは必要に応じて、ファンデーションはなし、クレンジングもなし、石けんもなし。

このシンプルなスキンケアを私たちは『素肌ルネサンス=肌ルネ』と呼んでいます。

肌ルネを始めると、その後の肌状態が以下の3通りに分類されます。

➀改善した

②変わらない

③悪化した

➀~②の場合は、迷うことなく続けてください。

問題は③に当てはまる人です。

悪化する場合の症状は以下の2通りです。

A: 極度の乾燥肌に悩むタイプ

B: 脂性肌で角質がゴワゴワ厚くなり、ニキビが出来たり脂漏性湿疹のようになったりするタイプ

Aの対策としては、ワセリンやクリームなどの保湿剤を1日2回きちんと使用することでほぼ回復します。

Bの対策は少々難儀ですが、20年以上肌ルネと美容医療のコンビネーション治療を続けた経験から、その対応と経過を予測することが出来るようになりました。

日常のスキンケアは、適切な洗顔が必要です。Bタイプの人は圧倒的に洗顔不足のことが多く、正しい洗顔指導が欠かせません。

当院の肌ルネエステティシャンはプロですから、正しいスキンケアをお伝えすることができます。

私もスタッフも全員ノーファンデですから、何でもご相談下さい。

そして、ワセリンやクリームなどベタベタする保湿剤の使用は控えることです。

できれば何も塗らないのがベストですが、塗るとしても化粧水や美容液など軽いもので刺激のないモノがお薦め。

ファンデーションやクレンジングはNG.

そして定期的なレーザーによる肌メンテナンスです。

毎月1回のペースで30回続けると、確実に肌は変化します。3年かかります。

診察室では「まずは月1回を10回目指してください。1年かかります。そして、本当に肌が変わったと実感できるまでには30回の壁があります。」とお伝えしています。

 

2018年から肌のゴワゴワを改善したいと肌ルネをしながら通っている患者さんが、2023年頃からようやくざらつきが減り始め、昨年末頃からはすべすべ肌になりました。

いや~あんなにゴワゴワが続いたのに、やっと良くなった、6年経過したわ、と思いながらカルテを確認したところ、28回目のお手入れが終わった頃から変化を実感。

6年間で31回レーザーを受けました。1年平均5回ですね。

我々を信じて、ついてきて下さったことに感謝です。

このように、来院間隔が空いても、レーザー治療は回数依存で効果を発揮します。

少しでも早く良くなりたい方は、毎月通って下さい。

時間がかかっても構わない、自分のペースで通いたいという人は、2~3か月毎のレーザーでも結構です。

回数を重ねれば効果は出ます。肌は変わります。

とにかく続けることが何よりも大切です。

 

根本的に肌質改善をしたい方、

年齢を重ねた素肌に纏う美しさを手に入れたい方、

私たちと一緒に肌ルネ×美容医療を実践し、

ファンデーションを卒業しませんか?

 

 

 

50代からでも遅くない

「40代からのシミ・しわ専門美容皮膚科」

と掲げているせいか、当院に通うお客様の年齢層は40~50代が多い。

例えば、本日の診療は10人。

40代 3人

50代 3人

60代 2人

70代 2人

・・・でした。

美容医療を効果的に受けていただくには、40歳前後くらいからレーザーによるスキンケアを習慣にしていただきたいという願いから、「40代からの~」と謳っています。

あまり老化が進行しないうちから、エイジング対策をした方が、若々しさが保てるからです。

一方、十分な新陳代謝と再生能力があるのにも関わらず、20代~30代前半の若すぎるうちからあれこれ手を掛け過ぎるのは、意味がない?かえって肌に悪い?と訴える医師も少なからずおります。私もそのように考えております。

勢いのある若い人は、極端なことに突っ走る傾向がありますよね。

それが良いこともありますが、美容(化粧品、エステ、医療含む)に関して突っ走ってしまうと、肌の健康を害するリスクが高まります。

過ぎたるは猶及ばざるが如し。

では、更年期を迎えた50代以降のスタートでは遅いのでしょうか。

シミ、しわ、たるみがどんどん顕著になり、日ごとに老いを実感するお年頃です。※まさに私自身の個人の感想です。

「まずい 何とかしなければ」と焦燥感に駆られる一方、「もう歳だから仕方ないのかなぁ」という諦め心も顔を出し、揺れる~想い~♪

ちょっと待った

諦めたらあかんって。

50代スタートでも間に合いますって

本気の50代女性たちが、真摯に当院推奨のスキンケアに取り組んでいただいた結果、「あ、やっぱり違う。きれいになるんだ」って感じています。3年続けていただければ、変わるものですよ。

50代のお顔には、どんどん加齢変化が現れるのですから、それを上回るくらいお手入れしなければシミ・しわ・たるみを改善させることはできません。裏を返せば、当院推奨のスキンケアを守りながら治療を受けていただければ、きちんと結果を出すことができるのです。それが“医療”の強みです。

その結果にご満足いただけた50代女性のお客様が、

「先生、是非私の症例写真を使ってください!目隠ししなくても結構です!!これから治療を受けようと思っている人たちにとって、治療効果のイメージが湧くと思います。」と、自ら写真提供をお申し出下さいました開院して17年目ですが、初めてのお申し出に感謝感激雨あられ。ありがとうございます。

ブログやLINEなどオンライン上に写真を載せることはできませんが、院内でお見せすることが出来ます。気になる方はお気軽にお声がけ下さいませ

2022.09.20

健康、若さ、その先は?

「行き過ぎた健康の先は、どうしたってグロテスクになる」

日経新聞夕刊の文化面、ドキッとするような冒頭で始まる文章。

『天の敵』と言う舞台。

作・演出は前川知大さん。

2003年に結成した劇団「イキウメ」による演劇を観ました。

内容を要約しますと、1895年生まれの医師が、戦争による飢えを何とか解決しようと食事療法を考える中、行き着いたところが「飲血」人の血を飲むことでした。

50代半ばから飲血を始めると、どんどんカラダが若返ります。

肌ツヤや身体能力が劇的に若返ったものの、紫外線に極度に弱く、日中外に出ることができません。

もしろん、血液以外のモノを口にすることもできません。

やがて働いていた病院勤務を続けられなくなり、今までの自分を捨て、偽造した身分証明書で身を隠すように過ごすことになります。

彼の妻にも飲血をさせたところ、同様に若返りますが、生殖機能だけは戻らず二人の間には子供がいません。

日中外に出られないため、暇を持て余した妻は、夜遊びで街に繰り出し、お酒を飲んだり男性と遊ぶようになります。

そしてついに、禁断の食事を口にしてしまったところ、嘔吐が止まらず、急激に老化して亡くなってしまいます。

最期の「お肉やお魚や白いご飯の美味しかったこと!!」というようなセリフが強烈に印象的でした。

ああ、食事というものは、人生の喜びの大きな割合を占めているんだなと。

それを我慢して、血を飲みながら隠れるような生活をしながら、惚れ惚れするような若々しさを維持することに、何の意味があるんだろうか?と問いかけているようでした。

 

ちょっとグロテスクな内容になって申し訳ないのですが、私がこのようなテーマに興味がそそられるのは、自分自身が肌断食と湯シャンを実践し、それが本当に快適だと心の底から思っているからです。しかしそれは社会のマイノリティーであり、ある意味「変人」であることも自覚しています。

20代の終わりから少しずつ化粧品を減らす生活を試み、どこまで減らせるのか?を追求することが私のライフワークになりました。3~4年でファンデーションを卒業、アイメークは10年以上かかりました。湯シャンに取り組んだのは30代終わり、5年越しで完全にシャンプーを止めることが出来ました。まさに人体実験です。

化粧品を当たり前に使っていた生活習慣を変えるには、結構時間がかかることを知りました。

生理的に細胞が整うまでの時間と、心理的に慣れるまでの時間です。これは個人差が大きいのですが、年単位で変わってくるものです。3か月で変わる!というのは嘘だと思っています。

現代人は効率の良さとかコスパとか、とにかく時短を求める傾向がありませんか?

数年前にスローライフという言葉が流行りましたが、どこか行ってしまいましたね

何か物事を達成したり習得するには、年単位の時間がかかるというのが真理だと、私は思っています。

程度の差はありますが、素肌をキレイに整えることは「できます」

私が提供するのは「素肌の健康」であって、メークで映える美しさではありません。

しかし、それは簡単ではありません。

時間と続けられる根気が必要です。

 

『天の敵』を作った前川さんご自身、「マクロビオティック」に取り組んでいたそうですが、だんだんとライフスタイルそのものを変えないといけないことに気付いたと書かれています。家族からもうやめてくれ、と言われ、健康になりたいと言うクリーンな欲望から、排他的、攻撃的な自分が生まれていくのを感じていた、とあります。

完璧な健康主義者って、ちょっと近寄りがたいということでしょうか。

え?もしかして、肌断食と湯シャンをしている私も、そのように思われている??

そんなことありませんよ

私はお酒も飲むし、好き嫌いなく何でも食べられます

結構テキトーに暮らしています。

 

劇中の「お肉やお魚や白いご飯の美味しかったこと!!」というセリフをメークに置き換えれば、

「肌色が明るくなり、目鼻立ちがハッキリしてメークってミラクルいい香りに包まれて幸せ!!」なのでしょうか。

心底お化粧が大好きな人に、肌断食や湯シャンは苦痛でしょう。

私はお化粧品を使うのは個人の自由だと考えているので、使うこと自体を否定しません。

お化粧をやめたいけれど、どうすれば上手く止められるの?という質問には、とことん応えます

肌断食&湯シャンを実行している女医による美容皮膚科なんて、ほとんどないと思いますからね

 

肌や髪の健康について間違えないで欲しいことは、化粧品をやめることが目的になってしまうと、清潔観念を忘れてしまいかねないということです。健康な肌や髪を手に入れるために不潔になっているという、本末転倒なことが起きています。

健康な素肌にするために、過剰な化粧品を減らします。

化粧水を使って問題なければ使えばいい。

ファンデーションを塗って自信が付くのであれば塗ればいい。

石けんでスッキリするのであれば洗えばいい。

私は肌状態を観察して、良くないことがあればお伝えするだけです。

万人に共通で良いとか悪いスキンケアはありません。

1人ひとりが快適に感じるスキンケアをすればいいのです。

肌断食と湯シャンがゴールではないのです。

 

スキンケアは奥深いです。

私の目指す素肌美はグロテスクになっていないか?を再確認させたれた演劇でした。

 

 

 

 

動いています

最近、海外旅行へ行く人のお話が増えました。

この数日間だけでも、トルコ、スイス、アメリカ、ハワイ、フランス

皆さん、動き始めました

 

当院の予約も7月まで埋まってしまいました

初診受付は10月以降となっているようです。

キャンセル待ちを承っておりまして、キャンセルが出ましたら、スタッフがパズルを組み合わせるように空いたところを埋めております。ご希望の方々に一人でも多くご来院いただけますよう、優しくて熱心なスタッフが心を込めて対応しております。キャンセルやご変更がありましたら、前日のお昼までにご連絡いただけますよう、何卒ご協力お願い申し上げます。

・・・というわけで、クリニックの予約も動いております

 

美容皮膚科の通い方は2通りあります。

1.老化予防重視型

長期的に通い続ける。このタイプは、数年以上通い続ける。いつも肌をキレイに整えておくことが当たり前と考えている。当院では、一番長い人で20年以上通っており、お肌の美しさは国宝級

2.悩み解決型

シミ、シワ、たるみなど気になる悩みを短期的に解消したい人。治療で気にならなくなったら目的達成。数年後、再び悩みが出てきたら、その都度クリニックに足を運ぶ。

どちらが良いということではありません。美意識や性格によると思います。

 

「美容医療は通い続けないと意味がないのでしょうか?」という質問をよく受けます。

そんなことはありませんし、途中で治療を止めたからといって、リバウンドするように老化が進行することはありません。逆に、治療による効果を得た分だけ、老化スピードを遅らせているのですから、治療を受けたら受けた分だけの恩恵が得られるというようにご理解下さい。

キレイになりたいと心が動いた時が「今でしょ!」ってことです。

 

マスクが外れるのも時間の問題ですよ~。

今のうちに、マスクの下は“under construction(工事中)”

キレイなお肌は貴方の財産。

自信を持って見せられるお肌作りのお手伝いをいたします。

今のうちにどんどん美しくなって、アフターコロナに備えましょう

2022.02.09

洗顔料を止める

今年の冬は、お肌の乾燥が気になりませんか?

私の手はカサカサして、おばあちゃんのようにシワシワ

冬の低温・低湿度と、汗をかかない生活が原因でしょう。

当院のスキンケアは、基本的に化粧品を使わない「肌ルネ」を提唱していますが、

肌ルネ成功者のお顔は、冬の乾燥に負けないお肌です

 

「洗顔後は顔がつっぱるので、すぐに何か塗らないとバリバリになって大変

と感じている方は、ご自分の肌が“不健康”であることにお気づきでしょうか?

バリア機能の保たれた保湿力のあるお肌は、ワセリンを少しだけ塗って皮膚表面を保護してあげるだけで、十分潤いを保つことができるのです。

皮脂分泌が十分ある方は、ワセリンすら不要。

裏を返せば、ワセリンだけで潤う皮膚は“健康”だということ。

 

もしワセリンだけでは乾燥が厳しいと感じるようであれば、

とにかく洗顔料(クレンジングとか洗顔フォーム、石鹸など)を止めるようにして下さい。

洗顔料は乾燥行進曲です。

洗顔料を止めることこそ、乾燥肌対策の第一歩。

 

マスク生活も2年。

これをきっかけにリモートワークが進んだり、

人に会う機会が減ったことで、

「ファンデーションを止めました

という方が増えました。

ファンデーションを止めると、

洗顔料も要らなくなるので、

肌への負担はぐっと減ります。

そして「今年の冬は乾燥しなくなりました

と、肌の変化を実感して頂けているようです。

乾燥するからと、化粧水やクリームをベタベタ塗るのではなく、

まず洗顔料を止めること。

これ、本当に大切です。

※洗顔を止めるのではありません。適度な水洗いは必要です。

ファンデーションがなかなか手放せない人は、塗った日だけ洗顔料を使うようにすると良いでしょう。

 

洗顔料を手放しますか?

乾燥肌を手放しますか?

「肌をきれいにしたい」という気持ちは一緒なはず。

乾燥肌でお悩みの方は、洗顔料をやめることを、美容法の一つとして追加してみて下さい!

 

 

 

 

 

2021.11.30

バリア機能を守る

いよいよ師走。

今年もなんやかんやあっという間に終わってしまいそうです。

年末になると、今年お世話になった人の顔を思い浮かべ、感謝の気持ちを伝えたくなります。

手紙を書こうかな?贈り物しようかな??などと考えてるだけが関の山

ま、とにかく診療に集中して、結果の良い治療が出来るよう頑張ります

いろいろやらなければならない事が積み重なると気が散るのですが、診療中は今ここ集中すべきと心得ています。

いい仕事をやり遂げることが、皆様への恩返しですからね

それにしても年末は繁忙期で、年内はすでに予約が全て埋まってしまいました

しかし、キャンセルや変更など動きもありますので、是非キャンセル待ちをして下さいませ。

 

そして世界は「オミクロン型」ですか!

日本がコロナ感染者数が激減していますが、世界は急増しています。

ワクチンとウイルスのいたちごっことなっています。

「人間よ、少しペースダウンしなさい。」というメッセージが聞こえるのは私だけでしょうか。

 

美容においても、いささかやり過ぎ傾向を助長するような宣伝広告やSNSがヒトの脳に影響を与えています。

少しでもきれいになりたいという欲求が盲目的になるケースを散見します。

●洗顔し過ぎ:朝晩のダブル洗顔、トリプル洗顔の人も!

●化粧品塗り過ぎ:使用アイテム10種類以上!

●擦り過ぎ:コットンで拭き取り化粧水、布でゴシゴシ、手でゴシゴシ。

●美容器具使い過ぎ:コロコロローラーを1日100回転がしてフェイスラインに傷が!

●ピーリングし過ぎ:トレチノイン、グリコール酸など角質取り除き過ぎ

●美容医療受けすぎ:フラクショナルレーザー、ダーマペン、ハイドラフェイシャル、ケミカルピーリングなど角層にダメージを与える治療を皮膚が赤く光るまで受け続ける

 

もう、滅茶苦茶ですよ。

皮膚のバリア機能を破壊する行為をやり続けているのですから。

「なんか変だ・・・」と感じた時は、肌理は失われ、薄くツルツル光沢感のある皮膚になっているのです。

荒れた肌は敏感で、毛細血管が開き、赤みを帯びています。

慢性的に炎症しているので、シミも増えるでしょう。

ヒリヒリ感や痒み、湿疹が繰り返し出るようであれば、化粧品の使用を控えて下さい。

 

バリア機能を無視したスキンケアは危険です。

長期的な肌荒れに悩むことになり得ます

一度肌荒れを起こすと、年齢や個人差もありますが、回復までに数年かかることもあります。

 

「やめるを選択する」ことも必要です。

メディアやSNSに振り回されず、ちょっと一呼吸。

冬はどうしても気温と湿度が下がり、肌が乾燥しやすくなります。

バリア機能を守るスキンケアに徹しましょう。

 

 

 

お肌のすす払い

70代の母の肌がだいぶ古ぼけて、美容皮膚科医の母親としてあるまじき状態でした。

これはいけない・・・何とかせねば

疲れた老女に、レーザーとボトックスでお肌のメンテナンスを3か月ほど続けました。

別々に暮らしているので、月1~2回程度しか会いませんが、先週会ったときには、肌ツヤが回復。

マンマミーア

元気そうに見えました

 

母「最近肌の調子が良くてねぇ。全然乾燥しないのよ。洗顔後もつっぱらないし。」

私「それは良かった、レーザーの効果でしょ。ボトックスで変なシワも伸びてますよ。」

母「レーザー様様だわね。おかげで化粧品要らずだから本当に助かるわ。」

私「うち(当院)に通っている患者さんたちも、お肌つやつやだよ。美容医療の効果はすごいんだから。」

母「お化粧品のゴミも出ないし、持続可能な素晴らしいスキンケアね、レーザーは。みんなルンルンだわね。」

私「そうなのよ。」

 

久し振りにレーザーケアをしたことで、驚きの復活肌

まさに『お肌のすす払い』

メラニン色素を除去するので、シミ・くすみが薄くなり、肌がワントーン明るくなります。

コラーゲンが増えるので、お肌にハリもでます。

肌の調子が良くなると、気持ちもグンと明るくなります。

自分がキレイになって気持ちよく過ごせれば、周りの人も明るい気持ちになるはずです。

 

美容医療は女性にとって、まさにWell-beingのカギになるに違いありません。

私の志と覚悟は、

「お肌に健康と美をもたらすことで、人々のWell-beingに貢献する」

ではないかと確信した次第でございます

 

肌の悩みは実に奥深く、肌ルネを提唱する私のもとに全国(海外からも!)から問い合わせがあり、受診して下さることを思うと、実に身の引き締まる思いです。

洗顔方法や保湿剤の塗り方を確認するために、当院を受診されるのです。

新幹線や飛行機で、日帰りで通って下さる方もいらっしゃいます。

1人ひとりに合わせたスキンケアを分かりやすくお伝えし、実践してもらいます。

納得していただければレーザーなど医療も行います。

ゆっくりですが確実に肌状態は改善していくものです。

若い頃は「肌質改善」という漠然としたフレーズに苛立ちを感じていたものですが、

図らずも美容の仕事に携わることになり、

たくさんの「肌質改善」症例を目の当たりにしてきたことで、

この言葉は嘘ではなかったのだと確信するようになりました。

(もちろん、毛穴の目立つ脂性肌が、毛穴レスのシルク肌になることはありません

驚くほどキレイに変化するものです。

 

「肌質改善」を成功させるコツは、

① 信頼できるクリニックに通うこと。

② 1年以上腰を据えて取り組むこと。人によっては2年かかることもあり。

③ アドバイスを素直に聴ける心を持つこと。

 

さあ、お肌のすす払いをして、Well-beingになりましょう!

 

 

2021.07.06

夏のスキンケア

蒸し蒸し、ジメジメの季節。

マスクの中は熱帯雨林気候です。

皮脂でベタベタ

マスクで皮脂が増えているような気がします。

私のような女性ホルモンが底をつきかけている中高年のお肌でも、この熱帯雨林では乾燥とは無縁です。

何も塗らないでこれだけベタつくのに、美容液とかクリームを塗るなんて・・・ 在り得ませーん

肌ルネを推奨している当院に通う人たちには、60代でも70代でも保湿クリームも日焼け止めも不要なご婦人がいらっしゃいます。本当ですよ。自己保湿能力が保たれているから、つやつやです。もちろん美肌レーザーによるスキンケアをしています。

美肌レーザーは皮膚の新陳代謝を正常化させる働きがあるので、月1回ペースで照射を繰り返すと、どんどん健康肌に生まれ変わります。シミは薄くなり、コラーゲンが増えるので肌のハリも出てきます。

「年だから塗らなくっちゃ、干からびちゃう」なんて商売文句に騙されませんように。

自己保湿能力の限界で自力で潤えなければ、保湿剤を1つだけ使えば良いのです。

乾燥肌に適量の保湿剤を塗ることはOKですが、あれもこれもと欲張って塗り過ぎると逆効果でお肌はどんどん砂漠化します。過ぎたるは猶及ばざるが如し。

汗だく皮脂だくな時は何も塗らない。水で流しておしまい。

自分の肌を正しくお手入れしていれば、化粧品はほとんど不要になりますからね

化粧品を塗らずして潤う肌は、化粧品で潤った(つもりになっているフェイクな)肌とは別格です。

貴女は一生フェイク肌を続けたいですか?

本物の潤い肌を手に入れたい方は、私たちが20年間で培ったノウハウをお伝えするとともに、肌ルネスタッフが親身に対応しますので、まずは肌ルネサイトをご覧ください。

 

梅雨が明け、これからもっともっと暑くなると思うと、少しだけ気が滅入ります。

クリニックでは夏の風物詩「カルピス」を用意していますので、ご希望の方はお声がけ下さいね。

2021.05.05

肌断食×美容医療

「肌断食×美容医療」を掲げて、随分長い時間が過ぎました。

美容クリニックで、化粧品の使用を控えるよう指導するクリニックは珍しいらしく、「お化粧品に頼らないでキレイになりたい」と希望される方が当院を訪れます。

メークはしたくない、お化粧品は使いたくないけれど、肌はキレイにしておきたい、というニーズです。

開院した15年前にはほどんどないニーズでした。

 

化粧品をスパッと全部止められる人もいる一方、長年の習慣を断ち切ることに難航する人もいるのは事実です。

難航する理由としては、以下の2つが考えられます。

1.肌状態が悪化する。

2.ファンデーションを塗らずに外に出ることが恥ずかしい。

 

2は社会の刷り込みによる思い込みなので、今回は飛ばします。

1の場合、良くあるケースとしては、洗顔不足による肌のゴワつき(垢つき)、ベタベタ(皮脂過剰)、角栓、赤み、痒みなどです。

肌断食=肌に触れてはいけない

と誤解されている方が非常に多く、初診時にスキンケアを確認すると、肌状態が悪化している人は洗顔不足が原因のようです。ニキビができやすいオイリー肌の人がこのような状態に陥りやすいようです。

正しい洗顔方法を動画にまとめていますので、こちらをご覧ください。

メークをしていなければ、石鹸で洗う必要はありません。

オイリー肌の人は、ワセリンを控えて下さい。

 

ずっと化粧品を使い続けた肌が、化粧品を使わない肌に慣れるまで、人によっては1~2年かかることもしばしばです。

当院を受診する方は、すでに1年以上肌断食を続けてきた人もいますが、最初は肌状態の悪化に悩みながらもだんだん改善してくるようです。このあたりのデータもまとめてみようと思っています。

当院では、肌の回復を早めるためにレーザー治療を併用しますが、皮膚は驚くほど変わります。

 

このような仕事を20年以上続けています。

「肌断食」という言葉も、20年前と比べるとかなり広がりを見せているような気配です。

私たちは、肌断食とそれにまつわる生き方を含めて「素肌ルネサンス(肌ルネ)」と呼んでいますが、実に奥深い仕事をしているな、と感じています。

たかが肌、されど肌。

肌状態が良いと気分が晴れやかになり、前向きに生き生きを過ごせるようになります。

 

少し前までは、

「スキンケア=化粧品」という刷り込みが社会全体に行き渡り、アレルギーなどで化粧品を使うことが出来ない人・又はベタベタ塗ることに抵抗を感じている人たちにとっては、スキンケアの選択肢があまりにも少なすぎました。

しかし今は、

「スキンケア=肌断食」

「スキンケア=肌断食×美容医療」

という選択肢に広がりました。これは喜ばしいことだと思います。

 

私たちが20年間をかけて築いてきた肌断食方法をまとめた素肌ルネサンスをご覧ください。

 

肌断食が広まってきたことは嬉しいことなのですが、このスキンケアの奥深さを理解するには最低でも5年はかかります。肌断食は万人受けするスキンケアではありません。私自身も、化粧品をやめようと思ってやめたわけではなく、自分自身を実験材料として化粧品を減らしていったところ、行き着いたところが何も塗らない世界でした。肌断食は目標ではなく結果だったということです。

湯シャンも快適と感じるようになるまでに5年かかりました。こちらはやめようと思ってやめましたが。

 

肌断食を極めるまでには時間がかかります。

肌断食への興味が増えてきた一方、肌断食は間違っていると言い切っている人たちもいるでしょう。

肌断食のための化粧品??も売られています。肌断食すら商売道具になっているのですね。

 

肌断食が正しいとか、化粧品が正しいとか、そういう二元論ではありません。

スキンケアには多様性があり、その1つが肌断食だと理解していただけると幸いです。

我々はスキンケアだけでなく、生き方の選択肢を広げる活動をしています。

 

 

 

 

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