Blog院長ブログ
朝は洗顔料を使わないで、水だけで洗顔をする人が増えているようですね。
美ストの12月号に、小さい記事ですが取り上げられたことに、スキンケアの概念もだいぶ変化してきたわと嬉しく感じています。
http://www.s-bac.com/media/#date20131021 ←チェック
私は朝も夜も水洗顔です。体も石けんを使いません。もちろんシャンプーも使いません。脱シャンプー歴4年目です。
先日の美容外科学会で、某化粧品メーカーのブースで頭髪チェックをしてもらいましたが、頭皮も毛もすこぶる健康で褒められました。(自慢ですみません)
これでますます脱シャンプーに自信を持って取り組めます
私も5年前までは、シャンプーしないなんて信じられませんでした。止めてからも皮脂バランスが安定するまでには時間がかかり、夏になると頭皮のベタベタ感が気になってひと夏に3?4回はシャンプーしていました。しかし、ついに今年の夏はベタつきがなく、一度もシャンプーせずに過ごすことができました 今年は3月にマニラへ行ったとき、4月にパリに行ったとき、そして春に子供のサッカー観戦で砂埃で髪がジャリジャリになったときの合計3回だけシャンプーを使いました。自分でも驚きです。
私は『美容皮膚科』が専門ですから、いかに健康的に肌や髪をきれいにすることができるのか?を日々探究しています。
レーザーやボトックスを使った治療は好きですが、それ以前に日々のケアがとても大切だと感じています。
毎日のケアは、余計なことはしないということ。
余計なケアを止めて、どこまできれいでいられるか?を追求しています。
“全身断捨離”です。気持ちが良いですよ。
私はこの美容医療の仕事に携わって14年目になりますが、有難いことに10年以上通って下さっている患者様が何十人かいらしゃいます。
40代だった人は50代に、50代だった人は60代になりますが(70代だった人は80代!)、きちんとお肌のメンテナンス治療を続けてくださったおかげで、皆様お肌はピカピカです。
自然にきれいです。不自然で人工的な感じはありません。
外科的な手術はしておらず、基本はレーザーピーリング、時々ボトックスやヒアルロン酸を少し使うだけです。
最近、長いお付き合いの患者様に改めてご自身の肌の変化に感謝されることがあります。
共通することは、「やはり続けているからよね。」
そして皆、心が健康な方ばかりです。
皆様、周りの同世代の女性たちよりも、はるかに美しいと思います。
もちろん外から医学的な力を加えていることだけが理由ではなく、生き方が素晴らしいからだと思いますが、「肌がきれいと褒められる。」と報告してくださると私まで嬉しくなります。
通りすがりの人やバス停で待っている時に、見ず知らずの人から「お肌がきれいですね、何かやっていますか?」と聞かれるというから驚きます。
ここで改めて主張したいことは、あまり肌に負担にならないようなマイルドな治療でも、コツコツ続けているだけで自然に美しく年を重ねることができるのだということ。
(レーザーピーリングの効果はすごいのです・・。これを受けないのはもったいない!)
ちなみに私の患者様には、余計なお化粧品は使わないようお伝えしていますので、日常のお手入れは極めてシンプル。
何種類ものお化粧品は不要、リキッドファンデーションとクレンジングは使わないこと。
塗らないことに慣れれば、肌はぐんときれいになります。
夏の紫外線が気になりますね。
うっすらシミが出てくると、あらら・・・という残念な気持ちになります。
先日の美容皮膚科学会で衝撃的だったことは、日焼け後の色素沈着が取れるまでに、
20歳で24日、30歳で120日、40歳で365日 という発表でした。
何それ、40歳以上はシミが増える一方・・・ です。
溜まったメラニンはレーザーで取ってあげましょう。
しかし昨日、それはそれは素敵な60代女性に会ってしまったのです。
イタリア人なみに真っ黒にきれいにセレブ焼けしておりまして、
シミはお手入れをしていますから目立たないのですが、シワはそれなりに。
シミとかシワとかたるみとか、そんなことは取るに足らず、とにかくカッコいいオーラが出まくりです。
笑顔やちょっとしたしぐさ、言葉が絵になるのです。素敵なフランス人のマダムみたいです。
先日観た映画のジャンヌ・モローもしびれるほどカッコ良かったですが、この女性も普通じゃない。
シミとかシワとか、そんなのどーでもよい、というレベルです。どんな生き方をしてきたらこんな風になったのだろう。
夏休みに山へ行き、日焼けしないよう長袖を来て帽子をかぶってサンスクリーンを塗っていた自分が、ひどく貧相に感じてしまいました。
まだまだ修行が足りません。自分に何か足りません。
美容医療をやっていて言うのもなんですが、キレイになることよりも“魅力的”であることに価値があると思うのです。
その魅力は、その人の人生であり生き方、考え方、そのものなのだと思います。
60歳を過ぎても人を惹きつけられる女性、憧れます。
とうとう老化が忍び寄ってきました。
今週歯の治療を受けました。
その原因ですが、睡眠中の歯の食い縛りが強すぎて、奥歯に“ひび”が入り、そこからの細菌感染です。
“ひび”から虫歯!
歯を削って、歯根部のお掃除をして、お薬で消毒?して、とりあえず仮歯。
しばらく様子を見て炎症が引いたら被せ歯になるそうです。
ショックなことは、この“ひび”の入った歯が、将来真っ二つに割れる可能性があるということ。
これはどうしようもなく、その時は抜歯だと!!!
歯が無くなる!歯抜け!!
ただでさえ、私は学生時代に歯列矯正をしたので、抜歯をして歯の本数が少ないというのに・・・
う・・・もっと真面目にマウスピースを装着して寝るべきだったといまさら反省。
みなさん、歯は大切にしてください。
抗加齢医学会に出席しました。
私は美容皮膚科を専門にしているので、シミやシワを皮膚表面から治療をしています。
レーザーや注射である程度きれいにすることができますが、いつも考えているのが、やはりカラダの中から整えたいということ。
美容皮膚科治療は『対症療法』です。
きれいな皮膚にするためには、やはり生活習慣を見直したいところです。
加工食品を摂取し、睡眠不足でお酒にタバコ・・・では、『美』は逃げてしまいます。
そんなことを考えていたところ、『機能性医学(Functional Medicine)』という概念に出会いました。
2年前からスポーツトレーナーに教わっているのが、“Functional Training”
同じ“Functional”という言葉がすっと腑に落ちました。
簡単に説明すると、個人の体質や生活習慣こそがカラダの根っこの部分で、病気は枝葉の部分であるという捉え方。
病気を治すには枝葉の部分へ対症療法するのではなく、根っこの部分を改善していきましょうということ。
当然と言えば当然のことです。
感染症はさておき、高血圧・糖尿病、腰痛・肩こりなどの慢性疾患は、その原因を突き止めそこから改善するよう指導することが次世代の医療で主流になるのでは?(理想)
今の資本主義では、健康にとってとんでもない食品はたくさん売られていますし、
アレルギーになる化粧品など化学物質は氾濫しているし、
病気の原因になるものも人間が作り出しているのは事実。
世の中複雑・・・
少なくとも私のクリニックに来る人たちには、シンプルスキンケアを唱え続け、適度に運動して食事に気を付け、甘いものを控え適正体重としなやかなカラダを維持していただけるよう、生活習慣における健康の大切さを訴えたいと思いました。
最近の晩婚と高齢出産傾向のせいか、「きれいなママでいたい!」というニーズが増えているように感じます。
どうやら、お子さんに顔の老化現象を指摘されてショックを受けるようです。
子供は正直というか残酷ですからね。私もよく、「毛穴!」「シワ!」「ハリがない!痩せすぎ!」とビシバシ言われますが、
まあ、子供の言うことを真に受けていては強く生きられませんから、「あら、そう?」などと適当に対応。
また、子供は自分の親には厳しいのではないでしょうか。絶対、客観的に見られないと思います。
ところで、子供の言う「きれいなママ」を考えてみたのですが、やはり20代くらいの若いハリのある色白なお顔で、現代風にお洒落で、もかわいらしくメークしていることなのかな? と思いました。
しかし実際40代のママが無理にそれを目指すとおかしなことになってしまいますので要注意です。
40代で必要なことは、きちんと大人に成長したことを醸し出す『品性』ではないでしょうか。
そしてくすみのない透明感のある元気な肌と、きちんとお手入れされた髪の毛、そして素材と仕立ての良い衣服。
最近の何でもかんでもアンチエイジングブームには、ちょっと・・・
これからは40代の「きれいなママ」を応援できるよう、お肌のお手入れを提案できますよう考えていこうと思います。
「ファンデーションに頼らない素肌づくり」を掲げて開院し、早7年。美容医療業界に入ってから13年。
治療の前に、スキンケアを徹底的に見直し、不必要な化粧品を止めていただくことがファーストステップです。
スキンケアは個人差が大きく、10種類以上の化粧品を使っている人もいるので驚きます。
勧められるがままにラインを揃えると、一度の購入で10‐20万円くらいになるそうです。
それで満足なら良いのですが、満足できなくなると美容クリニックを受診するのでしょう。
「今使っているお化粧品をすべて止めてみてください。」とお伝えすると、最初は勇気が要りいますが、意外とスパッと離脱できます。
というより、そもそもスキンケアを楽にしたい人が当院にいらっしゃるので、信じていただけるのでしょう。
お化粧を止めると、肌のコンディションが良くなるので、
「今までお化粧品に費やしていた何十万は何だったのでしょう・・・。」ということになります。
もっと嬉しいのは、「朝のお化粧の時間が短くなったので、時間に余裕が出来ました!」ということ。
念入りにお化粧するより、睡眠時間を確保しましょう。
スキンケアは科学です。皮膚の構造と働きを理解し、化粧品成分の特徴を理解すれば、おのずと何が必要で何が不要か理解できます。
残念ながら、そこに興味があり追及する人はあまりいないようです。女性は感覚を大切にしますね。
シンプルスキンケアが一番。
シンプルを極めて美しさを引き出すということ。
先週1週間夏休みでした。
知り合いの中医の先生のクリニックを訪問、問診や触診を受けたところ・・・
『虚』の体質であると言われてしまいました・・・
「痩せてるね、脈が弱いね、気や血が『虚』!」
「あのー、気持ちはとても元気なのですが。」と切り返したのですが、
「カラダがついて行っていない。」
そして、経絡に沿ってマッサージと針の治療を受け、漢方薬を処方され終了。
全身針だらけになり、少し焦りました。悪いところは痛いのですね。
子供の頃は元気いっぱいで、友達には「パワフル」とか「アトム」とか言われていたのに、
どうも加齢とともに虚弱になっているらしい。
私自身は出産後体質が変わったように思うのです。
胃腸が弱く、あまり食べられません。
オーダーメイド調合の、中国から直送された漢方を煎じて飲み始めたのですが、味が強烈!
しかし、何事も続けてみないと分かりませんので、しばらく飲んでみようと思います。