医療法人社団晴栄会
白金ビューティフルエイジングクリニック

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選挙2024

さて、今年も追い込み繁忙期となりました。

毎年10~12月は女性の美容熱が高まります。

当院恒例の年末仮装診療も中止しようと思ったのですが、完全に止めてしまうのはなんだか寂しくて、ついついイベントを企画してしまいます

考えている時が最高に楽しいことに気づいてしまいましたので・・・

今年はどんな出来事があったかしら、と思いに耽っていたところ、天の啓示が降りてきました

『選挙』

子供の頃から、我が家の両親はよく政治の話をしており、日曜日の朝は「時事放談」でした。←意味はよく分からなかったけれど。

選挙は必ず行くものと教えられていたこともあり、私も成人してからは必ず投票するようにしています。

そんな日本の衆議院議員選挙2024年の投票率は53.85%だったとか。

一方、先週行われたアメリカ大統領選挙の投票率は64.52%。

日本はアメリカより10%以上低いのですね。

しかし過去データを調べてみると、戦後昭和時代までは投票率70%前後を推移しており、過去最高は昭和33年の76.99%

世代別投票率を調べると、60代以上は70%以上の人が投票している一方、20代は30%代とかなり低めです。

少子高齢化ですから、若い人が一丸となって投票しても、数の上では高齢者に負けてしまうんですよね。

諦めなのか、政治に興味がないのでしょうか。

 

日本で選挙が始まったのは明治23年。

衆議院の参政権は「満25歳以上の、直接国税を15円以上収める男子」ということで、この条件に当てはまる人は国民の1%しかいなかったとか。

それに比べれば、すごい勢いで民主化されたものです。

 

選挙話が長くなりましたが、今年の年末イベントは選挙パロディをお届けします

ちょっとお得な治療プランもご用意しました。

皆さまには投票していただく予定ですので、奮ってご参加下さい!

もちろん参加賞付きです。

詳しくはスタッフにお問い合わせくださいませ。

インディバ 温活美容

今日はハロウィン = 10月終わり = 外国ではサマータイム終了日

日本でも、戦後GHQの指導により、1948年~1951年の3年間サマータイムを導入していたのをご存じですか?

しかし、日本のライフスタイルには馴染まなず、世論の評判が悪くて、廃止になったようです。

この時期は夕方5時の鐘が鳴るとすっかり暗くなり、夜が長く感じますね。

 

明日から11月、『インディバ 温活美容』が始まります

皆さま、インディバをご存じですか?

スペインで開発された高周波温熱療法で、体の深部をじわ~っと温めます。

機器自体は40年の歴史があり、日本でも30年前から使用されています。

美容は(企業都合で)流行がありますが、インディバは時代に左右されない地位を確立しています。

身体を温めることで免疫力が高まり、自律神経も整うとのこと。

冷え、むくみ、筋肉のコリも改善。

セルライトにも効果ありとか!←個人的にはコレ、気になります。

科学的根拠の基づく論文も多数あるとのことです。

 

今日はスタッフ施術の「インディバフェイシャル」を受けました。

まずはデコルテから温めたのですが、足先まで熱が一気に伝わるのを感じます

血が巡ってる~~~

デコルテ、首、顔を丁寧に温めてもらったら、顔色が劇的に明るくなりました

帰宅途中に立ち寄ったスーパーの鏡に映る自分の顔をみて、ハッとするくらいの効果を実感

5時間以上経過した今でも、足先までポカポカ血の巡りを感じています。

当院では10年以上前からインディバを導入していたのに、何でもっと活用しなかったのか謎・謎・謎

良い施術は広めなければ!と、気分が高まっている今夜ブログを書いています。

↑LINE配信しています

1つ気になった点は、血流が良くなるということは血管が開くということですので、施術後に軽い頭痛を感じました。一過性ですので、心配ありません。

 

当院のスタッフは全員エステティシャンで、キャリア15年以上のベテラン揃いです。

最近、より良い効果を出すために、熱心に研究しています。

私も毎週受けたい施術です!

これからますます冷え込む季節。

身体を温めて健康的に、温活美容しませんか。

美容クリニック選び

美容クリニックを受診してみたいけれど、沢山あるのでよく分からない!

悩んでいるうちに、何となく行きそびれてしまい、悲しいかな歳ばかりとってしまい、老けた顔を見てがっかり

美容クリニック選びで大切なことは、自分に合うクリニックを探すこと。

「楽しく通えるところ」

「美の方向性が一致しているところ」

「信頼できそうだ」

1年間ほど通っていただかなければ、十分な結果は出せません。通うから結果が出て、信頼へ繋がります。

楽しく通えることがいかに大切か、お分かりいただけますでしょうか。

 

ご参考までに当院の患者様の特徴を少し紹介してみましょう。

・40代~60代の大人たち

・素肌美を求め、シンプルライフを理想とする

・「いかにもやりました」といった、不自然な顔は望まず、穏やかな改善を好む

・外科的治療は望まない

・約束時間を守って下さるなど礼儀正しい

・素直で真面目に取り組む

・食事や運動に気を配り、自然に健康意識が高い

手前味噌ですが、モンスターな人は誰一人いませんし、人間力の高い素敵な人たちばかりです

 

院長の私自身が50代となり、人生で大切なことは、学問・教養・道徳に他ならないと信じている今日この頃。

人間としての芯の強さを軸として、その表面に手入れの行き届いた素肌をさらりとまとう。

これぞ当院の求める美の真骨頂

院長もスタッフも全員素肌です。

患者様もどんどんファンデーションを手放しています。

 

美容医療の歴史はまだまだ浅く、レーザーや注入治療が本格的に始まったのは2000年頃からです。

その頃は、美容医療に従事する医師数も少なかったですし、私より10歳くらい年上の、もはやレジェンドと言われる女性医師はごくわずかでした。

最近急増中の若手キラキラ医師が輝く中で、私のようなオバハン女医の存在こそ、実はレアもので希少価値があるのでは

絶滅危惧種かもしれません。

超自己肯定感高めっス

 

熱海の花火大会です。

秋なのに、今年初花火

オバハンでも、心の中はいつも花火に負けずキラキラです

美容医療を通じて、皆さまの心にも華火が弾けるようなときめきをお届けいたします。

それは意外と静かで、炭火のようなものかもしれません。

身体髪膚之を父母に受く

「ファンデーションに頼らない素肌づくり」

18年前の開院時に考えた、当院の経営理念、キャッチコピーです。

そして、ターゲット層は、

「40代からのシミ・しわ治療専門の美容皮膚科」

まだ30代半ばだった同世代の友人らは、アンチエイジングというにはまだまだ若く、美容医療なんて必要ないでしょ、という空気感 最初の頃は患者さんが少なくて暇でした

40歳を過ぎ、だんだんと知人も通い始めるようになりました。

加齢肌を整えることは実に気持ちの良いものです。

 

そして月日は流れ・・・

とうとう娘世代が受診するようになりました。

20代前半のお肌はピチピチ。

輪郭はきれいなカーブを描き、肌艶良く、弾力もあり、キメも赤ちゃんみたいに細かい

もちろん天然ですよ。

40~50代のキレイな肌とは全く別物です。

はっきりと言います。

若い人と比べるのは止めましょう

次元が違います。

年齢を重ねた、中身のある大人のカッコ良さを目指してください。

 

そして若い人たちへ。

「身体髪膚之を父母に受く 敢えて毀傷せざるは孝の始めなり」

私が10代の頃、よく父に言われた言葉です。

ピアスを開けたり、金髪に染めていた程度でしたけれど、昭和の親にはそれでも過激に映ったのでしょうね。

時は流れ、令和時代。

隣国の影響で、美容医療が身近となり、毀傷しなければ損くらいの勢いで美容ツアーに出かける人の話をよく耳にするようになりました。浮足立っちゃっていませんか?そんなに軽い国民でしたっけ、Nippon?もっと大切にすべきことはありませんか??

身体への外科的手術は不可逆的であり、理想の美を手に入れるためには大きなリスクを伴うこともお忘れなく。

そして、メスを入れたからとて100%happyになれるとも限りません。

思い通りにならず、かえって引きこもりになってしまった人の話も聞きます。

若い人は人生経験も少なく、思慮も浅いでしょう。

古典は歴史の知恵の宝庫です。時代が違っても馬鹿にできないと思います。

自分の身体に傷をつけるのは、もう少し慎重になった方が良さそうです。

 

美容医療のリスク

先週、日本美容外科学会が虎ノ門ヒルズフォーラムで開催されました。

私の参加目的は美容医療のトレンドに触れることですが、「流行」という言葉に超アンチな反応を示す性分ですので、あくまでも流行に乗らないのが私流です。しかし、知っておくことは職業人として大切なことです。

(そんな私ですが、大昔バブルの頃は流行のくるくるソバージュヘアにしたり、トサカ前髪にしたりと、流行に乗らされていた若い時代もありましたお恥ずかしながら)

二重まぶたや顔の輪郭(骨切り)手術などを観ていると、ゴールデンプロポーションから逸脱したような、わざとらしい造作を好む人たちがいるようです。アニメというかアバターのような、いかにも人工的な顔貌です。

もはや「美」とはかけ離れていると領域に踏み込んでいる様子です。

いや、「美」とは主観的なもので、個人が追い求める二重の形やフェイスラインの理想形があり、それを完璧に求める患者がいて、それに応える美容外科医がいる、という世界です。

しかしそれは絵画や彫刻とは違い、生身の人間を扱うのですから、それはそれは恐ろしいリスクを伴います。

小顔にするために頬骨や顎の骨を切る手術など、術後の骨折や感染といった合併症があるにも関わらず、手術を受けてしまうのは、若さゆえの勢いなのか、自分には起こらないと信じているのか。

提示された術前写真を見ても、顔貌が正常から逸脱しているような顔ではなく、ごく普通なのにもっと可愛くなりたいからというルッキズムに支配されているのかしらと想像してしまいます。

現在、空前の美容外科ブームです。

美容クリニックや医師がSNSで症例写真をバンバンアップしているから、「私もこんなに可愛くなれるかしら?」と安易に美容外科手術に飛びつく若者が増えていると聞きます。お隣の国に行って治療を受ける人、身近に話を聞くようになりました。

美容外科手術は皮下出血や腫脹などのダウンタイムを伴いますし、その間は日常生活に支障がでるでしょう。

自分の容姿が気になり過ぎて、引きこもりになる人もいるようです。

美容医療には中毒性がありますので、深く入り込むと心が病んでしまいます。

メスを入れる方法ではなく、カウンセリングなどの精神領域で、彼女たちを救えないものかと考えさせられました。

美容医療のハードルを下げ、お安く手軽に受けられるようにするのは考えものです。

 

私自身が流行に対して天邪鬼なこともあり、個人個人のまとう全体的な雰囲気が美しく格好良ければ良し!と考える方なので、完璧な美は求めません。というか、そんなもの手に入らないです。

ある患者さんのシミがなかなか薄くならず気になっていたところ、彼女は「シミがあったって死ぬわけではないから、これでいいんです。」ときっぱり。「それよりもファンデーションや化粧品を止められて、本当に良かったです」と仰いました。いや~、あっぱれです、幸せな女性です。

そもそも私のやっている美容医療は、アンチエイジング専門の美容医療ですから、もっと可愛くなりたいシンドロームの人が対象ではありません。

酸いも甘いも嚙み分けた大人が、「毎日のスキンケアが楽になって、肌の調子がいい感じ」を楽しめる程度の健全な美容医療を提供して参ります

18周年

2006年9月に白金ビューティフルエイジングクリニックを開院して間もなく18年が経ちます。

当院をご愛顧して下さる皆様には、謹んでお礼申し上げます。

18年も経つと1年1年の重みが薄らいでしまいますが、けじめとして心境を綴ることにしています。

当院も18年経ったということは、クリニックの寿命として折り返し地点を過ぎたようなので、さて、今後どうしたものか?と考えるようになりました。

私個人の能力と性格から、規模の拡大は望みません。

薄利多売的な診療は、医療の質と患者満足度が保てないだけでなく、私自身も満足できませんので、幸福度が低下してしまいます。

患者様一人ひとりと向き合い、丁寧な診療ができた1日は、とても気分が良くなりホッとします。

企業というものは、後継者にバトンタッチをしなければ30年くらいで全て滅びてしまうようです。

人間が1世代でやれる時間は、確かにその程度でしょう。

クリニックでも飲食店でも小売店でも、後継者がいないために閉店するお店はたくさんあります。

研修医の頃から注文していた和食屋さんの美味しいお弁当があるのですが、最近は人手不足で配達できないということで、お弁当サービスを中止してしまいました

お世話になったお花屋さんも閉店しました。

よく通っていたイタリアンレストランも閉店しました。

健診で通っていた婦人科クリニックもこの春閉院してしまいました。

自分の身近なところでも、いろいろなサービス業が継続できなくなっていることに直面しています。

少子化による労働人口不足により、今まで普通に受けられたサービスが消えていく、要するに不便になるということを少しずつ実感し始めております。

ここ数年、我が国日本でもいろいろなサービスの質が低下していると感じることが多くなりました。

先日アフリカ旅行に行きましたが、何でもかんでも要領悪くて時間が掛かるんです

入国審査はペチャクチャお喋りしながらやっているし、

レストランでビールを頼んでも、なかなか出てこず、食事が終わってしまうこともあり。

ホテルのセーフティーボックスが壊れていて使えないのに、結局滞在中に修理することも出来ず

ここはアフリカだから仕方ないよねと考えるようにしましたが、これが常態化してしまうと困ることばかりになってしまいますよ。旅行であり、非日常だから受け入れましたけれど。

「日本人はガラパゴスだ。細かいことを気にし過ぎる。もっとおおらかでいいじゃないか。」と考える人もいます。しかし、日本人は真面目に丁寧に約束を守って仕事をするのが長所なのだから、この点はしっかり守るべきだと改めて思い直しました。

ボツワナサファリのジープがほとんどトヨタかNISSAN自動車だったことを誇りに思います

私自身も自分の仕事には誠実に取り組み、信頼されるよう努めます。

しかし、私一人が出来ることなどたかが知れています。

院長不在でも白金ビューティフルエイジングクリニックを存続させたいと思うのは、自分の遺伝子を次世代に残したいというような欲求と同じことなのでしょうか。

最近の関心事は、後継者問題です。

診療とサービスの質を維持しながら、いや、さらに高めながら、当院の素肌ルネサンスをどのように続けるか?

これからは激動の戦国時代に突入する予感です。

大地震など自然災害はすぐそこに忍び寄り、世界の安全保障など有事では全く機能しないことも明らかになりました。膨張し過ぎた世界のマネーにより経済活動は持続不可能となり、グレートリセットされるなどと言われています。

何が起きてもおかしくない時代だからこそ、一日終わって家に帰った時、「ああ、今日も無事に終わった」と胸を撫でおろし、森羅万象に感謝するようになりました。日本に生まれ、教育を受け、お仕事をさせてもらえることにただただ感謝です。

ただでさえ残暑が厳しいというのに、暑苦しい文章で皆さまを熱中症にさせてしまいましたら御免あそばせ。

19年目もよろしくお願い申し上げます。

夏の日焼けケアレーザー

完全な異常気象です。

昼間、車を運転していたら、外気温メーターが43℃

日中運転することはほとんどありませんが、40℃を超えた数値にはお初にお目にかかります。

人間の脳も欲望もヒートアップし過ぎています。少し冷却しませんと。「頭を冷やせ~

 

診察室のエアコンは、先日きれいにクリーニングしてもらいましたので、冷却ばっちりです

やや寒く感じる方もいらっしゃいますが、レーザーは熱に弱く、室温を寒いくらいに冷やさなければなりません。

冷え性の方には毛布を多めに用意しますので、遠慮なくお申しつけ下さいませ。

このように、美容医療の仕事には電力を欠かすことが出来ず、なんやかんや温暖化に加担していることに、やや罪の意識を感じています

 

このような酷暑にもかかわらず、予約のお時間を守って下さるお客様には頭が下がります。

今年の夏の目玉治療は、「ダブルピコホワイト

ピコホワイトは“1064nm”という波長を連続照射する治療ですが、実は隠れメニュー“730nm”波長のピコホワイトもございます。

1064nmは刺激が少なく、顔全体のシミ・くすみ、特に肝斑に効果的です。

730nmは1064nmと比較するとメラニン色素に対する反応が強く、基本的にはスポットのシミ取り治療に用いる波長です。

従来のシミ取りルビーレーザーの波長は694nm、すなわち730nmに近い波長です。

この730nmのパワーを低く設定して、顔全体に連続照射します。

1064nmと比較すると刺激感が強く、照射直後は赤みが出ますし、人によってはボコボコ膨疹が出現しますが、レーザー後のビタミンCイオン導入で冷却するとかなり和らぎます。

効いてる~と感じていただける、暑い夏には刺激的な治療です。

ピコフラクショナルより痛みは少なく、ダウンタイムも短くて翌日には治まります。

明らかに日焼けした直後の肌を治療することはできませんが、夏に増えたシミ・くすみのリセット治療としてお薦めです。

7~8月は、ダブルピコホワイトに鼻の毛穴ケアレーザーピーリングをプレゼントして55,000円(税込)

まだの方は、是非お試し下さいませ

 

ホームページを考える

今年こそは~

やるぞ~

ホームページリニューアル

昨年からずっと取り組もうと課題に掲げていた大仕事。

現在のホームページは10年以上前にリニューアルしたものですが、治療やコンセプトを追加する度に手を加え続けていますので、情報がごちゃごちゃして、ややtoo muchな印象です。

シンプルスキンケアを提唱している身としては由々しき事態

写真も古く、診察室のレーザーは全て入れ替えて新しいものになりました。

院内の雰囲気は、スタッフの精魂込めた日々のお掃除と、建築家のアートディレクションにより美しさを保てていると思うのですが(?)、院長の風貌はだいぶ年季が入り、詐欺と言われても過言ではない状況です

 

治療メニューは新しいものが増えますが、診療コンセプトは開院時から一貫して変わりません。

「ファンデーションに頼らない素肌づくり」

当院に1年通っていただければ、ファンデーションとさよならできます。

素肌で過ごせる快適さを知ってしまうと、もう元には戻れませんし、コツコツ美容医療を続けることで肌は甦ります。

素肌を究めていくと、メークした独特の油膜感とテカリに不潔感を抱いてしまいます。

テカリを艶と勘違いしている人が多くないですか

メーク顔よりすっぴんのほうが、よっぽど清潔感と品があると心の底から思っております。

もっと極めると、化粧水やクリームの被膜感ですら気持ち悪くなります。

お化粧品に疑問を持っている方に是非通っていただきたいクリニックです

 

当院に10年以上通っていただいている50代のお客様で、素肌のみならず佇まいが超絶美しい女性がいらっしゃいます。その方の素肌に憧れて紹介された人の輪がワッと広がり、そのコミュニティでは次々と素肌美人が増殖中そのコミュニティの強さは「素直さ」でしょうか。皆さん、躊躇することなくファンデーションを止め、清々しい素肌でお過ごしです。真面目に通って下さるので、シミ・くすみが取れ、ハリのあるお肌へアップグレード

 

メークする・しないということが問題ではなく、素肌でいられる精神性に価値があると考えています。

美しさの自分軸があり、ぶれない芯の強さがあること。

“Do you have someone you can trust?”

昨年から度々診察室の天井に書かれているのをご存じでしたか?

「意味深な言葉ですねぇ・・・ 自分自身かも。」

と答えた、美しい50代女性がいました。

Believe in yourself!

 

当院の特徴がピピッと伝わるようなホームページに仕上げます。

年内完成を目指して頑張ります

絆徳経営セミナー2

先週も3日間診療を休み、絆徳経営セミナーに参加しました。

4月にpartIに参加、今月はpartIIです。partVまで続きます

1回目の参加ではインプットする情報が多くて少々脳疲労を起こしましたが、2回目はだいぶ楽に感じました。

慣れでしょうか。

少しずつ自分に負荷をかけて器をストレッチすると、自分のキャパが広がるような感覚が得られ、何歳になって成長できる実感があります。

50代からの成長とは、不可の可能化というよりも、知恵のネットワーク構築と言ったほうが適切な気がします。

今までの経験と学びがどんどん結びついて、生きる知恵が深まるのですよ。

学びを繰り返すことで、今まで気が付かなかったことに突如として気付くこともあり、理解が深まると単純に嬉しいものです。

今年1年間かけて、スタッフと共に経営を学ぶことにより、ブレークスルーしたいものです

 

私たちが仕事として、自分たちのモノやサービスを販売する時、モノやサービス自体のメリットをお客様に押し付けるのではなく、購入後のお客様の状態がどのようになっているのかを先に考えなければなりません。

例えば、当院で治療を受けていただくことによって患者様がどのような状態になっているのか考えてみました。

よく頂くお言葉は次の2つでしょうか。

①ファンデーションが要らなくなって、本当にスッキリした。

②このクリニック(当院)と出会えて本当に良かった。

要するに、「通うと気分が良くなり、ファンデーション不要の美肌を手に入れることができる 状態をお届けするために、私の治療と当院のホスピタリティー(サービス)を販売していることになります。

特に①は当院オリジナルの付加価値です。

なぜなら、ファンデーションを塗らないことが大前提だからです。

いまだに美容業界において「女性はお化粧するもの」が社会のデフォルトになっている場面に遭遇します。

それって、「女性はスカートを履くもの」「女性は家事をするもの」「女性は子育てするもの」と同じことですよね?

社会都合で押し付けた女性の理想像みたいなものでしょうか。

もう20年以上、マイナー過ぎる「化粧をしない女」を身を挺しながら美容医療を提供しているのは、ファンデーションを塗らない素肌の快適さ知っていただきたいからです。対象となる患者様は以下の通りです。

・特に好きでもない化粧品を漫然と使っていらっしゃる方。

・そもそも顔に何か塗る行為自体が気持ち悪いと思っていらっしゃる方

・化粧品による肌トラブルが多い方

・余計なモノを削ぎ落して、人生や暮らしをすっきり整理したい方

上記のどれか一つでも当てはまる方にとっては、心からおススメしたいスキンケアを提供できるクリニックです。

 

既成概念に囚われず、ファンデーションに頼らない素肌づくりを体感したいと思っていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、是非当院をご紹介くださいませ。

 

~院長の独り言~

日経POS情報によると、2024年5月のファンデーション平均価格は1,726円で、5年前と比べ1割ほど安くなったとのこと。低価格の韓国コスメがSNS広告により売れるようになったとか。データは全国のスーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストアのPOSデータベースからのものだから、デパートで販売されるような高価格帯のものは入っていないと思われる。物価高で生活が苦しくなる中で、少しでも出費を抑える傾向の表れだと思うが、根本的にファンデーションが本当に必要か?考えてみても良いのではないだろうか。ファンデーションを塗ったら他にもメークアイテムが増えるだろうし、クレンジングなど洗顔料も必要となるので、化粧品代が増えてしまう。美容業界では韓国コスメだけではなく、韓国に美容医療を受けに行く人の話題が増えている。若い人だけではなく、50~60代で足を運んだ人から直接話を聞いた。K-POPも含め韓流はマーケティングが上手い。私たちは日本の美容医療をもっと魅力的に発信して、韓国への流出を抑えなければ!内需拡大はもちろんのこと、インバウンド対策も国策レベルでやるべきなのかもしれない。美容医療を志望する若手医師が増えているようだから、絶好のチャンスかも??

 

我が人生に悔いなし

医学部6年生の学生さんが、将来美容外科の道に進みたいということで、「美容医療のキャリアパス」について相談にいらっしゃいました。

実際美容医療に携わる医師は、形成外科または皮膚科出身の医師が多いと思いますが、最近は研修医が終わったばかりの若い医師や、内科・整形外科・産婦人科など他科医師の参入も増加中と聞きます。

要するに、「医師免許さえ取得していれば、誰でも可」ということです。

医師国家試験に合格し、医師免許を取得すれば、何科にでも進めるし、何科を標榜しても構いません。

専門医取得も義務ではありません。医学博士も然り。

専門医は各学会が基準を定め、それをクリアした医師に与えられる称号です。

形成外科専門医は医師免許取得後6年を要します。

医学博士は大学院に進んで取得する人もいれば、臨床に従事しながら取得する人もいますが、こちらも2~3年はかかるようです。何かを研究するのです。

医師としての専門性を高めるには、とても長~い時間がかかります。

 

美容外科医の王道は、まず大学形成外科医局に所属して専門医を取得(と言われていました

大学病院では一般的な美容外科手術症例が少ないので、民間の美容クリニックで腕を磨く必要があります。

大手チェーンクリニックは豊富な症例数が魅力でしょう。高い報酬を得られると聞きますが、そのためにはもちろん人一倍働き、症例をこなし、稼がなければなりません。儲けることが目的になることもあるでしょう。美容医療は結果が目に見えますので、患者さんからの評価もシビアです。

小規模な個人美容クリニックは、院長の専門性が強調されますので、幅広く沢山の症例を経験するのは難しいかもしれません。しかし、患者さん一人ひとりに対する責任が院長に重くのしかかりますので、より丁寧な診療が求められます。

大手クリックと個人クリニックを比較しましたが、それぞれ良い部分も足りない部分もあります。

両方経験できるといいのですが、どの先生に教わるか?が、その後の職業人生を左右する最も大切なことだと私は考えています。

技術の高さはもちろんですが、それ以前の人間性、すなわち「医師としての在り方」を心得ているか?です。

患者さんの気持ちに寄り添い、何を求めているかを知ろうとする姿勢。

医療サイドの都合や利益ではなく、「患者さまに利益をもたらす最適な治療を提供します」←これ、当院の行動目標の一つです。開院した頃から変わっていません

私が美容医療の研修を受けた北里研究所病院では、本当に丁寧な診療を行っていました。

まだ若かった私は、「一人にかける時間が長すぎる。もっとたくさん症例を診たい」と焦ったものですが、今となってはその重要性がしみじみ理解できます。

今でも当院に通って下さる方々は、「先生にちゃんと診てもらいたい」という思いを大切にしています。

 

私は医師4年目に妊娠・出産をしても美容外科王道を続けていましたが、6年目の終わりに妊娠し、子供二人になったことで、美容外科王道は諦めました。王道を歩むには、男性医師と肩を並べて当直、深夜業務をこなし、出向命令があれば従わなければなりません。さらに外科手術は術後出血のリスクが高く、夜中でも呼び出されます。手術結果の満足度に対しても要求レベルは高く、その責任を負いつつ、子育ての責任までやってのける自信が持てませんでした。(それをやってこなせる女医さんをスーパーウーマンと言いますが、私はただのウーマンでした。)勤務医の頃は手術終了時刻が深夜0時を回ることも度々で、今考えると信じられない働き方をしていたものです。でも、好きでやっていたし、修行していることがまったく苦ではなく、かえって夢しかありませんでした

大学で専門医を取得する道は諦め、北里研究所病院といくつかの美容クリニックでアルバイトをしながら、美容皮膚科医としての技術習得に専念し、開業することを目標に据えました。32歳の決断でした。

私(女性)が出産・子育てという大きなイベントに直面していても、夫(男性)は着々と留学・専門医・博士号という王道を歩み続けます。同じ医師なのにずるいなぁ、と悶々としたものです。夫の出世を手放しで喜べず、「あなたも子育て手伝いなさいよ」とキリキリしていたものです。だからと言って、子育てを誰かに丸投げしてまで美容外科の仕事に専念するほどのプロフェッショナル意識があったわけでもありません。何とか両立するしかありませんでした。

しかし、学生さんから「もし最初からやり直せるとしたら、先生はどの道を選びますか?」と質問され、ハッとしました。今まで歩んできた道で良かったのではないかと。

大学で専門医を取得し、バリバリの美容外科医として活躍していた方が良かったのかどうかなんて分かりません。

小規模ながらも個人クリニックを開院し、私の医療を必要として下さる患者さんに支えられ、丁寧な美容医療を行う毎日に、何の不満があることでしょうか。

 

学生さんの相談に乗ることで、逆に質問され、自分自身のキャリアの棚卸が出来ました

「お金儲けのために働くチャラチャラした医者になりたくない

と断言した学生さん。将来有望です

 

 

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