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肌を哲学する 肌ルネ運営スタッフF美の場合<br>〜湯シャン編〜

肌を哲学する 肌ルネ運営スタッフF美の場合
〜湯シャン編〜

肌ルネSTORY~実践者の声~

化粧品やシャンプーを使わない真の健康を目指したスキンケアの『肌ルネ』ですが、良さがたくさんあることはもちろん、実践しないと分からない苦労もあります。

今回は前回に引き続き、肌ルネ運営スタッフF美の肌ルネ湯シャン物語です。
『湯シャン』とは、シャンプーなどの洗浄剤を使用せず、お湯だけで頭皮と髪の毛を洗う方法です。
肌ルネを実践している方の中でも、湯シャンは最大の難関と思われる方も多いのではないでしょうか。私たちもまさにそうでした。少しでも皆様の参考になりますと嬉しく思います。

Q.もともとの髪質、悩みは?

くせっ毛に憧れる直毛。鎖骨下5㎝ほどのロングヘア。
25歳まで毛染めをしており、当時は枝毛もありよく絡まっていた。

Q.湯シャンを始めたきっかけ

白金ビューティフルエイジングクリニック入社を考え、肌断食とともにスタート。
髪に対しての悩みはそれほどなかったが、顔に使用する化粧品と同じように、必要性に疑問を感じていたためやめてみたかった。

Q.始めた年齢

27歳 現在6年目

Q.湯シャン年表

・スタート~半年後
獣毛のブラシでブラッシングをしてから40℃のシャワーでよく流し、40℃の湯船に髪を浸して頭皮を揉み洗いする。特に後頭部の毛量が多く、皮脂が落ちない感じがしたため、よく揉んで洗うようにしていた。
シャンプーはどうしても洗いたくなったとき(3日~1か月間隔)と美容室(2.3か月に1回)では使用。
自宅ではアミノ酸系無添加シャンプーを使用。
リンスやトリートメントはこのシャンプーを使用し始めた20歳の頃から使用していなかった。
髪がきしむ、ごわつく、脂っぽい、広がり、痒み、ブラシが毎回皮脂と埃で真っ白という状態に落ち込む日々。本当に辞められるのだろうかという不安を感じていた。

・半年~3年後
洗い方はスタート時と同じ。髪をばっさりボブカットにしてから、洗いたい欲求があまりなくなったため、気が付いたら季節が変わっていた。
そのままロングヘアに戻っても、きしむ、ごわつくなどの悩みは慣れたのか、それほど気にならなくなり、汗をかいてもお湯で洗うと以前よりさっぱり感じるようになる。しかしサラサラ感はいまいち。
シャンプーを使用しない美容室に行きはじめる。 
ヘアスタイリング剤は使用しないが、たまに毛先の広がりに、ワセリンや無添加無香料のオイルを使用。

・4年~5年後
ロングヘアでも湯シャンが快適。シャンプーで洗いたいという欲求がない。冬は2日に1回の洗髪で十分と感じる。汗をかくと頭皮が痒くなるのと、分け目の白髪もちらほら気になる。欲を言えばもっとサラサラ感が欲しい。

・6年目~現在
半年前より、宇津木先生推奨の『水シャン』を始めた。
冷たすぎる冬を乗り越え頑張ること約4か月…急に髪がサラサラし始めた。たまに40℃のお湯で洗うと髪と頭皮の乾燥を感じるようになる。
変わらずブラッシングをするが、以前のように真っ白にならない。
肌にも言えることですが、脂っぽい食事をしたり、寝不足の時に皮脂が増える気がする。
そういえばいつも分け目に生えてくる白髪が気になりません!
変わらず毎晩~1日おきの洗髪。
気温が暖かくなってきて水が気持ちいいと感じるまでになっている。

Q.苦労したこと

始めたばかりの頃はベタつき、ごわごわとしてまとまらない感じが不快で仕方がなく、いつも髪をまとめていた。また、においが気になりいつも気にしていたが指摘されたことはない。
洗いたい気持ちを我慢するときに「なぜこんなに頑張っているのだろう」という虚無感に襲われることがあった。ただ、肌断食で効果を感じていたため、シャンプーをしたいという気持ちにはならず、自分の皮脂バランスが落ち着くことを期待しながら続けた。

Q.良かったこと

お風呂場がすっきりしている。ボトルが何もないすっきり感。脱プラの気持ちよさもある。
お風呂場が汚れないで綺麗に保てる。
シャンプーが変わるだけで軋んでいた髪が、旅行先など環境が変わっても快適に過ごすことが出来る。
体調の微細な変化を肌はもちろん髪でも感じられるようになった。
水シャンは特に修行感が強かったため、髪がサラサラに変化したことに気が付いたときは、とても嬉しかった。自律神経はもちろん、精神力も鍛えられている気がする。