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肌と食事と皮脂と
診察室徒然日記
わたしは素肌で生活をするようになって約7年です。
お化粧品を使用していた頃よりも、肌のコンディションに関して微細な変化を感じることができるようになりました。
とりわけ感じることが、皮脂の増減です。
前日に食べた物によって、翌朝の肌状態が全く違うと感じるのです。
わたしの場合は、油の多い食べ物や、糖分を多く摂った翌朝はてきめんに影響します。
だいたい翌朝は、肌全体がほんのりと赤く、毛穴が開き、皮脂が多く出ます。
最近は、湯シャンのためにブラッシングをすると、頭皮の皮脂も増加しているように思います。
食べた日から2日後の朝には引きますが、これが続くと良くないのだろうなと感じます。
わたしの肌変化をよく感じる食事は以下です。
- カレーなどのスパイスを使用した料理(辛い料理)
- ステーキや焼き肉などの肉料理
- チーズ
- ケーキ
- お酒
- お菓子
- 小麦製品
いずれもたくさん食べたり飲んだりしたときですが、大好きなスパイス料理や誰かとたのしく食べる外食は、普段よりも油や糖分を多く摂取してしまうことがあります。
楽しいお食事はそのままに、できるだけ自宅では油や小麦、砂糖を控えて生活をするように心がけています。
基本的には油をそれほど使わない和食を中心にしていますが、たまに揚げ物も食べたくなります。
そのときは必ず新鮮な油を使用することと、油を使ったお料理の作り置きはできるだけしないようにしています。
患者様でも、肌変化を感じる食材としてよくお伺いするベスト3が、①小麦 ②油 ③砂糖 です。
特に胃腸が弱い方は、消化に良いものを食べないと肌が荒れる。とおっしゃっていることが多いです。
一説によると、日本人は世界で一番胃腸が弱い民族といわれています。
和食は欧米の食事と比べると、油はそれほど多く使いません。
また日本の食文化は、大豆と米で植物性タンパク質を、魚で動物性タンパク質を補給するものとして形成されてきました。
近年では、環境問題から、肉食を少なめにすることも推奨されています。
皆さまも、ご自分が何を食べたときに身体や肌のコンディションが変化をするか、観察をしてみて下さい。
肌ルネ管理人