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無添加化粧品
肌と化粧品
化粧品販売関係
2020/05/30
無添加化粧品とは
無添加化粧品は何となく肌に優しいというイメージですが、現在の日本の法律では明確な定義がなく、無添加だから添加物が一切使われずに安心というわけではありません。
現在は全成分表示義務がありますが、2001年3月までは一部の成分表示が義務化されていました。
「旧表示指定成分」と呼ばれ、皮膚障害を起こす可能性のある成分の中で過去に接触刺激やアレルギー誘因、発がん性等の症例から報告されたものを中心に危険な可能性が認められた102種類の成分です。
化粧品に使われる成分は数千種類あるといわれていますが、102種類の旧表示指定成分を含んでいないだけで「無添加」と謳えるのです。
無添加なら安心?
先程も書いたように、化粧品に使われる成分は数千種類あるといわれています。
その中には、刺激性の強いものやアレルギー性のある成分もあります。
特にアレルギーに関しては個体差があるため、旧表示成分を避けていれば安心という結論にはなりません。
肌の弱い人が安全のために無添加化粧品を選んだのに、実際には防腐剤や香料が配合されていて肌トラブルが発生してしまった…という事態も起こり得るのです。
化粧品の全成分表示のルール
一部ご紹介します。