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私的洗顔ポイント3つ
診察室徒然日記
師走に入り、寒い日が続いておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか。
当院の初診でご来院の方には洗顔指導のため、普段の洗顔方法を確認させていただいております。
文章や動画では、どの程度の圧で触ったらよいか、自分の肌には何回すすげばよいのかなかなかわかりづらいかと思います。
しかし何度も申し上げておりますが、正しい洗顔方法は美素肌への近道!ですので、今回はこれまでわたくしが皆様の洗顔を見て感じた、洗顔方法のポイントをまとめてみました。
1. 顔の外側を意識して洗顔すること!
これはフェイスラインや髪の生え際、額や顎まわりがざらつきやすい方の洗顔方法をみていてほぼ全員の方に当てはまるのではないかと思うポイントです。
鼻を中心として顔の中央の頬には自然に何度も手が行く方が多いのですが、顔の外側は手数が少ないように感じます。頬は十分に洗えている場合が多いので、皮脂の多い額や顎まわり、髪の生え際を目指して水をかけてあげるように意識してみてください。
2. 小鼻と顎周りは手の平だけではなく、指の腹を使い洗ってOK!
小鼻と唇の下のオトガイ唇溝は多くの方がざらつきやすいかと思います。
ここは手の平だけではしっかり洗うことが難しいため、人差し指の腹をざらつきやすい部分に密着させて上下もしくは左右に動かし洗ってください。
このことをお伝えすると、こんなにしっかり触っても良いのですね!と驚かれる方が多いです。赤みが残るほどですとやりすぎですが、あまりにも優しすぎると皮脂詰まりの原因になります。しっかりと指の腹全体で“肌に密着させて触ること”を意識しましょう。
3. 季節や肌状態によって柔軟に!
一年を通して安定した肌は理想ですが、多くの方は季節やストレス、環境によって肌状態が変わります。例えば食べ物で皮脂分泌が多くなったり、暖房をつけ始めたこの時期に夏には感じなかった乾燥を感じる方も多いのではないでしょうか。
皮脂が多くなった場合は、たまに石けんを使用したり、水よりもぬるま湯で洗顔をする方が、皮脂が落とせるためすっきりするかもしれません。
逆に乾燥している状態で、石けんを夏と同じペースで使用したり、お湯で洗顔をするとさらに脱脂されてしまいます。その時の状態に合わせてすすぎの回数やお湯の温度などを柔軟に変えてみましょう。
いかがでしょうか。
何度もお伝えしていることですが、ちょうど良い洗顔方法は皆様それぞれ違います。このポイントが少しでも皆様のお役に立ちますように。
当院では肌別洗顔動画をYou-Tubeにて公開しております。
https://youtube.com/playlist?list=PL2G4cvFT7eXuXf5FGXFd3GrTKyngvnjIX
ご質問などございましたらぜひコメント欄にご投稿くださいませ。
なるべくその内容に合わせてこちらでお答えできましたらと思います。
肌ルネ管理人