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肌ルネ時代のジャンヌ・ダルクA子の場合
〜湯シャン編〜
肌ルネSTORY~実践者の声~
化粧品やシャンプーを使わない真の健康を目指したスキンケアの『肌ルネ』ですが、良さがたくさんあることはもちろん、実践しないと分からない苦労もあります。
今回は前回に引き続き、肌ルネ時代のジャンヌ・ダルクA子の肌ルネ湯シャン物語です。
『湯シャン』とは、シャンプーなどの洗浄剤を使用せず、お湯だけで頭皮と髪の毛を洗う方法です。
肌ルネを実践している方の中でも、湯シャンは最大の難関と思われる方も多いのではないでしょうか。私たちもまさにそのうちの一人でした。少しでも皆様の参考になりますと嬉しく思います。
Q.もともと髪の悩みは?
髪が少ない:減ったということではなく、若い頃から毛量少な目。
1日シャンプーをしないとベタつく。
Q.湯シャンを始めたきっかけ
周囲のドクターがシャンプーを止めたので、自分もやめようと思った。
顔は洗わず何も塗らないので、頭皮もつながっているのだから出来ると確信していた。
30歳のころからリンスの使用は止めて、アミノ酸系シャンプーだけ使用していた。
Q.始めた年齢
38歳
Q.現在のヘアケア
猪の毛で丁寧にブラッシング後、湯船に髪を浸して頭皮を揉む。1分程度。
シャンプーは3年以上全く使用していない。美容室でも使わない。
白髪はまだ目立っていないので、染毛なし。パーマもなし。
ヘアスタイリング剤も一切使用せず。
朝は浄水をスプレーで吹きかけ、熱のないカーラーで巻いておく。
2か月に1回美容室へ行くとき、ハーブ等(植物)のパウダーを水に溶いたもので頭皮と髪を洗ってもらう。
Q.一気に止められたか? 少しずつ止めたか
最初の半年間は、ブラッシングの度に白いフケ(角質)が大量にブラシに絡み付いた。
根本はベタつき、髪がまとまらなかった。匂いやかゆみで困ったことはないが、夫に頭皮のにおいを指摘されたことはある。それでもシャンプーを使用しなかった。最近は指摘されない。
最初の5年間は、年に数回シャンプーをしていた。特に夏は3週間に1度くらいシャンプーしていた。旅行先や環境が変わると皮脂が増えベタついていたので、気分が悪くてどうしてもシャンプーを使ってしまった。シャンプー使用後はサラサラになるが、数日すると皮脂が増えベタつき、2週間経過するとベタつきが改善するということを繰り返していた。5年経過した2015年の夏から、夏でもあまりベタベタすることが無くなり、完全にシャンプーを卒業することができた。
Q.苦労したこと
始めたころはロングヘアで、毛先はパサパサになり、ヘアスタイルがまとまらずに苦労した。毛先だけにオイルや蜜蝋を塗ったこともありましたが、思うようにきれいにならず。
4年後に髪を短く切ったところ、急にまとまりが良くなり快適に過ごせるようになった。
Q.良かったこと
髪が太く、根本の立ち上がりが元気になった。
髪の色が黒くなった。
シャンプー不要になり、旅行の荷物が軽くなった。
化学合成洗剤から解放されたことの満足感
Q.問題点
頭皮と髪の調子は気候や体調の影響を受けやすい。ベタついたり、パサついたり、まとまりにくい状態をしばしば感じるが、それほど影響なし。