冬になると“かかと”の乾燥がひどくなり、ガサガサになってひび割れたりしますので、秋の頃から毎朝と毎晩、ワセリンを塗るようにしています。
朝は起きたらすぐに靴下を着用し、出勤前ストッキングを着用する直前にワセリンを塗ります。
夜は入浴後に塗ってから靴下を。
夏は暑いので裸足ですから、ワセリンを塗ると床がベタベタになってしまうのでお手入れをしません。すると夏でも多少かさつきが出てしまいます。
かえって夏より冬のほうが足の裏はスベスベして気持ちいいのです。
足の裏は化粧水や美容液など塗りませんが、ワセリンだけで十分うるおいます。
皮膚表面をきちんと保護してあげれば、自分の細胞が自ずと整うということです。
私のクリニックでは、お化粧水は塗らなくてもよいと指導しています。
お水をたくさん塗ったところで、すべて吸収されるわけでもなく余分な水分は蒸発してしまいます。
乾燥肌に水分を入れすぎるとどんどん蒸発して乾燥が悪化・・・ということもあり得ます。
塗っても乾燥する場合は、あなたの皮膚細胞自体に問題があります。
冬は乾燥するからと、いろいろな化粧品を重ね塗りしてはいけません。
お肌が健康でしたら、湿度に気を付け、ワセリンまたはクリーム1種類で十分なのです。
シンプルスキンケアを守り、根本的に美しい皮膚細胞を目指しましょう。