当院トップクラスの美肌の持ち主を施術していた時のこと。
あまりにも透明感のある白い肌
ハリも申し分なし。
表面の滑らかさも抜群。
左手の指で肌を触りながら、右手でレーザー照射をするのですが、
視界に薄ら汚れた手が浮かび上がり、絶句
可哀想な私のおてて
これからは、自分でレーザーをあてないと!
ハンドレーザー、好評です
さて、本日の話題は『自己治癒力』について。
私たちは、元気な時もあれば元気がない時もありますよね。
仕事や人間関係など、ストレスだらけ。
これらストレスをさらりとかわせる人はラッキー。
真に受けてしまうと、体のあちこちに不調を来たします。
私が外来で気づく症状を挙げてみます。
●胃腸の痛み、便秘、下痢などの消化器症状
●円形脱毛症、眉毛や睫毛の部分脱毛
●ニキビや湿疹、蕁麻疹など肌荒れ
●口唇ヘルペス、帯状疱疹
●肩こり・腰痛など筋肉の痛み
●不眠
●抑うつ状態
私は研修医の頃、忙しすぎて寝る時間も十分に取れず、疲労困憊の日々を過ごしていました。
それでも、この苦労が未来へ繋がる希望があったので、全ての経験は有意義なものと感じながらハッスル
しかし体は悲鳴を上げており、2年間自力で排便することが出来なくなってしまったのです。
下剤を内服しないと1~2週間経っても全く出ません。
翌朝、必ず休める日を狙ってコーラックを飲み、無理やり出すことを2年間繰り返していたのです
下剤に慣れてしまうと、自力で出すことはもはや不可能
さらに胃痛にも悩まされ、強い胃薬が手放せませんでした。
私は胃腸が弱いな~と20代から自覚していました。
しかし、妊娠・出産を経験すると、便秘も胃痛もすっかり治り、薬とおさらば
自律神経失調だったのでしょうね。
普通に食事をして、夜の睡眠を規則正しく確保することが健康の基本です。
そしてストレスを溜めないこと。
私たちの体は、環境に適応して治ろうとする自己治癒力が備わっています。
元気のないとき、不調な時に、安易に薬に頼らず、まずは食事・睡眠・ストレスをコントロールしてみて下さい。
そして、どんな時に体のバランスを崩すのか意識してみると良いでしょう。
嫌なことやストレスからはなるべく距離を置くことです。
運動で体をリフレッシュさせたり、
心の訓練で物事の捉え方を変えることはできます。
化粧品で傷んでしまった肌も、化粧品を減らし刺激を控えることで、だんだんと再生してきます。
肌のキメが回復したり、
赤ら顔が目立たなくなったり、
水分・皮脂バランスが整ってきます。
寒くなる冬は、血の巡りが悪くなり、体調を崩しやすくなります。
皆様も是非、自己治癒力を高める生活を心掛けてみて下さい!