梅雨入り気分も治まり、心の青空が戻りつつあります。
「女心と秋の空」とはよく言ったものです。※秋ではありませんが。
少々気分が落ちても、時間が経てば回復すると分かっているので、特に気を揉むこともありません。
夏は台風や線状降水帯など発生しますし、猛暑も続く予想ですから、心の天気も大荒れになった時のために万全の備えをしておこうなどと考えてしまいます。
さて、本題。
皆さん、生きていく上の目標はございますか?
当院の患者様は、いわゆる「意識高い系」の人たちが多く、自分自身の顔とボディメンテナンスはもちろんですが、仕事や自分のキャリアについても向上心高く、また家庭運営や家族のケアにも素晴らしく貢献している様子です。
彼女たちの人生の一部に触れることで、単純な私はやる気を充電させていただいております
自分事だけに留まらず、どうしたら世の中を良くすることができるだろう?という社会問題まで考察し議論できると、それは至福の時間です。
私の目標は、1年に1つ、新しい治療を始めること。
即ち、治療手技をアップデートさせることです。
もう何年も前から、このことだけは意識して取り組むようにしています。
新しいことを始めることは、それなりにストレスがかかりますが、それが適度な刺激となり、私自身とクリニックの成長を実感させてくれます。
今年は何をしようかな??
昨年は大きな設備投資をしなかったものですから、今年は新しいレーザーの購入を検討中。
以前から気になっていたレーザーの効果を比較するために、先月からデモ体験を受けています。
スタッフを巻き込んで受けているのですが、みんなテンション上がって嬉しそう
そういう私も、シミにパチパチ当ててもらいましたところ、まだらに赤黒く反応した決してきれいとは言えない自分の肌を見て、かなり気分が高揚したことを自覚しました。
ダウンタイムすら嬉しいと感じた自分にちょっとビックリ。
自分の肌をお手入れしれもらうって、こんなにもルンルンするものなのですね。
人々を気分良くさせる美容医療って、いい仕事です この仕事に就いて本当に良かった
ここ数年でレーザーが革新的に進化しているということではありませんし、私は決して新しい治療にすぐ飛びつくタイプの医師ではありません。
少しでも治療効果がアップして、患者さんに喜んでもらえることが出来たら、それは医師冥利に尽きるというもの。
検討するべきことは、治療効果はもちろんのこと、ダウンタイムや耐えられる痛みであるかということ。
機器のサイズや取り扱い易さ、ランニングコスト、そして何よりメンテナンス体制でしょうか。
いろいろ複合的に考えています。
患者さんから、治療機器についてよく質問を受けます。
私の基本的な考えは、機器による善し悪しを議論するのはあまり意味がないと思っています。
大切なのは適応の見極めと、どのように使用するかということ。
1つの治療を1回受けて、結果ホームラン!なんてことはありません。
患者さん一人ひとりの肌質を見極め、それに合わせた治療を選択するのが私の仕事です。
治療を行う医師が惚れ込んだ治療であれば、自信を持って勧めるのだから、それで良いと思っています。
今年の“治療目標”が決まりましたら、また報告いたします。