未曾有の少子高齢化社会。
日本の人口ピラミッドはもはやピラミッドではなく、釣り鐘型からつぼ型に変化しています。
詳しくは総務省統計局ホームページをご覧ください。
こうなってくると、高齢者も頑張って働き続けなければ、今の社会福祉サービスの継続が厳しくなるのは火を見るよりも明らかです。。
60歳以上の就業率はどのくらいなのでしょうか?
【女性】
60~64歳:38%(2003年)→ 64%(2023年)→ 78%(2040年予測)
65~69歳:23%(2003年)→ 43%(2023年)→ 64%(2040年予測)
【男性】
60~64歳:64%(2002年)→ 81%(2023年)→ 90%(2040年予測)
65~69歳:44%(2002年)→ 62%(2023年)→ 80%(2040年予測)
この数字、驚きませんか?
60代と言えば、健康上の理由で就労できない人が出てくる年代ですから、就業割合が減ることは自然の成り行きでしょう。それなのに、2040年には60代女性の7~8割の人が働く時代になるというのですから、頭と体が動けるうちは働け!ということになります。
70歳皆労働が当たり前の時代になるのではないでしょうか?
若い人が少ないんだから、みんな70歳まで働いてくださいよ、ってことですよね。
※私は占いで、「あなたは70歳まで働きます」と言われたことがありますが、これは万人に言えることだったのかもしれません。
70歳まで生き甲斐と思えるような仕事を続けられるようなキャリアプランを考え、価値ある仕事が提供できるようスキルアップすることが大切。時間を切り売りして生活費を稼ぐような働き方をしていては、長い人生がつまらないものになってしまいます。
また、仕事の質も大切です。
自分に合った仕事に誇りを持って取り組んでいる人は、実に生き生きとしてワクワク感が伝わります。
ボツワナサファリのドライバーさんは、私たちを楽しませようとするエンタテイナーでした。「大学で学んだ後、このサファリガイドの勉強をして試験を受けた。僕はこの仕事に誇りを持っている」と目をキラキラさせながら話してくれました。私はこのような人たちを強く応援したくなるので、チップをはずんでお互いHappy
当院のお客様を考えると、絶滅危惧種である「専業主婦」というカテゴリーの女性が意外と多い印象です。しかし振り返ると、開院した18年前に比べれば、働く女性は確実に増えていると感じます。有閑マダムの贅沢美容から、キャリアウーマンの自己投資的美容、そして趣味としての美容医療まで、ニーズも多様化していますね。
一生現役社会における美容医療の役割とは何なのでしょうか。
ここでいい話を1つご紹介しましょう。
70代後半の女性が、腰痛のため訪れた鍼灸院でのお話です。
70代の鍼灸医が、この女性を見てみて、「私は長年この仕事をしていますが、あなたみたいな人はみたことがない。何でそんなに若々しく、肌艶がいいのですか?」と驚いたとのこと。根掘り葉掘り質問されましたが、美容医療を受けていることは伝えなかったとか!ちなみに50代の時から20年以上、私の外来に通い続け、3種の神器(レーザー、ボトックス、ヒアルロン酸)を受け続けています。彼女が素敵に見えたのは、その生き方と優しい人柄に他ならないと思いますが、美容医療も少しはお役に立てたのではないかと、私は大変誇らしく思いました。ちなみにこの女性、会社役員まで出世したバリキャリですその知性と品格ある物腰と話し方は実に魅力的です。
皆さんは何歳まで働きますか?どのような70歳を過ごしていると思いますか?
私は占い通り、70歳まで美容医療を続けていると思います。
そして、素敵な高齢者をたくさん増やします