久しぶりの院外研修、逗子へ行きました
美容クリニックなのに海かい!!と突っ込まれそうですが、自然と触れ合うのが今回の目的です。
日々の診療ばかりに追われてしまうと、大切なことを見失いがちです
あえて時間を作り、スタッフ全員と共に過ごす時間を作ることは、信頼関係を築くためにも必要な行事だと思います。
曇天で良かった~
海に入りながら、自然と対話していると、自然から声が聞こえてきます。
都会にいると、自分の脳だけであれこれ考え過ぎてしまうのが問題らしく、自然に心を開いていると、自然が答えてくれるのです。
波は大きくなったり小さくなったりしながら、ただただ繰り返し押し寄せます。
砂は波に巻き込まれながら浜辺を彷徨います。
風は自由に移動し、人々に心地よさを与えたり、時には災害をもたらすこともあるでしょう。
対岸に見える木々は、ただそこに立ち、風に揺られて、光合成。
雲は太陽の強い日差しから私たちを守ってくれたり、雨を降らせて恵をもたらします。
自然界の存在は、ただそこにいて、その役割をずっとずっと繰り返しています。
風のようにダイナミックに動く役割もあれば、木々のように同じ場所に居続ける不動な植物もいます。砂粒のようにその他大勢と共調して存在するものもいます。
色々な役割は、大地という大きな環境の中で定められているものであり、そこに意志などなく、ただただ役割を果たすのみなのではないだろうか?
人間も自然の一員なら同じことではないでしょうか。
大地や宇宙という大きな歯車の中で生かされているだけで、それぞれの場所で割り当てられた役割をきちんと果たせばそれで良いのはないでしょうか。
人間の意志で自然を壊すようなことをするから、色々な問題が吹き荒れてしまうのだろう。
自我溢れるこの世界。
戦前の「お国の為なら~」思想に反発するように、戦後エスカレートした個人主義がやや行き過ぎて、私利私欲万歳もどうかと思いますね。
無我になりたい。
そのような思いに耽ることができました。
自然さん、たくさんの気付きをありがとう。