こちら、大切に育てているミニバラを剪定した写真です
昨年の冬は経験と知識不足、そして枝を切る勇気がなく、剪定に失敗
緑色にきれいな葉をつけている枝を切るのが心苦しくて、大胆に切れませんでした。
春からぐんぐん枝葉が伸び、花が咲くのですが、一部の枝が長すぎてバランスが悪くなってしまいました
恥ずかしながら、このような感じです。
伸びた枝の先端につぼみを見つけると、可哀そうで切れませんでした。
バラに詳しい患者さんからアドバイスをいただいて、今年は思い切って切り込みました
枝や葉を観察しながらパチパチ切っていると、未来の若者のために、古い人には遠慮していただきましょう、という気持ちになります。バランス良くきれいに咲かせるためには、伸びすぎた部分はカットしなければなりません。放置しておけば、伸びる枝と伸びない枝があり、花の咲き方もバラバラです。本当は、それが自然なのですけれど。
若い芽(人)が瑞々しく伸びるためには、私のようなロートルはさっさと切り落とされた方が良いのではないかしら、などと考えてしまいます。
古い枝葉(高齢者)を養うために、たくさんの栄養(資源・財源)が消費され、若葉の成長が阻害されてしまうからです。
それを放置すると、いびつな形(社会)になってしまいます。
やはり高齢化社会はいびつなのかもしれません。
社会を美しくデザインするには、自然に任せず、何らかの手段で剪定する必要があるのでしょう。それをどのように実現するかは、今後の課題ですね。
バラを育てながら、あれこれ考えさせられています。
動物や植物を愛でる気持ちがあると、暮らしが豊かになるのを感じています。
来春、たくさん花を咲かせた写真をアップしたいと思います!