今年は家族に受験生がいないので、平和な1~2月を過ごしています。
先日、毎年恒例のスキーへ出かけました。晴天の中、中学生の息子に『飲む日焼け止め』を飲ませたところ、その効果を確認することができました。
男子は日焼け止めを塗りたがらないので、純粋に内服の効果だと思います。
患者さんやそのご主人も、海へ行ったりゴルフをする時に内服しているようですが、なかなかの評判です。
冬でもスキーをしたり、ハワイへ行く方などアウトドア派の方におススメです。
冬のスキンケアについて、少しお話ししましょう。
冬だから、乾燥するからと言って保湿剤を重ね塗りする必要はありません。
皮膚が元来、素晴らしい保湿能力を備えています。
正常な機能を持っていれば、冬だろうと乾燥しないのです。
私のクリニックに通っている患者さんたちは、年中肌状態が安定しています。
洗顔後だってつっぱらない人、たくさんいます。
「洗顔したらお肌がつっぱるので、美容液を足してもいいですか?」
などと聞かれることがありますが、塗らなければならない状態は皮膚が不健康であることの証。
まずその点を理解していただきたい。
化粧品を塗り重ねたところで皮膚が健康になるわけではありません。
塗ることで安心しているだけのような気がします。
本質的に健康な皮膚を手に入れたくありませんか?
女性は肌にいろんなものを塗り過ぎているようです。
下地とかファンデーションを塗るから、クレンジングや洗顔料で洗い落とすことになるのです。
だから、ファンデーションなんて塗らない方が良い。
特に乾燥肌でお悩みの方は、洗顔によってどれだけ肌が乾燥するか知っていただきたい。
洗うことで乾燥は悪化します。
まず、洗顔料による洗顔を止めればいいのです。これだけでも随分回復するものです。
ぬるま湯でササッと流して終わり。
洗顔後は皮脂膜が流れてしまうので、皮脂分泌が少ない人は、乾燥小豆半分(冬は小豆一個分)のワセリンを手のひらに伸ばして肌に乗せます。
基本これで十分。
ただし、オイリースキンで肌断食に難渋する人もいます。
角質がゴワゴワ体積して、皮脂分泌が多くて、吹き出物が出たり、赤くなったり、かゆくなったり・・・
スキンタイプによって、当然スキンケアも工夫が必要なので、分かりやすいようスキンタイプ別のスキンケアをまとめています。
目指すところは、「ファンデーションに頼らない素肌づくり」
シンプルにすっきりと暮らすこと。
今は物欲ゼロの私ですが、幼少期はモンスター物欲番長でした。
その負の遺産が「8段飾りひな人形」
大騒ぎして祖母に買ってもらったのですが、大き過ぎますよね・・・
最近飾っていなかったのですが、クリニックが広くなったので、今年はスタッフルームにど~んと飾ってみました。
過去の自分への戒めです。
ちいさな御内裏様とお雛様は、開院してから母が作ってくれた木目込み人形。
診察室に飾っています。
このサイズですと、保存にも場所を取らずコンパクトで最適です!