久し振りの更新です。
最近、クリニック以外での仕事が続き、またボチボチ社交活動にも参加していました。
クリニックでの診療が大好きなのですが、たまには外部の刺激を受けないと人間としての進歩を感じることができません。
10月3連休最終日、ボトックス注射についての講演とライブインジェクションを行うため、沖縄の当山形成外科を訪れました。
お天気に恵まれ、夏のような陽気でした。
沖縄県の先生方が10名ほど集まり、当院での治療の取り組みをお話しました。
そして、実際の注入治療を実演して参りました。
時々このようなお仕事をお引き受けしますが、東京以外の都市に出張するので結構楽しいのです♪
夏休みに宮古島を訪れ、私の中で沖縄熱が高まっていたところでしたので、沖縄の先生方といろいろお話してみたい!という気持ちが強く、とても良いタイミングでした。
男性の大ベテランの先生方ばかりでしたが、講演会後の慰労会では美容外科の歴史や沖縄の興味深いお話をたくさんお聞かせくださいました。
当山形成外科の院長當山拓哉先生は3代目。最近世代交代したそうですが、経営センスのある若先生です。
お父様の2代目、當山護先生は、優しくて人懐っこいお人柄。
65年続く老舗美容外科は、年代が醸し出す魅力がありました。
日本は世界的にも企業寿命が長い国です。
200年以上の老舗は世界41か国で5,586社ある中、日本がダントツ1位で3,146社です。
1,000年企業は7社あり、トップは大阪の金剛組、創業578年です! 宮大工の会社です。
それらに比べれば美容外科の世界はまだまだ赤ちゃんのような歴史ですが、それでも続けることの意味を感じさせられた沖縄出張でした。
1泊して、翌日は首里城~斎場御嶽~平和記念公園~ひめゆりの塔 ひと通り見学。
戦争の悲惨さには心を痛めましたが、日本人として知っておかなければならないことだと思います。
そして、この平和な日本に今生きていることの意味を考えずにはいられませんでした。
日本人として恥ずかしいことのないよう、背筋を伸ばして生きていこうと改めて思いました。