9日から診療再開。
2度目の緊急事態宣言となり、「またキャンセルが増えるかなぁ・・・」と思っていたのですが、皆さんお約束通りお越し下さいます。
普段と変わった様子もなく、「明けましておめでとうございます!」と気持ちの良い挨拶から始まり、いつも通り診療が出来る喜びを噛み締めての新年スタートでした。
それにしても寒い日が続いていますね
皆様、お風邪など召されませぬよう、体を温めてお過ごしください。
私は新年にユニクロで、極暖の上をいく「ウルトラウォーム」という肌着を上下購入し、お家で着用しています。
ポカポカです。
暖房使用はなるべく控え、厚着するよう心掛けています。
リビングの床暖房はONにしていますが、寝室は床暖房もエアコンもなしで過ごしています。
寝る時は羽毛布団が1枚あれば十分です。
最近のお布団は軽くて暖かくて、よくできていますね。
しかし、あまりぬくぬくした生活は、長寿には適さない?と、年末に読んだ「ライフ・スパン(老いなき世界)」という本に書かれてありました。
元気に長生きするには、寒冷刺激が必要だとか。
その他にも、食べ過ぎないこと、運動することが役立つそうです。
この本はハーバードの科学者で老化の研究をしているシンクレアさんの著書です。
死ぬまで現役、老いなき体を手に入れるために、世界ではものすごい研究がなされていることが分かります。
ちょっと怖いくらいのSF小説のようでした。
近い将来、老化予防ワクチンが出来て、30歳くらいになったらそのワクチンを接種する。
遺伝子を組み換えて、若返るようにプログラミングされるので、40歳くらいになったら時計の針を戻すかのように白髪やシワが減って若返らせる・・・
もはやホモサピエンスではなくなるかもしれません。
我々は健康長寿を手に入れてどこに向かっているのでしょうか。
あまりにも不自然な遺伝子操作におののきながらも、すでに私たち人類のやっていることは不自然そのものであることにも気づかされます。
時代によって自然・不自然の定義があまりにも違いすぎますよね。
ものすごいエネルギー消費をして、鉄骨マンションでぬくぬく生きていることも、よく考えれば超不自然。
24時間のコンビニも不自然。
私のやっている美容医療だって自然の老化に逆らっています。
どこまでテクノロジーと共存するか。
我々はその意味を深く考えながら行動しなければならないのだと思います。
より良い未来のために。
地球を守るために。