オリンピック 男子サッカー準決勝
スペインに負けてしまいました
しかも延長の最後の最後で。
悔しいですよね、全く
さて、最近時々オンライン学会を視聴するのですが、集中力の無さに愕然としています。
ついつい他のことをやりながら視聴すると、マルチタスクは全く効率が悪いですね
いや、話自体が面白くない、話し方が下手!と演者に責任をなすりつけたくなるくらい頭に入りません。
自分の脳力が下降曲線に突入したのでしょう。
そんな中でも、キラリと頭に入ってくる発表がありました。
「ニキビ治療をいかに継続してもらうか」という内容の発表です。
ニキビ治療は慢性炎症性疾患ですから、年単位の時間がかかるものです。
だから治療を続けてもらわなければ、結果を出すことができません。
通院してもらうことが何よりも大切なのです。
治療を中断してしまう理由No1は、
ナント 「医師の態度(の悪さ)」だということです
高圧的で偉そうなお医者さん・・・
しかめっ面で怒っているお医者さん・・・
忙しそうで話しかけずらいお医者さん・・・
無表情で淡々と説明するお医者さん・・・
嫌ですよね。
発表した先生は、講演中に、
「この会場で楽しく生きている先生は手を挙げてください」
と問いかけると、数人しか手が挙がらないと言っていました。
医療従事者が楽しく生き生きと診療していると、患者さんは安心して通院してくれるのではないでしょうか。
特に笑顔が大切です
しかし、マスクが日常化してしまった今、本気で笑わないと他人に笑顔が見えずらくなってしまったようです。
私は診療中、様々な表情を写真撮影して記録に残しますが、
日本人は笑顔が苦手だなぁ、とよく感じています。
心から楽しんでいる時でないと、自然な笑顔が出てきません。
目が笑っていないと、不自然なつくり笑顔になってしまいます。
感情を表に出すことを善しとしない文化がある日本だから、仕方がないのかもしれませんが、いつも笑顔でご機嫌な人の周りには人が集まるし、不機嫌そうな人には近寄りたくないのが人情ってもの。
私は若いころから、仕事も遊びも同じくらい大切にしていたので、遊ぶときも真剣に取り組みます。
不思議と遊びに集中している時のほうが、仕事が上手くいくと感じています。
いや、仕事すら遊びの一環と感じているのかもしれません。
イベントを企画する時なんて、本当にワクワクしちゃいますから。
楽しい!と心の底から感じることで、たくさんのエネルギーが生まれるのだと思っています。
仕事は辛く嫌なものではなく、楽しく大好きなものでありたいですね。
自分が幸せでいることが、周囲に影響を及ぼすということを、医療従事者として深く納得させられる素晴らしい講演でした。