3月は卒業シーズン。
長年にわたり当院に貢献してくれたスタッフ、渡邉青子もこの春クリニックを卒業します。
黎明期から私の右腕として、共にクリニックを育ててくれました。
苦楽を共にしてきた、大切なパートナーでした。
昨年退職の意向を告げられた時はショックで、
頭では理解しているものの心がついて行けず、
寂しくて悲しくて無念で、
言い知れぬ虚無感に度々襲われました。
この感情に蓋をしようとしても、どうしても蓋が閉まらず、
それならいっそのことこの感情に向き合い、味わいつくそうではないか!と開き直ってみたり。
日日薬とは言ったもので、だんだんとこの感情が消化できるようになりました。
諸行無常
一切皆苦
愛別離苦
人間の悩みに向き合い、
心の修行を続け、
真理を追究し、
悟りを開いたお釈迦様のお言葉は、
2500年以上経った今でも深い説得力があり、我々の心に染みわたります。
「人生ってこんなものだ」と思えるし、
自分の考え方次第で、物事の景色は変わるのです。
この世に絶対なんてことはなく、
人の心は移ろいやすく、
だからこそ人間関係は一期一会。
愛情込めて丁寧に構築することの大切さを再認識しています。
私は「元気」でいることに、無意識に執着しているような気がします。
自分自身のエネルギーを高めておかないと。
毎日美容医療は継続できません。
時々ガス欠になることがあり、
いろいろな方法で「元気」を充電するようにしています。
この「元気エネルギー」の源は、やはり人間関係の中から発生しているように思うのです。
患者さんとの対話の中からエネルギーを頂くこともあります。
「先生、元気そうですね!」と言われると、この上なく元気になりますので、どんどんお声がけくださいね
そして、ハイブリッド車のような、極力燃費の良い心持ちをすること
心をすり減らさないよう整えること。
魂を消耗する暮らしをしていると、それは表情に現れてしまうので、美容の大敵です。
きれいになりたければ、「通っていると何だが元気になれる」美容クリニックを選びましょう。
青子さん不在のクリニックは、まるでイチゴのないショートケーキ?のよう。
青子ロスにならないか心配です。。。
でも、当院には他にも美味しいフルーツのようなスタッフがいますので、4月からはフルーツタルトとして生まれ変わります
私がしっかりと、固いタルト生地のような土台として支えます
そして、新しいスタッフが入社します(詳細は後日報告いたします)
スタッフの入れ替わりで、しばらくご不便をおかけすることもあるかと思いますが、日々精進して参りますのでご理解賜りますようお願い申し上げます。