皆様ご存じの通り、当院では院長を始めスタッフ全員が『湯シャン』をしています。
一人一人肌質が違うように、髪質も様々です。
先日、院長の通っている美容室で素髪の勉強会を開催し、美容師の方にお話を伺いました。
その中で教えて頂いた、湯シャンをスタートさせるためのポイントを今回ご紹介いたします。
〇美しい髪とは
美しい健康な髪を『高級のり巻き』に例え、とても分かりやすくお話して下さいました。
痛んでいる髪とは、ご飯部分に当たる毛皮質が抜け出てしまいスカスカのり巻き。
カラー剤やパーマ液の薬品がキューティクルである海苔部分をこじ開け、ご飯を外にだしパサパサにした状態。
これでは素髪になれませんね。
それをごまかす為に、合成の化学物質でご飯代わりになる物を入れたり、ツルツルサラサラするコーティング剤を海苔代わりにすることが傷んだ髪には必要となります。
しかし、合成の化学物質は頭皮や肌トラブルの原因にもなります。
〇湯シャンスタート
食べ物やストレス過多の影響で、酸化した脂が頭皮のべたつきの原因になります。そのため湯シャンを始めるのに大切なことは「食事と心」という言葉が印象的でした。
いきなり始めるのではなく、少しずつ湯シャンの頻度を増やしていくことが上手に成功させるポイントだそうです。
➀使っているプロダクト(シャンプーやコンディショナーなど)を1日おきに、湯シャンをはさむ (1ヶ月)
ダメージのない人は(パーマ、カラーをしていない人)コンディショナーなしで、傷んでいるところのみの使用に抑える
②シャンプーを少しずつ洗浄力の優しいものに変えていく (1ヶ月)
合成シャンプー→アミノ酸系シャンプー→ハーブシャンプーなど
③2日湯シャン、3日目シャンプーを使用 (1ヶ月)
④3日間湯シャン、4日目シャンプーを使用 (1ヶ月)
⑤5日間湯シャン、6日目シャンプーを使用 (1ヶ月)
〇ブラッシング
髪を濡らす前のブラッシングがとても重要です!
わたくしは湯シャンを始めて5年が経ちますが、頭皮の痒みやべたつきが気になりシャンプーを使用します。
夏場は汗を掻くので3日に1回、冬場は1週間に1回のシャンプーをしています。
髪を短くしてからは、頭皮や髪のべたつきは軽減していたので、自分では「きちんと洗えている」と思っていました…が美容師さんにブラッシングのレクチャーを受けてびっくり!ブラッシングをすると白いフケのようなものが大量にボロボロと出てきました。(汚くてすみません…。)
自分では洗えているつもりでも、古くなった落ちるべき角質がこびりついていたと知り、ブラッシングの重要性を感じました。
美容師さんのブラッシングは、最初に毛先をとかしたあとに頭皮を掘るように刺激してブラッシングをします。
なんとも言えない刺激が気持ちよく、血行が良くなる感じがしました。
もし髪に悩んでいる方や湯シャンに興味のある方は少しずつシャンプーを減らしてみてはどうでしょうか。
院長は湯シャン歴13年!わたくしも道半ばですが、何かご不明な点がございましたらお気軽にお問合せ下さい。
ファンデーションに頼らない素肌づくり
白金ビューティフルエイジングクリニック
『高級のり巻き』を目指すYUKIKOでした。