我が家の愛犬ムニエルは食べることが大好き
食事の時間になると、私のふくらはぎに体当たりしながら、「早く頂戴よ」と催促します。
「食べる?」という言葉には、耳を動かしながら興奮する有様。
この食欲がムニエルの元気のバロメーターです。
食欲がない時は本当に心配
食べっぷりの良い姿は健康そのもの。(時々人間様の食事も盗み食いしています)
人の元気や健康状態は、肌や髪にも表れます。
肌や髪は、その人の生活習慣を反映しているなぁと感じています。
診療中に、美容医療はもちろん家庭用美容機器やサプリメント、化粧品の効果についてよく質問されますが、何かプラスαの消費をする前に“生活習慣”の見直しが最優先だと思っています
健康でいるには、①運動 ②食事 ③睡眠 この3つに気を遣うことです。当たり前過ぎることなのですが、この当たり前が当たり前にできる人は、そんなに多くありません。
①運動:
厚生労働省調査によると、運動習慣のある人の割合は、男性で33.4%、女性で25.1%だそうです。当院に通っている50歳以上の美しい人たちに、彼女らの生活習慣について尋ねてみると、共通していることは『運動』が生活習慣になっていることでしょうか。ジムへ行ったりゴルフしたり散歩することが日常生活に組み込まれているのです。ですから、運動を苦痛に感じている様子はありませんし、積極的に家事もしますし、よくカラダを動かしている様子です。皆さんお元気だな~と感心するくらい、アクティビティ高めです。運動は認知症予防にも効果的ですので、若いうちから生活習慣にしてしまいたいものですね。
②食事:
神経質になる必要はありませんが、添加物の少ない食材を買って、家で調理してバランスよく食べること。調味料にも気を配りたいです。お酒や甘いモノは控えめに。そして腹八分目を心掛けること。(先日、知人と会食した際、残したら失礼だと思い、満腹を飛び越え120%くらい食べてしまったら、帰り道に気持ち悪くなってしまうという失敗を経験しました)
③睡眠:
眠れていれば大丈夫!とよく言いますが、その通りだと思います。心配事や悩み事があると、夜中に覚醒してしまい、そこから悶々と考えてしまって朝まで眠れずなんてことも。年末は忙しいので、体調を崩すまいと、睡眠時間の確保を最優先するようになりました。疲れて限界を感じたら、全て諦めて眠るよう努めています。若い頃は睡眠時間を削ってやりたいことを優先したものですが、もう出来ません(チ~ン)
肌質の良い人は、持って生まれた遺伝子ということもありますが、上記3つの身体に良い生活習慣が自ずと身についているように感じています。
高齢になってから生活習慣を変えるのは大変ですので、40~50代からスタートしたいですね。
肌断食もそうです。長年のスキンケア習慣を60歳過ぎてから変えるのは、心理的に容易ではありません。お化粧品を減らして健康的なお肌を目指したいのであれば若い時にスタートしましょう
美肌は1日にしてならず。一発逆転の美容医療なんてありません。