私の初書籍が6月19日(金)に出版されます。
美容医療の仕事を初めて16年目、ようやく自分の考えが一冊の本にまとまります。
タイトルは『化粧品に頼らない素肌美人のつくりかた』
当院のコンセプトが、「ファンデーションに頼らない素肌づくり」なので、ほぼほぼ一致していますね。
最近ずっと原稿内容の再確認に追われていましたが、本を書くことはものすごく勉強になります。
だって、変なこと書けないですからね。ずっと残るものですし。
当院の治療方針として、ごくごく当たり前なシンプルスキンケアについてまとめただけなのです。
私もスタッフも、当院の患者さまもごくごく当たり前に行っているスキンケアです。
お化粧品がぐっと少なくなり、お肌も心も軽くなりますよ~。
自然食材中心の食生活に慣れると、化学調味料で舌が痺れる感覚が分かります。美味しくないし・・・
それと同じで、顔に化粧品を塗らないことに慣れると、何かつけると気持ち悪くて仕方ありません。
去年あたりから、日焼け止めすらもう嫌!
先日出雲旅行で、さすがの日差しに怯え日焼け止めを塗ったところ、やはり肌が傷みました 😥
毎日マイクロスコープで確認できますからね。
しかし、2~3日ほおっておくとキメは回復します。人間の再生能力は馬鹿にできません。
何も塗らない方がキメは良くなるのが、身をもって分かります。
先週、スタッフの練習でインディバを受けました。インディバは高周波で血流促進と肌を引き締める効果のある治療です。
顔がキュッと引き締まり、目がパッチリします 😀 人気治療です。
しかし、この治療はクリームを塗らないとできません。
このクリームは、水洗顔では落ちません。私の経験上、感覚的に3日間は残ります。
クレンジング剤でもクリームでも、化学物質の特性上しばらく皮膚に残ると言えるでしょう。
何も塗らない生活をしていると、五感が冴えわたります。いろんなことに気づきます。
これがシンプルスキンケア最大のメリット。
無駄を省き、本質的なものが見えてくるのです。
今回の本は、実用本というよりも、人生観を伝えたい気持ちが強かったです。
ただ、この世はいろいろな価値観の人が混ざり合って暮らしていますから、私は他人の価値観をどうのこうの言うつもりはありません。
むしろ、いろいろな人がいるから社会は成り立っているのであり、また楽しい。
日本の神様は多様性を認めて下さっているのですから。(←出雲の影響)
今の日本は、みんな贅沢で無駄が多くて、こんな時代が長続きするはずないし、どこかでしっぺ返しが来るだろうと反省することが絶えません。
地球に対して、自然に対して、もっと謙虚で慎ましやかに暮らしていきたいと考えています。