院長ブログ

クリニックのお仕事

男性のシミ取り

年が明けてから、男性患者さんのシミ取りが増えています。

当院は、ご紹介のみ男性患者さんを診ています

皆様、実に美意識が高く、清潔感があり、何と言っても『礼儀正しい』ことが印象的です。

シミ取り男子、本当に素敵で、ため息が出てしまいます

 

ふと20年前のことを思い出しました。

まだ20代だった私は、北里研究所病院の美容医学センターを受診する40代の美しきマダム達が素敵過ぎて、こんな人たちが美容外科を受診するなんてびっくりどっきりでした。

20年経った今、同じ現象が男性に起きています。

社会的地位もあり、外見コントロールの必要性を感じている中高年男性が美容医療を受ける時代になりました。

ナント喜ばしいことでしょうか。

 

 

 

46%

2019年に当院を受診した患者さんの

46%

が、ボトックス治療を受けています。

延べではなく、実数です。

ここ数年、ずっと40%台をキープしています。

半分弱の人たちが求める『ボトックス治療』

 

これ、実は美容クリニックの中ではとっても大きな数字です。

あるデータによりますと、美容クリニックを受診している人の4%しかボトックスを受けていないとか。

46%という数字がいかに大きいかお分かりいただけますでしょうか。

 

私もスタッフも、みな定期的にボトックスを受けているので、当院ではごく自然に受けていただく方が多いのではないかと思います。

顔の筋肉は、表情の癖や食いしばりなど、過度に緊張状態が続きやすいと言われています。

寝ている時にも眉間にしわを寄せていたり、歯を食いしばっていたり・・・  お疲れ様です

現代人は交感神経が優位で、顔も緊張していますね

本当はゆったりとした生活を心がければ良いのでしょうが、忙しすぎるのでしょう。

だからこそ、ボトックスでお顔の筋肉をストレッチさせてあげましょう!

頭痛や眼精疲労が楽になることもありますし、何と言っても表情が明るく元気になります。

 

自然な表情を作るためには、細やかな配慮が必要です。

患者さん一人ひとりを丁寧に診察します。

注入前に表情を観察し、写真を撮ります。

20年間の治療経験から最適な注入を行います。

痛みを軽減するよう、麻酔を塗ったり冷やします。

針は髪の毛の細さ。

なるべく内出血を起こさないよう、丁寧に注射します。

注入後経過観察をし、感想を聞きながら、個別に最適量と注入部位を決めていきます。

効き目が弱ければ、無料で追加投与します。

量も濃度も注入部位もテーラーメイドです。

わずかな量の差で満足度が下がることもありますので、2倍や3倍に薄めながら打つこともあります。

すべて院長の私が行います。

スタッフ自信も自ら経験していますので、患者様の不安にしっかりと寄り添えます。

 

スタッフがある患者様に当院のボトックスの特徴をお伝えしたところ、

「それは絶対ホームページに載せて知らせるべき そんなの知らなかった。」

と言われたそうなので、ブログに書いてみました。

 

 

 

 

大切なこと②

すっぴん素肌組局長である私が、お化粧よりも大切にしていること。

『表情』です

“笑顔に勝る佳人なし”  デス。

以前にもブログに書いたような気がしますが、この言葉は中学生時代に父からもらったメッセージです。

思春期にブスッとしていた娘を案じたのでしょう。

その時は笑わない方がクールで格好いいくらいに思っていましたから。若気の至りです、(;´д`)トホホ。

 

当院に、いつもニコニコしているスタッフがいるのですが、彼女の笑顔に触れるだけで回りの人も心地よくなるほどです。プロゴルファーの渋野日向子ちゃんみたいな感じです。笑顔って、それだけで人を幸せにする力がありませんか?

アイラインやマスカラなどで小細工して目力アップさせるよりも、口角上げてニコニコしているほうが断然幸福度が上がりますよ 自分も回りも。 電車の中など公共の場で人目を憚らずメイクに勤しむ姿は、決して気持ちの良いものではありません。

眉間にシワを寄せたり、口角が下がっていませんか?

気持ちの良い表情を作るトレーニングは良いと思います。しかし、      表情を作る=シワが増える ことを忘れずに。

しわを増やさないようにいい表情をつくるために、私はボトックス治療をおススメしています。

疲れたような、寂しそうな、つまらなそうな表情を明るく元気そうな笑顔へ変えることができるのです。

 

お化粧に時間とお金と労力をかけるなら、心を整えて素敵な笑顔にしてみませんか?

セルフボトックス

最近、顔がシワシワな上に、顔のコリを感じるようになりまして、「あ、ボトックスが切れてしまった」ことを実感していました。

早く打たなきゃ、、、と思いながら、ついつい自分のことは後回しになってしまいます。

12月は院内イベントもあるし、たくさんのお客様とお会いするので、皺くちゃではまずいですよね。

 

ということで、自分でボトックスを打ってみました

知り合いの女医さんは、何でも自分でセルフケアしている強者が数名いまして、私もやってみることに。

意外と簡単で、驚いたことは「痛くない」こと。

自分で打つからでしょうか。

麻酔もしないでプスプス刺してみました。全然痛くないじゃないですか。

これで、いつでもボトックスセルフケアが出来る♪ 1つ壁を乗り越えた感じが嬉しいです。

数日経過しましたが、顔のコリはなくなりました。

シワも減って大満足。

 

当院はスタッフも全員ボトックス愛好家です。

きれいになるだけではなく、老化予防効果がありますので、美容医療ではマスト治療だと思います。

当院に通院している患者さんの40%以上がボトックスを受けています。

 

気になっているけれど、まだボトックス未経験の方へ。

是非、当院のボトックスをお試しください。

これを知らなきゃ、人生半分損!!

きっと幸せな気分になれます。

 

今年の12月は『素肌組』の衣装で、皆様のご来院をお待ちしております。

不思議なお江戸体験ができますよ。

 

 

注入治療を考える

秋は学会の季節。10月3日~4日と、東京ベイ舞浜ホテルにて『日本美容外科学会』が開催されました。

私が初めてこの学会に参加したのは1999年ですから、20年も前だったということに大変驚きます。

学会に参加すると、ユニークな治療をしている先生のお話を聞くことができるので、新情報を仕入れることができます。

今回も、ハッとするような治療方法を知り大興奮。さっそく試してみたいとワクワクしながら帰宅しました。

患者さんへの治療ができるようになりましたら、改めて報告したいと思います。

 

20年を振り返ってみると、新しい治療を知って試したものの、長続きしなかったものもありました。

メソセラピーという、皮膚の浅い層にヒアルロン酸やビタミン剤などのカクテル製剤を注射する方法もあります。

いろいろやってみましたが、患者さんに安定して受け入れられるのは定番の『ボトックス』と『ヒアルロン酸』です。

メソセラピーの中で唯一リピートされる治療は『マイクロボトックス』という、ボトックスをごく少量皮内に入れる治療です。

顔から首にかけて200か所以上注入するので、直後はカエルの卵みたいになってしまいます。(すぐに治ります)

美意識の高い人向けの上級治療ですが、皮膚が滑らかになり、引き締まるので、お好きな方には大変喜ばれます。

 

針を使う治療は、どうしてもハードルが高くなりがち。痛いからなのか、怖いからなのか。

ところが、針を使わずに薬剤を皮膚に浸透させる機器を見つけてしまったのです!!

これが上手くできると、注入治療の可能性がぐっと広がります。

フェイシャルだけではなく、薄毛治療にも応用できます。

 

美容医療は創意工夫とチャレンジ精神が大切だということを、改めて実感した学会でした。