だいぶ遅くなりましたが、、、
新年明けましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます。
いや~、2022年はシロカネ帝国で駆け抜けました
「日々の診療をきちんと行う」ことだけに集中した12月でした。
お客様には最善を尽くそう!と、これだけ体調管理を気にかけた年末は、コロナ禍のせいでしょうか、歳のせいでしょうか
12月はただでさえ診療が忙しくなるのに、父が無理やりリハビリ病院を退院したものですから、そちらのケアも相まって、本当に時間が無くなりました いや、これも歳のせいでしょうか
そこで、いよいよ『年賀状』という最高峰の慣習を否応なしに手放すことを決意。
諦めたら後悔すると思って何十年も書き続けましたが、これが意外と清々した気持ちになりました。
このように毎週ブログを書いていますし、メールやLINEで連絡も瞬時に取れる便利な時代になったので、もう年賀状も潮時かと。
年賀状を下さった皆様には、本日の報告でお返事とさせていただきます。
さて、話は戻りますがクリニックのお仕事について。
昨年を振り返りますと、スタッフの入れ替わりもあり、仕事に慣れるまで教育時間がかかり、例年より残業時間が長引いてしまいました。しかしスタッフたちは嫌な顔一つせず、本当に心を尽くして接客してくれたと思います。改めて感謝。
そして気づいたら、開院以来最高の結果を出していました(何をもって最高?についてはご想像にお任せします。)
また、新規予約が7か月後のような状況になってしまいましたので、ご紹介のある方のみ受付いたします。ご紹介のない方は、大変申し訳ございませんが一旦受付中止とさせていただきます。
当院は診察から治療まで、全て院長の私がひとりで行っていますので、1日に診られる人数は10人程度です。集中力を保ち、喜んでいただける結果を出すには、予約のコントロールは欠かせないと判断しました。
当院は10年、20年と通って来てくださっているお得意様に支えられて、今があるのですから、長年かけて築き上げた信頼関係を最も大切にしていきたいと考えています。毎月楽しみに通って下さるお客様に、これからもずっと美と健康をお届けすることが私の使命と感じています。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
2023年の診療目標を掲げます。
1.一人ひとりのお客様に誠心誠意を込めた診療を行います。
2.スタッフを増員し、人に投資します。肌ルネを教えることができるスタッフを育成します。
3.残業がなくなるよう、適正な人員配置をするとともに、スタッフの仕事レベルを高めます。
4.無理な予約は取りません!ゆとりある診療時間を確保します。
5.医療法人化します。←お客様にはあまり関係ないかもしれませんが、自分を鼓舞するために書きました
世界を見渡せば、終わらない戦争や環境問題など緊張感が漂っています。
そのような中で、日々のルーティンな生活が送れる今の日本を築き上げて下さった先人に感謝の気持ちを忘れず、人に喜びをもたらす美容医療という職業に誇りをもって、毎日を大切に生きていこうと新年の誓いを立てた2023年お正月でした。
本年もご愛顧を賜りありがとうございました。
気がつけば当院も17年目。
娘から、「お母さんはずっと土曜日も仕事しているよね。よく同じことを35年間も続くね。(35年ではありません!開院時35歳の間違いです)」と言われました。
「平日お仕事している人は、土曜日しか来られないでしょう?」
平日働く女性にとって、土曜日の診療は欠かせません
土曜日に働くお母さんだっているのです。
それなのに、子供の学校行事は土曜日に行われることが多く、「世の中の親は土曜休み」という前提で予定が組まれていました。
4月に配布される年間行事予定表を確認しながら、外せない学校行事の時は休診にして、何とかやり繰りしてきました。
土日に休む人がいれば、その人たちの余暇を支える土日に働くサービス業の人たちもたくさんいると思うのですが、なぜ学校行事は土曜日にやるのでしょうか??
本当の意味での「仕事のやりがい」とは、「困っている他者を助けること」だと思います。
スキルアップして仕事の出来る自分になりたいとか、お金を稼ぎたいというのは表面的な動機に過ぎません。
仕事で得られる真の喜びや充実感というものは、「困っている人を助けている」という実感あり、その結果として対価を頂いています。
スキルアップして仕事ができるようになれば、もっとたくさんの人に対して高品質なサービスを提供することができるようになります。
結果として自信がつき、より満足度の高い人生になると考えます。
子育てが一段落したので、仕事を再開したいという40代ママさんたちのお話。
フルタイムで働くと、扶養控除から外れるとか、社宅を出なければならないという事情から、本当はフルタイムで働きたいのにパートタイムで調整しているとのこと。
この制度、心から止めて欲しいと願います
仕事をするモチベーションは、単なるお金の損得勘定ではないはずです。
自立したい。人の役に立ちたい。社会貢献したい。家族以外の人たちとも関わりを持ちたい。このような目には見えない心の充足感を求めているのではないでしょうか。
それなのに、分かりやすい数字マジックによって、とても大切な労働意欲を削いでしまうとは、ナント残念なことでしょう
働いたら損、みたいな風潮、止めませんか
働きたい人がどんどん得して、活躍できるような制度設計はないものでしょうか。
当院では、小学生の子供がいるママさんが2人、フルタイムで働いています。
子育てと仕事の両立は大変だと思いますが、お金に執着している様子も見せず、扶養範囲などとセコイことを言わずに、本当に気持ちよく働いてくれます。
もはやフルタイムとかパートとか関係なく、自分の持てる力を惜しみなく患者様に注いでくれます。
私は彼女たちをとてもリスペクトしているし、もっと働きやすい環境を作らなくては!と気が引き締まる思いです。
また、若いスタッフはクリニックをより良くするために、毎日全力で取り組む姿はもはや感動のレベルです。
その姿勢は患者様に伝わっていると確信しています。
自信を持って、自立して働く女性を心から応援しています
・・・と、今年最後のブログを書きながら『SASUKE40周年記念大会』を見ています。
子供のころからマッチョ好きな私としては、興奮を抑えきれません
洗練された身体能力が美しすぎます。
カッコよすぎます
我が家の愛犬ムニエルは食べることが大好き
食事の時間になると、私のふくらはぎに体当たりしながら、「早く頂戴よ」と催促します。
「食べる?」という言葉には、耳を動かしながら興奮する有様。
この食欲がムニエルの元気のバロメーターです。
食欲がない時は本当に心配
食べっぷりの良い姿は健康そのもの。(時々人間様の食事も盗み食いしています)
人の元気や健康状態は、肌や髪にも表れます。
肌や髪は、その人の生活習慣を反映しているなぁと感じています。
診療中に、美容医療はもちろん家庭用美容機器やサプリメント、化粧品の効果についてよく質問されますが、何かプラスαの消費をする前に“生活習慣”の見直しが最優先だと思っています
健康でいるには、①運動 ②食事 ③睡眠 この3つに気を遣うことです。当たり前過ぎることなのですが、この当たり前が当たり前にできる人は、そんなに多くありません。
①運動:
厚生労働省調査によると、運動習慣のある人の割合は、男性で33.4%、女性で25.1%だそうです。当院に通っている50歳以上の美しい人たちに、彼女らの生活習慣について尋ねてみると、共通していることは『運動』が生活習慣になっていることでしょうか。ジムへ行ったりゴルフしたり散歩することが日常生活に組み込まれているのです。ですから、運動を苦痛に感じている様子はありませんし、積極的に家事もしますし、よくカラダを動かしている様子です。皆さんお元気だな~と感心するくらい、アクティビティ高めです。運動は認知症予防にも効果的ですので、若いうちから生活習慣にしてしまいたいものですね。
②食事:
神経質になる必要はありませんが、添加物の少ない食材を買って、家で調理してバランスよく食べること。調味料にも気を配りたいです。お酒や甘いモノは控えめに。そして腹八分目を心掛けること。(先日、知人と会食した際、残したら失礼だと思い、満腹を飛び越え120%くらい食べてしまったら、帰り道に気持ち悪くなってしまうという失敗を経験しました)
③睡眠:
眠れていれば大丈夫!とよく言いますが、その通りだと思います。心配事や悩み事があると、夜中に覚醒してしまい、そこから悶々と考えてしまって朝まで眠れずなんてことも。年末は忙しいので、体調を崩すまいと、睡眠時間の確保を最優先するようになりました。疲れて限界を感じたら、全て諦めて眠るよう努めています。若い頃は睡眠時間を削ってやりたいことを優先したものですが、もう出来ません(チ~ン)
肌質の良い人は、持って生まれた遺伝子ということもありますが、上記3つの身体に良い生活習慣が自ずと身についているように感じています。
高齢になってから生活習慣を変えるのは大変ですので、40~50代からスタートしたいですね。
肌断食もそうです。長年のスキンケア習慣を60歳過ぎてから変えるのは、心理的に容易ではありません。お化粧品を減らして健康的なお肌を目指したいのであれば若い時にスタートしましょう
美肌は1日にしてならず。一発逆転の美容医療なんてありません。
久し振りのご来光です
熱海付近からの日の出です。
大自然に触れると、心に酸味を感じます。高校時代に1年間オレゴン州で暮らした経験があり、360度自然に囲まれた(建物がない!)甘酸っぱい感覚が蘇ります。
毎日自然の中で暮らしている人々にとっては日常の風景でしょうが、コンクリートジャングル東京で暮らす私たちは、時間とお金をかけて自然を求めに出かけます。旅先ではいろんな人が暮らしており、様々な人生があります。その時間の流れを思うと、自分の生きている箱(社会)がいかに小さいかと気づかされ、もっともっと広い視野で生きていたい、、、などと断線しかかっているにも関わらず混線している脳内配線が整理されるような感覚になります。
12月中旬にもなると、目黒川沿いの樹々も落葉が進み、風に舞う落ち葉は人生の終盤に差し掛かった年老いた親を連想させます。
一方、「花金だぁ!」と朝帰りする若者や、ベビーカーに座るお肌ぴかぴかの赤ちゃんには、これからの無限の可能性と輝かしい未来が重なります。
私たちは太古の昔から、命のリレーをしてきたのではないでしょうか。
老いから若きへバトンタッチが脈々と続けられたからこそ、今の私たちが存在します。
現代は寿命が延びたので、400mリレーというより駅伝でしょうか。
しかも、建物、車、電車、信号、人混み、スマホなど障害物が多くて、走るのも容易ではありません
減速するか(仕事を減らす)障害物を減らすか(社会の仕組みをシンプルにする)しないと、息切れして脱落しちゃいそうです。
自分自身の駅伝区間も後半戦に突入したので、次世代にバトンを渡すまでは省エネで走り続けようと思います。
なるべく平坦な道を探し、時にはちょっと坂道を駆け抜けることもありますが、時々休憩をしながら走り続けます。
「生活レベルを落とすことはなかな難しい」とよく言いますが、私には「仕事を減らすことはもっと難しい」と言う方がしっくりきます。仕事を通して自分の存在意義を確認してきた習性が抜けません。仕事が出来ない自分に価値はない、と思い込む節があります。そんな大した仕事はしていませんが、職業人としての人生を全うしながら、リレーを繋いでいこうと思います。
じゃじゃーん!
いよいよ始まりました。年末恒例仮装イベントです。
今年は『シロカネ帝国列伝~愛と人情のハレム~』でございます。
2年間細々と熱中した、『オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~』のパロディです。
何のこっちゃい、と言われそうですが、院内ではプチオスマン体験をして頂けると確信しておりますので、乞うご期待。
皆様、オスマン帝国をご存知ですか?
1299年~1922年まで600年以上も続いた大帝国です。
地図をよく見ると、現在のカタールもオスマン帝国に含まれているようですね。このタイミングでのワールドカップは偶然にもシンクロしてびっくりです。(昨夜はクロアチアに負けてしまって悔しかったです)
ドラマは第10代スルタン・スレイマンの時代(1520年~1566年)を描いたトルコの作品です。
世界80か国で放映され、8億人が視聴したという大ヒットドラマ。
史実に基づいたフィクションですから、いろいろ脚色されていると思いますが、日本から遠い国の歴史と異文化を知ることができます。弱肉強食、男尊女卑にはうんざりしますが、男女の愛の駆け引きは勉強になりますよ。私は今さら遅いのですが
振り返れば私の“推し活”そのものでした。
オスマン帝国サントラを聴くと、今でも胸がキュンとします。
振り返れば、年末仮装イベントも今年で10回目を迎えました。
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2013年 クリスマス風スクラブ(手術着)
2014年 1970年代ディスコ(ディスコ風なスパンコールスカートとブラウス、バンダナ)
2015年 Universal Love(オリジナルTシャツ)
2016年 Warm spirits(温かいニットワンピース)
2017年 SAL(SHIROGANE AIRLINES)
2018年 平成ファイナルライブ(オリジナルゴールドジャケット)
2019年 素肌組(新選組のパロディ)
2020年 白金オリンピック(オリジナル赤ジャケット)
2021年 宮廷音楽会(モーッツァルト風衣装)
2022年 シロカネ帝国~愛と人情のハレム~
毎回文化祭のようで、私自身が一番張り切って取り組んだのではないでしょうか。
子供の頃から、イベントをゼロから考えるのが大好きだったので、仕事に活かすことができたと思います。
時代の流れと心境の変化に伴い、このイベントもここらが潮時かと思うようになりました。
よって、今年で最後のイベントにしようと思います。
今年の衣装は(自分で言いうのも何ですが)完成度が高く、スタッフがずらりと並ぶと、その美しさにくらくらするほどですよ
院内装飾の小物もトルコにこだわりましたので、細部にわたってお楽しみいただければ幸いです。
おっと、もちろん治療もしっかりやりますのでご安心下さい