院長ブログ

激動の1週間

先週のブログには、社会の気になることをたらたらと書き綴ったのだが、とうとう元首相が銃撃されるという大惨事が起きてしまった。

とてもショックで悲しい出来事だった。

長きにわたり我が国の総理大臣として活躍して下さった人が、あのような些末なテロとも言えないような行為で命を奪われたことは、国家の防衛体制を疑わざるを得ない。

日本は自分たちの力で日本を守り切れるのだろうか。

今回の事件を教訓に、我々は自国の防衛について真剣に考え行動しなければ、国家の存続にかかわる事態に発展し兼ねないと思う。

最近やけに元寇を連想してしまうのは偶然ではないだろう。

九州に上陸しようと攻めて来るモンゴル勢を相手に、鎌倉時代の武士たちが応戦している絵が残っている。

平和ボケはこの辺で終わりにしよう。

そして参院選。

予想通り自民の圧勝であった。

投票率は52.16%と前回より上回ったものの、2人に1人が棄権しているという事実はちょっと悲しい。

日本人であることを誇りに思えるような国にしたい。

日本はダメだダメだと言わずに、長所を伸ばして行けば良いのだ。

勤勉で誠実、きれい好きで優しい日本人。

「日本をこんな国にしたい。そのために私なら○○のようなことをやってみたい」というような会話がごく普通に出てくる環境にしたい。

誰かが何とかしてくれるというような依存心は捨てて、一人ひとりが自分の得意なことで勝負するぞというような気概。

そんな不穏な時期でしたが、スタッフが私の誕生祝を企画してくれました。

皆との楽しいひと時が、どれだけ気分転換になったことでしょうか

心優しいスタッフに囲まれ、幸せ者の院長であります。

みんな、ありがとう。

社会は気になることで満ち溢れている

先週は猛暑日の連続で、体力がかなり消耗したように感じている。

しかし人間のホメオスタシスはすごいもので、あのような酷暑の夜でも、エアコンなしで眠れるようになった自分自身の順応性には驚くばかりだ。

暑さから連想するのは電力不足というエネルギー問題。原発はどうするのか。再生エネルギーはどのように利用されるのか。

車は電気自動車になるんだろうな。

でも、本当に電気自動車ってエコなんだろうか?

電池に利用するリチウムなどのレアメタルは天然資源だけれど、限りあるもではないのかしら。

それらを採掘するためには、さらなる環境破壊を引き起こすらしい。

電気自動車と言えばテスラを思い出すが、あの会社が今後の不況を見越して人員削減するというニュースを見た。

自動車そのものの在り方を考える必要がありそうだ。

CO2削減しないと温暖化は止まらないのに、真剣さが足りない気がする。もっと節電意識を高めないと。

ウクライナの戦争で地球を滅茶苦茶に破壊しているけれど、何て馬鹿なことをしているのだろうかと呆れてしまう。

人間である限り、不条理で暴力的な感情は、どうにも統御できないことを、我々は、世界は黙認していいのだろうか。

あの破壊エネルギーを、もっと生産性の良いことに、人類の幸福のために使えないものだろうか。

戦争が拍車をかけて、物価高騰を加速させている。

物価の割には、賃金は上がらないと不満が募る。

一方、港区ではびっくりするような高級車に乗っている若者をちらほら見かける。

分譲マンションは庶民には手の出せない高価格帯だ。

45平米の1LDKで1億弱というのだから、よほど稼ぎの良い人が購入するのか。それとも投資物件か。

東京も外国の都市のように、普通の人たちが暮らせない街になってしまうのだろうか。嫌だなぁ。

都心のいい場所を外国人に占拠されるのは、いい気分がしない。

もっと日本を良くしたいな。

ああそうだ、今週末参議院選挙がある。政見放送見ないと。

いやいや、読みたい本もたくさんあるし。

聖徳太子と万葉集はずっと気になって、もっと深堀していきたい。

美容医療の勉強もしなくては。

 

気になることがたくさんあり過ぎて、まとまりのない文章になってしまった。

まだまだ知りたいことはたくさんあるので、日々少しずつでも学んでいきたい。

知的好奇心を満たすことこそ、私にとって至福の喜びであり、モチベーションアップに繋がるのである。

 

ワキ汗による経済損失

6月にして梅雨明け、猛暑到来です。

「最高気温は35℃です」という天気予報を耳にすると、

あ~、患者さんたちはこの暑さの中でのご来院は大変だろうな、と心配になってしまいます。

「お暑い中お越しいただいて、お身体は大丈夫ですか?」と尋ねると、

「ここ(当院)に来るのが楽しみで、暑さなんて吹っ飛びますよ」なんて言われると、私まで暑さを味方に付けられそうな気がします。

 

気温上昇と比例するかのように増える「汗」

4月から7月頃まで集中して増える治療が『エチケットボトックス』です。

ワキ汗を抑える注射治療です。

当院で治療を受ける方のほとんどは「ワキがサラサラになって感動です」と喜んで下さいます。

そして毎年1回リピートする治療です。

緊張により一時的にどっと汗をかく精神性発汗の方は、年に2回治療を受けます。

 

ワキ汗による経済損失は1日3,120億円だとか。

日経新聞の1面を使った大々的な広告が目に留まりました。(科研製薬株式会社)

20人に1人が原発性腋窩多汗症(他の病気や障害がなくワキにたくさん汗をかくこと)に悩まされているとのこと。

ワキ汗が気になって、仕事のパフォーマンスが30%低下するとの研究データもあるとか。

衣服が汗によって変色したり、においが気になったり、人目が気になったり・・・

そのような悩みは、ボトックス注射により劇的に改善されます。

副作用もほとんどありませんが、たまに「ワキ以外のところ(前胸部や首、背中)からの汗が増えたような気がします」と仰る方がいます。

 

猛暑を乗り切る1つの手段として、エチケットボトックスを紹介しました。

ワキ汗が気になる方は、お気軽にスタッフまでお声がけ下さいませ。

 

 

 

爪のケア

先月から歩行時に足の指に痛みを感じるようになり、巻き爪?タコ?外反母趾?と悩みながら「ネイルケア」というものを受けました。

近所でフットケアが出来るところをネット検索して訪問。

痛みの経緯を相談したところ、まずはネイルケアをしてみましょうとのこと。

写真のように、爪と皮膚の間の汚れを取り、余分な角質を除去するなど、隅々までケアしていただきました

※お見苦しい写真でスミマセン

こんなに汚れ(垢)が溜まっているのなら、お手入れして清潔を保たないと足の具合も悪くなるってものです。

特に足先などは血流が乏しいので、新陳代謝は激落ちくんなのだろうと容易に想像できます。

キレイにお掃除してもらい、最後にやすりで磨いてもらったら、ピカピカの健康爪に生まれ変わりました痛みも解消

医師という職業柄、マニキュアは塗らず、爪はいつも清潔にカットしているので、ネイルサロンの必要性を感じることもなく何十年も生きてきました。

というよりも、ネイルケアに時間を割く余裕がなかった(そこに価値を感じなかった)というのが本音です。

特に不都合もなかったので、何もケアせず過ごしてきましたが、今となってはお手入れ不足だったと反省

 

自分の足が気になってから、当院に通っている50~60代の患者さんたちの足の爪を観察してみたところ、何とキレイなことでしょう

単にネイルアートということではなく、爪の形がキレイ。

お顔のお手入れのみならず、足の先までお手入れに余念がありません。

美意識が高いんですよ、本当に。

 

50歳過ぎてから、皮膚の弾力が低下し、シワは増えるし、たるみでプニョプニョしているし、乾燥してパサパサになったり、自分の身体を見て『汚い!』って感じる瞬間が増えました

セルフケアでも人の手を借りたケアでも構いませんが、定期的にお手入れしている肌とそうでない肌は雲泥の差ができることを、自分のネイルケアを通して痛感。

クリニックの美肌治療は人気があって当然だと思います。

お顔の皮膚はキレイに整えたいですよね。

美肌治療は皮膚を健康に維持することが目的。

お化粧品では叶えられない健康肌を手に入れることができます

 

キレイな人はちゃんとお手入れしています

私も頑張ろう

 

 

 

 

 

どんな手土産が喜ばれるか?

地方の大学に進学した息子が、手土産に『鯖寿司』を買ってきてくれました。

鯖寿司、私の大好物なのです。

出先で鯖寿司を見つけると、買わずにはいられなくなり、しょっちゅう購入しています。

ちょうど、患者様から美味しそうな日本酒を頂きましたので、鯖寿司×日本酒を楽しみました

あ~幸せ

 

鯖寿司と日本酒で、何故ここまで幸福感が高まるのでしょうか?

何が私の琴線に触れたのか考えてみます。

【鯖寿司】

1.我が子が、手土産を買えるような大人に成長してくれたことが嬉しい。

2.鯖寿司が母親の好物であると認識していることが嬉しい。

3.少しの時間でも母親を思い出してくれたことが嬉しい。

【日本酒】

1.私が日本酒好きなことを知っていて下さることが嬉しい。

2.重たいのに、わざわざクリニックまで持ってきてくださる行為自体が恐縮だが嬉しい。

3.クリニックの事を思い出して下さることが嬉しい。

 

喜ばれる手土産(贈り物)のポイントは、

モノそのものよりも、相手を大切に思う気持ちや行為が心に響いてこそ、感動が生まれるのだと思うのです。

 

私は贈り物をするのが大の苦手

何かプレゼントしたいという気持ちはいつもあるのに、買い物が得意ではないからダメなのでしょうか。

考え過ぎて、「こんなもの貰っても迷惑かな、、、」と考え込むと、何も買えなくなってしまいます

買うこと自体を義務のように感じてしまうと、本当に何も買えなくなるので、そういう時は開き直って諦めることにしました。

気に入ったものを見つけたら買うようにしています。

手土産をスマートに渡せる友人が本当に羨ましい

これも才能なのでしょうか??

上手な手土産の買い方をご存じの方がいらっしゃいましたら、是非私に伝授して下さいませ。

 

いや、そんなに手土産にこだわる必要がないのかもしれません。

相手を思う気持ちが伝わればいいのですから。

その手段の一つとして『手土産』があるので、他の方法でも構いません。

感謝の手紙や言葉だっていいはずです。

方法は人それぞれ得意なことで表現したいですね。

 

大切な人を思いやり、礼を尽くしたいと考えた『鯖寿司』でした。