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カフェインの影響について

すっかり秋らしくなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

わたくしは最近、肌寒い朝に温かいコーヒーを飲むことにハマっています。

以前は苦手でしたが、ここ数年間で少しずつ飲めるようになり、2~3日に1回はコーヒーを飲むようになりました。

 

カフェインは、神経を鎮静させる作用を持つアデノシンという物質と化学構造が似ており、ヒトの体内においてアデノシンが作用を発揮するために結合しなければならない場所(受容体)に結合します。その結果、アデノシンが受容体に結合できなくなることでその働きが阻害され、神経を興奮させます。

コーヒー豆やカカオ豆、茶葉などに天然に含まれており、抽出されたカフェインは苦味料等の用途で食品添加物として登録されており、清涼飲料水などに人工的に添加される場合もあります。
さらに、風邪薬や眠気防止薬、酔い止め薬等の市販の医薬品にも含まれていることがあります。

 

〇カフェインの適切な量

カフェインは、適切な量であれば眠気を解消したり、集中力を上げたりするのに役立ちますが、過剰に摂取すると、動悸(心拍数の増加)、下痢、吐き気などの身体症状や興奮、不安、イライラするなどの精神症状、そして不眠症状をもたらすことがあります。

 

日本では明確な基準や具体的な摂取量の目安は示していませんが、海外の情報に基づき農林水産省のほか、内閣府食品安全委員会で情報発信をしています。

海外での基準にはなりますが、健康な成人ならコーヒーは一日2,3杯までが健康に悪くない摂取量と考えられます。

 

〇コーヒーと美肌!?

コーヒーには「クロロゲン酸」という成分が含まれています。

クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、主にコーヒー豆やじゃがいも等に含まれる成分です。抗酸化作用や、脂肪の蓄積を抑える効果などが知られており、糖尿病や肥満の予防のためのサプリメントなどにも利用されているようです。

ポリフェノールといえば、赤ワインのアントシアニンや緑茶のカテキンが有名ですが、抗酸化作用により老化の原因の一つといわれている活性酸素の発生と働きを抑制します。

クロロゲン酸が含まれる主な食品に、コーヒー豆、さつまいも、じゃがいも、りんご、ごぼうなどがあります。

 

 

カフェインの過剰摂取は肌だけでなく体への悪影響が考えられますが、適切な量であれば眠気を解消したり、集中力を上げたりするのに役立ちます。

カフェイン含有飲料・食品はあくまでも嗜好品ですので、楽しんで上手に付き合っていきたいと思います。

 

 

ファンデーションに頼らない素肌づくり

白金ビューティフルエイジングクリニック

ブラックコーヒーは苦手なのでラテ派のYUKIKOでした。