1月も気がつけば終わりに近づき、早々に時間の流れの速さを感じております。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
クリニックでは、年始に皆で大掃除をしました。
片付けをすると頭の中も整理整頓され、とても清々しい気持ちになります
私は肌断食を始めて約10ヶ月が経ちます。
しっかりと皮脂が出る混合肌の私ですが、毎年1月になると肌の乾燥が気になっていました。ですが今年は乾燥が気になりません。
厳密に言うと、夏と比べると肌が乾きやすいと感じますが、とはいえ何か保湿剤を塗らないと乾燥が酷いということがありません。
冬に肌が乾燥しやすい原因は、空気の乾燥の他に、洗顔時の水温にもあると感じています。
通常、洗顔時の水温は35度以下を推奨していますが、冬は寒いので夏よりもシャワーの温度が無意識に高くなります。
髪をお湯で洗い流す際に顔にも流れてきたり、そのままの流れでついつい顔を洗ってしまう時がありませんか。
そうすると私の場合、シャワー後に肌がカサカサし、鏡でよく見ると粉が吹いたような状態になっていることがあります。
肌のうるおいは、3つの「保湿因子」によって保たれています。
1つ目は「皮脂膜」: 肌表面を覆いながら保護しています。
2つ目は「天然保湿因子」: 角層細胞の中にあり、その半分はアミノ酸で構成されていて、角層の中で水分を保持する役割があります。
3つ目は「細胞間脂質」: 肌のうるおいを保つ最も重要なカギといえる、角層細胞の間にある脂質のことで、「セラミド」を中心とした脂質が水分を挟み込んで何層にも重なっています。
角層のうるおいの80%以上はこの「細胞間脂質」が守ってくれています。
角層は、肌表面のわずか0.02mmの薄さです。その薄い角層が絶妙なバランスで皮膚のうるおいを保ち守ってくれています。
洗顔時の水温が高くなると、皮脂をとりすぎてしまい、皮膚のバリア機能が低下しやすくなります。
普段お化粧品や石鹸、クレンジング剤を使用しないのに冬は肌が乾燥する、という方は、洗顔時の水温を見直してみると良いかもしれません。
ファンデーションに頼らない素肌作り
白金ビューティフルエイジングクリニック
院長に「肌が綺麗になりましたね」と言われ嬉しいKeinaでした。