先日、「第110回美容形成外科学会」に参加させていただきました。
2日間に渡り様々なクリニックの先生方のセミナーやシンポジウムが行われたのですが、私は7つのセミナー・シンポジウムに参加することができました。
ヒアルロン酸やスレッド治療の様子を生中継で発表されていたり、実際の手術映像や医療機器治療の術前・術後の状態を比較したものを解説されていたり、さらにそれに対して質問や討論をする機会も設けられており、普段なかなか聴くことのできない貴重なお話を聴くことができ、大変勉強になりました。
1日参加して印象深かったことは、先生によって、好きな治療や得意な治療が異なり、考え方も同一ではないということ。治療の提案の仕方や進め方、さらにスキンケアまで指導されるかどうか、またその指導内容もクリニック・先生によって違いがあるということが、大変興味深かったです。
「美しい」と思う基準や好みは人それぞれかと思います。
美容外科に限らずですが、自分に合った先生・クリニックを見つけることが大事だと感じました。
最後は高須クリニック高須院長の「再生プロジェクト」の講演を聴きました。
高須院長が55才の時にご自身を素材にした若返りプロジェクトを行い、第3回国際美容外科学会で発表されたとのことで、それから22年経った今、癌になられ肉体も容貌も急激に衰えたことにより、今回は癌制圧プロジェクトと若返りプロジェクトを同時に行われ、その成果を今回の学会のフロアーで披露されるという、大変興味深い講演でした。
ご自身が実際に受けてきた数々の手術映像と一緒にお話しをしてくださいました。
美容外科への情熱、そして並々ならぬ行動力に驚いたとともに、一緒のお時間を共有させていただいたことを大変光栄に思いました。
今回学会に参加させていただいたことで、患者様が安心して心地よくクリニックで過ごして頂けるよう、エステティシャンとして出来ることを精一杯努めていきたいと改めて思いました。
ファンデーションに頼らない素肌づくり
白金ビューティフルエイジングクリニック
日比谷音楽祭で大好きなピアニストの生演奏が聴けて、耳が幸せなKeinaでした
梅雨時期になりました。新緑の時期を過ぎ、青々と大きく育つ緑を見ると癒されます。この時期は苦手ですが、雨の日の木々のにおいはより深い深呼吸ができるようでとても好きです。
6月は夏に向けて気温が上がる季節でもあり、じとっとした汗が気になる時期です。
湿度が高いために体から出た汗が皮膚の上で乾きにくく、皮膚トラブルが起こりやすい傾向にあります。以前の私は梅雨の時期になると自分の汗が刺激になり肌のかゆみが増えて炎症を繰り返していたように思います。
そんな私ですがここ何年かは安定した状態を保つことができるようになりました。日頃気をつけているポイントをお伝えしたいと思います。
まず汗について、汗は無色透明の99~99.5%が水分です。残りは塩化ナトリウムや尿素、乳酸、クレアチン、アミノ酸などの成分が含まれています。汗自体に、においや色はありません。ですが、汗が長く皮膚の上に残っていると、皮膚の細菌が汗で分解されてにおいが発生することがあります。汗をかいた箇所の風通しがよければ問題ないですが、靴の中等のむれやすい箇所はにおいが気になりやすい傾向にあるようです。
また、汗をかいたら皮膚表面のpH値が変化します。普通4.5~5.5の間(酸性)ですが、発汗してくるとpH値は7近くになり、アルカリ性側に傾きます。そうなることで皮膚表面の細菌の発育や増殖をおさえている働きが弱くなるために、ニキビなどの肌荒れが増えやすい傾向にあるようです。
上記のことから、汗は長く肌の上にとどまることでにおいや肌荒れの原因となることが分かっています。
これから出来る汗のケア
①汗をかいたらなるべく早く水で流すこと。
当院スタッフは全員ファンデーション等の化粧品を使っていないので日中に化粧を気にすることなく顔をバシャバシャと洗い流しています。気になる汗が流れて気持ちが良いですし、肌を清潔に保つことができます。洗えない場合には、濡らしたタオルで拭くこともおすすめです。
②肌に直接触れるものは綿100%もしくはシルクがおすすめ
綿は肌触りが良く、汗の吸収も良い素材です。直接肌に触れるインナーやリネン類だけでも素材から選ぶことで快適さがアップするかもしれません。
③脇の汗が多い場合にはエチケットボトックス
ひと夏さらさら快適に過ごすことができます。汗が多く気になる方にはおすすめです。
他にも外出先でしっかり汗をかいた時には、帰宅後1番先にシャワーを浴びるようにしています。寝汗をかいた時の朝のシャワーも気持ちが良いです。
お肌のトラブルが起こる時には、原因があることが多いです。疲れや忙しさもよく言われる理由ですが、ちょっとしたポイントを心がけることで肌状態がより良くなることは良くある気がします。今年は汗の刺激を減らすことを心がけてみませんか。
ファンデーションに頼らない素肌作り
白金ビューティフルエイジングクリニックの
岩盤浴やサウナで気持ちの良い汗が出ることに憧れるAkemiでした。
今回は、診察室で使われる『メグザメーター』についてご紹介していきます。いきなりカタカナの名前を言われてもピンとこないかと思いますが、ペンのような機器を顔にあてて肌を診断します。初診では必ず、その後は必要に応じて、患者様の肌診断に使われます。一体これで何がわかるのでしょうか?
それは、肌のメラニンとヘモグロビンの量です。これらは肌色を構成する主要な色素成分です。特に、メラニン色素は肌や髪の色に大きく関わります。メラニンが多い順に髪の色は黒→金→白髪となりますし、肌の色も黒→黄→白となります。
メラニンというと悪者のようなイメージを持たれがちです。しかし、本来は紫外線によるダメージを防いでくれるものなのです。具体的には、紫外線を受けた後の肌内部で、メラノサイトがメラニン色素を作り出し、それがDNAに覆いかぶさるように密集します。こうすることで、紫外線から皮膚細胞を守ります。
民族によって肌の色が違う理由もメラニン量にあります。アフリカなどの紫外線の強い地域では肌を紫外線から守らなければならない為、メラニンを多くもった黒い肌で生まれます。一方、ヨーロッパなどは日差しが弱いため、黒い肌では紫外線を受けて作られるビタミンDを十分な量合成することが出来ません。ですから、そうした地域では白い肌が生存に適します。
話はそれましたが、以上のことを踏まえるとメラニン量と肌の色に関係があると分かります。アジア人の肌はちょうど黒人と白人の中間の量ということになりますね。ちなみに、当院にいらっしゃる患者様のメラニン量の平均はおよそ130でした。数値が低ければ低いほど、色素が薄いです。色白の方ですと、数値が100を下回ることもあります。ただ、人それぞれ肌の色が違うように数値もそれぞれです。高いから悪い、低いから良いわけではありません。肌全体の数値が同じくらいで、色むらがないことが重要です。
次にヘモグロビンについてです。これは、血液の色の元になっている色素です。ヘモグロビンの変化は血液量の変化や血管の収縮によって起こります。そして、この血液や血管の動きは心理的、生理的、物理的要因が複合的にからまりあった結果です。例えば、化粧品等で擦りすぎている場合に赤みが生じます。また、二日酔いによる顔色の悪さは、アルコールが血管を開く働きをして、肌色に影響を与えます。
長々とお話してきましたが、当院が勧める肌ルネ肌ルネを実践していただくことで、余分な刺激が緩和され健康的な肌を取り戻すことが出来ます。また、より改善を実感していただくために、メラニン排出・赤み改善効果のあるレーザー治療を多数ご用意しております。肌のご相談も承っております。肌ルネはもちろん、レーザーの力を借りた、さらに満足のいく素肌づくりを目指しておりますので、ご検討下さいませ。
ファンデーションに頼らない素肌づくり
白金ビューティフルエイジングクリニック
今年の夏は海に行ってサーフィンをしたいKarenでした。
現在予約の取りにくい状況が続いておりまして、皆様には大変ご迷惑をお掛けしております。
季節柄、人に会う機会も増えお肌のお手入れをしたいと多くの方がいらっしゃいます。
当院でも人気のリフトアップメニュ―がいくつかございますが、今回はその中から「ヒアルロン酸」についてお話をさせて頂きます。
〇ヒアルロン酸とは?
ヒアルロン酸は人間の体内に元々存在するゼリー状の物質で、ムコ多糖類の一つです。
真皮には主成分のコラーゲンが網目状に存在しており、ゴムのように弾力性を持って肌の土台として支えています。その網目状の隙間を埋め尽くすように満たし、コラーゲンの弾力性を高めているのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸は非常に高い保水力があり、1gで6ℓもの水分を蓄える力があります。乾燥した空気の中でも水分を逃さないほど保湿性に優れた成分で、肌の潤いを保つために大切なものです。
〇たるみの原因
たるみの原因は加齢や紫外線など様々な要因が指摘されています。
特に40代以降では女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少し始める時期でもあり、たるみが進行する原因のひとつと考えられます。
女性ホルモンの減少は、肌の弾力を保つコラーゲン繊維やエラスチン線維の変性による機能低下、皮脂分泌減少による肌の乾燥などを招き、シワやたるみを進行させます。
また、エストロゲンの分泌が減少することで骨密度が低下し、骨委縮するといわれています。
たるみは肌の組織の機能低下だけでなく、肌の組織の下にある脂肪の下垂や、筋肉の衰えも関係しています。骨はすべての組織の基礎となる部分。土台が萎縮すれば、必然的に上に乗っている肌はたるんできます。
その減ってしまった土台の補強にヒアルロン酸注入をすることでお顔をリフトアップすることができます。
〇麻子先生のヒアルロン酸注入
皮膚の状態や組織(骨格・筋肉・脂肪)の厚みは人それぞれ異なるため、注入ポイントやヒアルロン酸の種類をその方にベストなものを選択します。
【注入ポイント】
ステップ①上顔面から引き上げる
頬、こめかみにヒアルロン酸を注入することで目元がパッチリするだけでなく、上部が引っ張られることでほうれい線も浅くなります。
ステップ②ボリュームが減っている箇所にダイレクトに注入
ほうれい線、マリオネットライン、頬のコケ、下顎などに直接注入します。
【肌にハリと潤いを!新発売のヒアルロン酸】
ステップ①②とは異なり、皮膚表面の浅い層に注入します。両頬40ヶ所程度細かく注入することで、ハリ、潤いのある肌へと導きます。
ヒアルロン酸注入は、治療直後に変化を感じることができるのでとても喜ばれる治療です。
麻子先生のヒアルロン酸注入は、丁寧な施術とナチュラルな仕上がりが評判ですが、
その方の症状を見極め、どのポイントに注入すればナチュラルかつ変化が出せるかを考え施術をしているため、やりすぎ治療で、「こんなはずではなかった… 」と残念な結果にならないよう時には治療をお断りすることも。
ご興味のある方、適応があるか知りたい方はぜひご相談ください。
詳しくはこちら
https://www.s-bac.com/treatment/hiaruronsan.php
ファンデーションに頼らない素肌づくり
白金ビューティフルエイジングクリニック
マスク生活が続き最近ほうれい線が気になるYUKIKOでした。
新緑が気持ちの良い季節になりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
当院では、Facebookを終了しましてこちらのスタッフブログをスタートする運びとなりました。
長い間、ご覧下さりありがとうございます。
今後はこちらのブログにてクリニック情報をお伝え致しますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
今季新しいスタッフが2名入りました。
院内には爽やかな風が吹いております。皆様にも気持ちの良い風を感じていただけましたらと存じます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
ファンデーションに頼らない素肌作り
白金ビューティフルエイジングクリニック
ボトックスの効果でつやつやのAkemiでした。