肌ルネプログラムHADARUNE Program

入門編DAY5

肌ルネは普遍的なスキンケア

40代以降のフルメイクはご法度

若い頃は、もっとキレイになって目立ちたいとか、異性に好かれたいという欲求から、お化粧が派手になるのは仕方がないことだと私は思っています。

ベースメイクをしっかりと塗ったり、アイラインやマスカラで目元を際立たせたり、チークやアイシャドーで色味を付けたり。これらはお肌を傷める行為には違いありませんが、傷んだお肌が自然に回復できる20代であれば、若い気持ちに寄り添ったお化粧やスキンケアも悪くないと思います。メイクのバランスがおかしな若い女性を見るとクスッと笑ってしまいますが、若さゆえに可愛いで済まされます。

しかし、肌の代謝が悪くなる40代以降もフルメイクを続けていると、日々のダメージが積み重なり、皮膚の回復が間に合わないこともしばしば。
たとえば、「洗顔後、お肌がつっぱるからすぐに化粧水を塗らないと!」と、化粧水やクリームに依存したお肌になっている人は注意が必要です。健康な素肌であれば、保湿剤を塗らなくても自然と潤いを保てるはずだからです。

私は40代以降の方には一日も早く肌ルネを始めることをおすすめしています。
肌ルネは特別なことではなく、皮膚の健康を考えると最適なスキンケアです。ご自分の保湿力を活かした、何も塗らないスキンケアが日常になれば、一生ファンデーションいらずの素肌を手に入れることができるでしょう。

ちなみに、お化粧の延長で美容医療を受ける若い女性が増えているようですが、これは注意が必要です。
不可逆的な美容医療を受けてしまうと、容貌が不自然になるばかりか、これから進行する老化変形とミスマッチを起こす可能性があるからです。刹那的な美容医療は、生涯心の傷を残す可能性があることをくれぐれも肝に銘じてください。